概要
管理者が行う業務の手順を説明します。
仮払申請のための設定はこちらとなります。
申請者用のガイドはこちらとなります。
仮払申請から精算までの流れ
- 申請者が仮払申請を行い、承認者が承認します。
- 管理者が集計を行い、仮払申請額を申請者に渡します。【1.仮払集計】
- 申請者が仮払精算(経費精算申請)を行い、承認者が承認します。
- 管理者が精算を行います。【2.経費集計】
- 管理者が返金処理を行います。【3.仮払返金】
対象ページ
経理業務>仮払申請>集計(支払処理)
経理業務>経費精算>集計(支払処理)
対象ユーザー
管理権限の方
目次
1.仮払集計
2.経費集計
3.仮払返金
4.「経理業務>仮払申請一覧」画面について
5.明細分割について
6.マネーフォワード クラウド会計・確定申告への仕訳連携について
7.マネーフォワード クラウド会計Plusへの仕訳連携について
手順
1.仮払集計
仮払申請が承認されたら、集計(支払処理)を行います。
集計(支払処理)の手順詳細はこちらをご参照ください。
※精算データは受取方法が「振込」に指定されている仮払申請のみ作成されます。「現金」の場合は精算データは作成されません。
※仮払申請の精算データはマネーフォワード クラウド給与に連携することはできません。
※仮払集計はキャッシュレス送金には対応していません。
2.経費集計
申請者の仮払精算申請(経費申請)が承認されたら、「経理業務>経費精算>集計(支払処理)」で、経費集計を実施します。
詳細はこちらをご参照ください。
3.仮払返金
申請者より事業者のルールに沿って返金額を受領したら、「経理業務>仮払申請>申請一覧」にて「返金」をクリックします。
返金処理を行える条件は以下のとおりです。
- 仮払申請が承認済みであること
- 仮払申請に残高が残っていること
- 仮払申請に紐づく経費精算がすべて承認済みであること
※返金処理実行後に取り消しを行う場合は、対象となる申請の「詳細」をクリックした後の画面に表示される「返金取消」から操作できます。
4.「経理業務>仮払申請>申請一覧」画面について
申請者が仮払精算(経費申請)を実施すると、「経理業務>仮払申請>申請一覧」画面に利用額や経費精算申請番号が反映され、状況が確認できます。
※「経理業務>仮払申請>申請一覧」画面は仮払申請のみ表示される項目や機能があります。
精算予定日
仮払申請作成時に申請者が入力した精算予定日が表示されます。
仮払額
仮払申請作成時に申請者が入力した仮払金額が表示されます。
利用額
仮払申請に紐づく仮払精算申請(「経費精算申請番号」に表示されている申請)の金額が表示されます。
仮払残高
「仮払額」から「利用額」を差し引いた残高が表示されます。
返金額
従業員からの返金額が表示されます。
経費精算申請番号
仮払申請に紐づく仮払精算の番号が表示されます。ステータスは「下書き」「承認待ち」「取消」があります。番号のみ表示されている場合は承認済みとなります。
5.明細分割について
マネーフォワード クラウド経費は明細ごとに貸方科目を補完する仕組みのため、仮払超過額がある場合は利用日付順に仮払額に割り当てを行い、仮払額を超過した時点で自動で分割されます。
なお、分割時には添付ファイルや内容などはコピーされ、分割元/分割先の明細番号が自動的にメモ欄に補完されます。
例)
仮払申請を10,000円で行い、仮払精算を12,000円で申請します。
10,000円の明細と2,000円の明細に分割され、10,000円の明細の貸方科目は「仮払申請で入力した借方科目」、2,000円の明細の貸方科目は「分割前の明細の貸方科目」となります。
申請種別 | 金額 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|---|
仮払申請 | 10,000円 | 仮払金 | 普通預金 |
仮払精算明細 | 10,000円 | 旅費交通費 | 仮払金 |
仮払精算明細 | 2,000円 | 旅費交通費 | 未払金 |
6.マネーフォワード クラウド会計・確定申告への仕訳連携について
連携される仕訳は、仮払申請後の仮払精算(経費申請)の仕訳のみです。
仮払申請に関わる仕訳や仮払精算後の支払仕訳は連携されません。
7.マネーフォワード クラウド会計Plusへの仕訳連携について
連携される仕訳は、仮払申請後の仮払精算(経費申請)の仕訳のみです。
仮払申請に関わる仕訳や仮払精算後の支払仕訳は連携されません。
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