概要
このガイドでは、「移行」画面の操作方法をご案内します。
「移行」画面では、他社ソフトから出力した固定資産台帳のデータを移行できます。
対象ページ
設定>移行
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド固定資産を「システム管理者」または「経理担当者」権限でご利用中のお客さま
目次
固定資産台帳の移行
CSVファイルのインポートにより、固定資産台帳に移行資産を登録できます。
- 「1.テンプレートをダウンロード」の「形式」プルダウンから「固定資産台帳」を選択し、文字コードを選んで「ダウンロード」ボタンをクリックします。
- ダウンロードしたテンプレートファイルに異動を登録する固定資産の情報を入力し、編集したファイルを保存します。
各テンプレートの入力項目についてはこちらをご確認ください。 - 「2.インポート」の「形式」プルダウンから「固定資産台帳」を選択し、「ファイルを選択」をクリックしてファイルを選択するか、ファイルをドラッグ&ドロップします。
- 「インポート」ボタンをクリックします。
- 「CSVから登録」画面に表示されたインポートファイルの内容を確認し、画面右下の「登録」ボタンをクリックします。
- 「固定資産台帳」画面に「インポートされました」というメッセージが表示されたことを確認します。
固定資産台帳テンプレートの項目リスト
固定資産台帳テンプレートの項目については以下の表をご確認ください。
項目列 | 項目名 | 詳細説明 |
---|---|---|
A列 | 資産コード | 入力必須項目ですが、自動採番設定になっている場合は入力不要です。半角英数字で入力します。 |
B列 | 枝番 | 入力必須項目ですが、自動採番設定になっている場合は入力不要です。半角英数字で入力します。 |
C列 | 資産名 | 入力必須項目です。 |
D列 | 資産カナ名 | カタカナで入力します。 |
E列 | 取得日 | 入力必須項目です。「yyyy/mm/dd」の形式で入力します。 |
F列 | 事業供用開始日 | 「yyyy/mm/dd」の形式で入力します。 |
G列 | 移行日 | 入力必須項目です。システムの移行日を半角数字で入力します。(マネーフォワード クラウド固定資産内では、この移行月以降の償却計算が行われます) |
H列 | 取得価格 | 入力必須項目です。半角数字で入力します。 |
I列 | 税区分ID | 以下のいずれかの半角数字を入力します。 「99」=対象外 「100」=課税仕入5% 「101」=課税仕入8% 「187」=課税仕入10% 「115」=非課税仕入 |
J列 | 税区分 | 入力必須項目ですが、取得時の消費税入力をしない設定の場合は入力不要です。「マスタ」>「税区分」画面に表示されている正式名または略名での入力が可能です。 |
K列 | 税額 | 税額自動計算の設定をしている場合は入力不要です。入力する場合は、半角数字で入力します。 |
L列 | 取得方法区分 | 入力必須項目です。以下のいずれかの半角数字を入力します。 「1」=新品 「2」=中古 |
M列 | 取得方法区分名 | 「新品」や「中古」などを記載します。 |
N列 | 資産科目コード | 入力必須項目です。「マスタ」>「資産科目」画面で設定した資産科目コードを入力します。 |
O列 | 資産科目名 | 資産科目の名称を入力します。 |
P列 | 部門コード | 「マスタ」>「部門」画面で設定した部門コードを入力します。 |
Q列 | 部門名 | 部門の名称を入力します。 |
R列 | 設置場所コード | 入力必須項目です。「マスタ」>「設置場所」画面で設定した設置場所コードを入力します。 |
S列 | 設置場所名 | 設置場所の名称を入力します。 |
T列 | 数量 | 半角数字で入力します。 |
U列 | 単位 | 「マスタ」>「単位」画面で設定した単位名称を入力します。 |
V列 | 購入先名 | 資産の購入先名を入力します。 |
W列 | リンク | 参照情報のURL等を入力します。 |
X列 | 償却方法_1 | 入力必須項目です。資産の償却方法に応じて、以下のいずれかの半角数字を入力します。 「10」=旧定額法 「11」=定額法 「20」=旧定率法 「21」=定率法(250%) 「22」=定率法(200%) 「30」=均等償却(一括償却資産) 「40」=均等償却(繰延資産) 「50」=利用期間均等(月) 「60」=リース期間定額法 「80」=少額減価償却資産 「90」=非償却資産 「99」=対象外 ※「対象外」に設定した場合、減価償却費および取得価額が台帳に反映されません。 |
Y列 | 償却方法名_1 | 償却方法の名称を入力します。 |
Z列 | 耐用年数_1 | 償却方法が「旧定額法」「旧定率法」「定額法」「定率法(250%)」「定率法(200%)」のいずれかである場合は、入力必須項目です。半角数字で入力します。 |
AA列 | 耐用年数(償却計算用)_1 | 過去に償却方法を「旧定率法」から「旧定額法」、もしくは「定率法」から「定額法」に変更した資産である場合に設定できます。半角数字で入力します。 |
