このガイドでは、「マネーフォワード クラウド請求書API v3」を利用する流れについてご説明します。
APIのご利用にあたっては、あらかじめ「マネーフォワード クラウド請求書APIについて」をご確認ください。
マネーフォワード クラウド請求書APIについて
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マネーフォワード クラウド請求書をご利用中のお客さま
目次
利用の流れ
この項では、「請求書の作成」を例にAPIの利用方法を説明します。
1.アプリケーションの作成
はじめに、マネーフォワード クラウドの「アプリポータル」でAPIを利用するアプリケーションを作成します。
- 「API連携(開発者向け)」画面で「APIの利用を開始する」ボタンをクリックします。
- マネーフォワード クラウドの「アプリポータル」に切り替わります。
画面の誘導に従ってアプリケーションを作成してください。
アプリケーションの作成方法については、「アプリポータル」のガイドをご参照ください。
連携用アプリを作成する - mfc/invoice/data.read 参照のみの権限 (GET)
- mfc/invoice/data.write 参照・更新両方の権限 (GET、POST、PUT、DELETE)
必要なものをご利用ください。
2.アクセストークンの発行
アクセストークンの発行は、マネーフォワード クラウドの「アプリポータル」で取得したアプリ情報を使用します。
詳細については、以下のスタートガイドをご参照ください。
マネーフォワード クラウド APIスタートガイド
2.請求書の作成
- 請求書を作成するために、PartnerのAPIを使用して取引先を作成します。
以下の例では、必須項目の取引先名のみを指定しています。curl -i -H "Authorization: Bearer [ACCESS_TOKEN]" -H "Content-Type: application/json" -d '{ "name" : "サンプル取引先" }' -X POST https://invoice.moneyforward.com/api/v3/partners
以下のようなレスポンスが表示されるので、[PARTNER_ID]にあたる値を控えてください。
HTTP/1.1 201 Created (略) {"id":"[PARTNER_ID]","code":null,"name":"サンプル取引先","name_kana":null,"name_suffix":"","memo":null,"created_at":"2015-10-23T00:00:00.000+09:00","updated_at":"2015-10-23T00:00:00.000+09:00","departments":[]}
※すでにAPIまたは画面から作成した取引先を利用する場合は、開発ドキュメントの取引先一覧取得APIをご利用ください。
- 次に、取引先の部署を作成するためにリクエストを行います。
curl -i -H "Authorization: Bearer [ACCESS_TOKEN]" -H "Content-Type: application/json" -d '{ "person_dept" : "サンプル部署" }' -X POST https://invoice.moneyforward.com/api/v3/partners/[PARTNER_ID]/departments
以下のようなレスポンスが表示されるので、[DEPARTMENT_ID]にあたる値を控えてください。
HTTP/1.1 201 Created (略) {"id":"[DEPARTMENT_ID]","zip":null,"tel":null,"prefecture":"東京都","address1":null,"address2":null,"person_dept":"サンプル部署","person_name":null,"person_title":null,"name":null,"email":null,"cc_emails":null,"created_at":"2015-10-23T00:00:00.000+09:00","updated_at":"2015-10-23T00:00:00.000+09:00"}
- 請求書を作成します。
請求書は、提供終了予定の形式(以下、旧形式)とインボイス制度に対応した新しい形式(以下、新形式)のどちらでも作成できます。
作成方法は「旧形式テンプレートを使用した請求書の作成手順」および「新形式テンプレートを使用した請求書の作成手順」をご確認ください。
そのため、「新形式テンプレート」への移行をご検討ください。
旧形式と新形式の違いや、旧形式を利用できる期間については、以下のガイドをご確認ください。
旧形式テンプレートと新形式テンプレートの違いを教えてください。
旧形式テンプレートはいつまで使用できますか?