AB列 | 備忘価額_1 | 償却方法が「旧定額法」「定額法」「旧定率法」「定率法(250%)」「定率法(200%)」「均等償却(一括償却資産)」のいずれかである場合に設定できます。半角数字で入力します。 |
AC列 | 改定取得価額_1 | 償却方法が「定率法(250%)」「定率法(200%)」のいずれかの場合は、入力必須項目です。半角数字で入力します。 移行日以前の時点で、定率法の償却率により計算した償却額が償却保証額に満たなくなっている資産の場合、改定取得価額を入力します。 上記以外の資産の場合は、0を入力します。 |
AD列 | 定額法計算用取得価額_1 | 過去に償却方法を「旧定率法」から「旧定額法」、もしくは「定率法」から「定額法」に変更した資産である場合、定額法計算用取得価額を入力します。 上記以外の資産の場合は、0を入力します。 |
AE列 | 期首簿価_1 | 移行日の属する年度の期首簿価です。半角数字で入力します。 |
AF列 | 移行時の帳簿価額_1 | 移行日の前月末簿価です。半角数字で入力します。 |
AG列 | 減損累計額_1 | 移行日までの減損累計額です。半角数字で入力します。台帳を「会計」または「会計・税務」で利用している場合のみ入力可能です。 |
AH列 | 繰越超過額_1 | 移行日までの繰越超過額です。半角数字で入力します。台帳を「税務」または「会計・税務」で利用している場合のみ入力可能です。 |
AI列 | 償却済月数_1 | 事業供用開始月~現在月までの月数となります。 償却方法が「利用期間均等(月)」「リース期間定額法」のいずれかである場合は入力必須項目です。 償却方法が「旧定額法」「旧定率法」のいずれかであり、移行日以前に60ヶ月均等に切り替わっている場合は、均等償却の償却済み月数を半角数字で入力します。 ※旧定額・旧定率法において5年均等償却中の資産については、入力必須項目となります。 |
AJ列 | 総償却月数_1 | 事業供用開始月~償却終了月までの月数となります。 償却方法が、「利用期間均等(月)」「リース期間定額法」のいずれかである場合は入力必須項目です。半角数字で入力します。 |
AK列 | 残存価額_1 | 償却方法が、「利用期間均等(月)」「リース期間定額法」のいずれかである場合は入力必須項目です。半角数字で入力します。 |
AL列 | 償却方法_2 | 台帳2を使用する場合は入力必須項目です。内容は「償却方法_1」と同じです。 |
AM列 | 償却方法名_2 | 台帳2を使用する場合に任意で入力します。内容は「償却方法名_1」と同じです。 |
AN列 | 耐用年数_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「耐用年数_1」と同じです。 |
AO列 | 耐用年数(償却計算用)_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「耐用年数(償却計算用)_1」と同じです。 |
AP列 | 備忘価額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「備忘価額_1」と同じです。 |
AQ列 | 改定取得価額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「改定取得価額_1」と同じです。 |
AR列 | 定額法計算用取得価額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「定額法計算用取得価額_1」と同じです。 |
AS列 | 期首簿価_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「期首簿価_1」と同じです。 |
AT列 | 移行時の帳簿価額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「移行時の帳簿価額_1」と同じです。 |
AU列 | 減損累計額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「減損累計額_1」と同じです。 |
AV列 | 繰越超過額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「繰越超過額_1」と同じです。 |
AW列 | 償却済月数_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「償却済月数_1」と同じです。 |
AX列 | 総償却月数_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「総償却月数_1」と同じです。 |
AY列 | 残存価額_2 | 台帳2を使用する場合に入力します。内容は「残存価額_1」と同じです。 |
AZ列 | 償却方法_3 | 台帳3を使用する場合は入力必須項目です。内容は「償却方法_1」と同じです。 |