旧形式テンプレートを使用した請求書の作成手順
旧形式テンプレートを使用した請求書を作成します。
以下のようなリクエストを行ってください。
curl -i -H "Authorization: BEARER [ACCESS_TOKEN]" -H "Content-Type: application/json" -d '{ "department_id" : "[DEPARTMENT_ID]" , "billing_date":"2022-12-23", "sales_date":"2022-12-23" }' -X POST https://invoice.moneyforward.com/api/v3/billings
これにより、以下のようなレスポンスが返ってきたら請求書の作成は成功です。
HTTP/1.1 201 Created (略) {"id":"[BILLING_ID]","pdf_url":"[PDF FILE]","operator_id":"[OPERATOR_ID]","partner_id":"[PARTNER_ID]","department_id":"[DEPARTMENT_ID]",・・・(略)}
新形式テンプレートを使用した請求書の作成手順
- 適格請求書発行事業者登録番号を設定します。
以下のようなリクエストを行ってください。curl -i -H "Authorization: BEARER [ACCESS_TOKEN]" -H "Content-Type: application/json" -d '{ "registration_code" : "[REGISTRATION_CODE]" }' -X PUT https://invoice.moneyforward.com/api/v3/office/registration_code
[REGISTRATION_CODE]は、適格請求書発行事業者登録番号(Tから始まる数字13桁の文字列)に置き換えます。
適格請求書発行事業者登録番号の設定は任意のため、番号の設定せずに新形式テンプレートを使用することもできます。 - 新形式テンプレートを使用した請求書を作成します。
以下のようなリクエストを行ってください。curl -i -H "Authorization: BEARER [ACCESS_TOKEN]" -H "Content-Type: application/json" -d '{ "department_id" : "[DEPARTMENT_ID]" , "billing_date":"2022-12-23", "sales_date":"2022-12-23" }' -X POST https://invoice.moneyforward.com/api/v3/invoice_template_billings
これにより、以下のようなレスポンスが返ってきたら請求書の作成は成功です。
請求書に品目を追加する場合は、BILLING_IDを控えてください。HTTP/1.1 201 Created (略) {"id":"[BILLING_ID]","pdf_url":"[PDF FILE]","operator_id":"[OPERATOR_ID]","partner_id":"[PARTNER_ID]","department_id":"[DEPARTMENT_ID]",・・・(略)}
- 請求書に品目を追加します。
以下のようなリクエストを行ってください。curl -i -H "Authorization: BEARER [ACCESS_TOKEN]" -H "Content-Type: application/json" -d '{ "item_id" : "[ITEM_ID]" , "delivery_date":"2022-12-23", "delivery_number":"20221223001a" }' -X POST https://invoice.moneyforward.com/api/v3/billings/[BILLING_ID]/items
これにより、以下のようなレスポンスが返ってきたら請求書への品目の追加は成功です。
HTTP/1.1 201 Created
インボイス制度に対応した請求書を作成する場合、「delivery_date:納品日」「delivery_number:納品書番号」の2つを一緒にリクエストしてください。
「納品日」、「納品書番号」が不要であれば、含めずにリクエストしてください。
以上で、請求書の作成が完了です。作成した請求書をダウンロードする場合は、請求書を作成した際に取得したレスポンスにある[PDF FILE]のURLを開いてください。
- APIによるすでに作成した請求書の取得
- 見積書の作成
詳しくは、開発ドキュメントをご覧ください。
API v1もしくはv2から切り替えを行う場合
API v1またはv2 (以降、旧バージョン)からAPI v3への切り替えを行う場合、以下の注意事項をご確認ください。
- API v3では、旧バージョンで作成したアプリケーションは利用できません。「APIの利用を開始する」ボタンをクリックし、「アプリポータル」で新たにアプリケーションを作成してください。
- 旧バージョンからv3への移行にあたり、APIに変更があります。詳細は開発ドキュメントをご確認ください。
なお、APIは随時更新します。
最新情報はマネーフォワード クラウド請求書のお知らせをご確認ください。
お問い合わせ
マネーフォワード クラウド請求書APIについては、以下のガイドをご確認ください。
マネーフォワード クラウド請求書APIについて
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※返信までは数営業日いただきます。
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