BA列 | 償却方法名_3 | 台帳3を使用する場合に任意で入力します。内容は「償却方法名_1」と同じです。 |
BB列 | 耐用年数_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「耐用年数_1」と同じです。 |
BC列 | 耐用年数(償却計算用)_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「耐用年数(償却計算用)_1」と同じです。 |
BD列 | 備忘価額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「備忘価額_1」と同じです。 |
BE列 | 改定取得価額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「改定取得価額_1」と同じです。 |
BF列 | 定額法計算用取得価額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「定額法計算用取得価額_1」と同じです。 |
BG列 | 期首簿価_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「期首簿価_1」と同じです。 |
BH列 | 移行時の帳簿価額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「移行時の帳簿価額_1」と同じです。 |
BI列 | 減損累計額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「減損累計額_1」と同じです。 |
BJ列 | 繰越超過額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「繰越超過額_1」と同じです。 |
BK列 | 償却済月数_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「償却済月数_1」と同じです。 |
BL列 | 総償却月数_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「総償却月数_1」と同じです。 |
BM列 | 残存価額_3 | 台帳3を使用する場合に入力します。内容は「残存価額_1」と同じです。 |
BN列 | 資産種類(償却資産税) | 資産の種類に応じて、任意で以下のいずれかの半角数字を入力します。 「1」=構築物 「2」=機械及び装置 「3」=船舶 「4」=航空機 「5」=車両及び運搬具 「6」=工具、器具及び備品 「99」=対象外 |
BO列 | 資産種類名(償却資産税) | 資産種類名を入力します。 |
BP列 | 特例対象フラグ | 特例対象である場合、任意で以下の半角数字を入力します。 「1」=特例対象である |
BQ列 | 特例(分子) | 特例率の分子を入力します。 |
BR列 | 特例(分母) | 特例率の分母を入力します。 |
BS列 | 摘要(償却資産税) | 摘要を入力します。 |
BT列 | 資産種類(法人税) | 資産の種類に応じて、任意で以下のいずれかの半角数字を入力します。 「10」=建物 「11」=建物附属設備 「12」=構築物 「13」=船舶 「14」=航空機 「15」=車両及び運搬具 「16」=工具 「17」=器具及び備品 「20」=機械及び装置 「30」=無形資産 「40」=生物 「50」=公害防止用資産 「60」=開発研究用資産 「99」=対象外 |
BU列 | 資産種類名(法人税) | 資産種類名を入力します。 |
BV列 | 構造 | 構造名を入力します。 |
BW列 | 細目 | 細目名を入力します。 |
BX列 | タグ | タグを入力します。複数のタグをつける場合は、「|」で各タグを区切って入力してください。 (例)タグA|タグB |
BY列 | メモ | メモを入力します。 |
BZ列 | コメント | コメントを入力します。 |
台帳の初期化
固定資産台帳の内容を初期化できます。
<ご注意>
台帳を初期化すると、以下の項目がすべて初期化されます。
初期化した固定資産台帳を初期化前の状態に戻すことはできません。
台帳を初期化すると、以下の項目がすべて初期化されます。
初期化した固定資産台帳を初期化前の状態に戻すことはできません。
- 固定資産台帳
- 「設定」>「自動仕訳」>「資産科目ごとの自動仕訳ルール」画面で設定された自動仕訳ルール
操作手順
各種異動のインポート
「移行」画面では、固定資産の移行インポートを行うほかにも、異動の目的別にインポート操作を行うことが可能です。
異動のインポート方法は、「固定資産台帳」>「CSVから登録」画面でのインポート方法と同じです。
インポートの詳細については、以下のガイドをご参照ください。
複数資産の一括異動
更新日:2024年11月19日
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