マネーフォワード クラウド経費使い方ガイド

「承認ルート」の設定方法

このガイドでは、「承認ルート」画面で承認ルートを設定する方法についてご説明します。

  • 承認ルートの設定については、こちらのガイドもご参照ください。
  • 「ワークフロー」機能の全体の流れについては、こちらのガイドをご参照ください。

対象ページ

管理設定>ワークフロー設定>承認ルート

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド経費を「管理」権限でご利用中のお客さま

目次

画面の説明

「管理設定」>「ワークフロー設定」>「承認ルート設定」画面で「新規追加」をクリックすると、承認ルートの追加画面が表示されます。

承認ルートの追加画面では、承認グループやステップを設定して承認ルートを追加できます。

番号項目名項目の説明
承認ルート名「ワークフロー」画面や「申請」画面に表示する承認ルートの名称を入力します。
優先度「承認ルート」一覧画面での表示順を設定します。
数値が小さいほど上位に表示されます。
ステップ順承認を依頼するタイミングについて、「順番」または「全ステップ同時」を選択します。

  • 順番:1つのステップの承認が完了すると、次のステップに進みます。
  • 全ステップ同時:すべてのステップの承認者に対して同時に承認依頼を行います。
ステップ「課長→部長→経理」などの、承認の段階を設定します。
最大10ステップまで設定できます。
ステップの詳細はこちらの項をご参照ください。
グループ特定の従業員・部門・役職を指定し、承認者とするグループを設定します。
1つのステップ内に最大3グループまで設定できます。
グループの詳細はこちらの項をご参照ください。

ステップの詳細

ワークフローのステップでは、ステップごとに「ステップ完了条件」と「同じ従業員が複数のステップで承認者になる場合」を設定します。

番号項目名項目の説明
ステップ完了条件ステップが完了となる条件を設定します。

  • いずれか一つの承認グループが承認:ステップ内に設定された複数のグループのうち1つのグループが承認すると、そのステップの承認が完了する。
  • 全ての承認グループが承認:ステップ内に設定されたすべてのグループが承認すると、そのステップの承認が完了する。
同じ従業員が複数のステップで承認者になる場合同じ従業員が複数のステップで承認者となる場合に、自動承認を行うかどうかを設定します。
「自動承認する」にチェックを入れると、同じ従業員が複数のステップで承認者に指定された場合、該当のステップよりあとのステップは自動承認が行われます。
「自動承認する」のチェックを外すと、同じ従業員が複数のステップで承認者に指定された場合、ステップごとに承認が必要です。
  • 自動承認が行われた場合、複数のステップで承認日と承認時間が同一となります。
  • 自動承認が行われた場合、申請内のチャットに通知される「●●さんが申請を承認しました」というメッセージは、一度のみ表示されます。
  • 代理承認者として承認したステップは、同じ従業員が複数のステップで承認者となる場合からは除外されます。

承認ルートの設定例は、以下のガイドをご参照ください。
承認ルート設定例

グループの詳細

「グループ」では、具体的な承認者の設定を行います。
承認者のグループは、「従業員を指定」または「部門・役職を指定」から選択できます。

承認者の指定

従業員を指定」では、承認者として特定の従業員を指定するか、特定の部門・役職を指定するかを設定します。

従業員を指定

「従業員を指定」を選択すると、「管理」または「承認」権限を持つ従業員を承認者として指定できます。
従業員は1グループにつき1名のみ指定可能です。

部門・役職指定

「部門・役職指定」を選択すると、承認者とする部門や役職を指定できます。

「部門・役職指定」で設定できる条件の詳細は以下をご確認ください。

番号項目名項目の説明
申請者が所属する部門従業員」画面で申請者に設定されている所属部門と同一の部門に所属している従業員のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。
申請者が複数の部門に所属している場合は、すべての部門が対象です。
費用負担部門経費明細で選択した費用負担部門に所属している従業員のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が対象となります。
事前・各種申請では、申請フォームで「費用負担部門(分岐条件利用)」を設定している場合も、該当部門の従業員のうち「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。
その他の部門承認者とする部門を指定できます。
指定した部門に所属する従業員のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。
に所属する従業員」画面で申請者に設定されている所属部門と同一の部門に所属している従業員のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。
以上の階層に所属する従業員」画面で申請者に設定されている所属部門と同一の部門またはその親部門に所属している従業員のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。
役職承認者とする役職を指定できます。
役職」画面で設定されている役職者のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。
代表者設定した部門や役職の代表者が承認すると、承認が完了します。
代表者の人数は、「承認の必須」で設定できます。
代表者となる従業員の選定は以下の順番で選定されます。

  1. 従業員」画面で設定した優先順
  2. 「従業員」画面で優先順が設定されていない場合は、「役職」画面で設定した優先順(降順)
全員設定した部門や役職に当てはまる従業員のうち、「管理」または「承認」権限を持つ従業員が承認者となります。

承認の必須

「承認を必須とする従業員の人数を「●人以上」または「全員」から選択します。
「●人以上」を選択した場合は、具体的な人数を指定できます。

申請時の承認者変更

申請時に「承認者の指定」で設定した条件に当てはまる他の承認者への変更を可能とするかどうかを設定します。

承認依頼

承認者となる従業員に承認依頼のメールを送信するかどうかを設定します。

申請時の承認者追加

申請時に承認者を追加できるようにするかどうかを設定します。

項目名項目の説明
条件に該当する承認者・管理者を追加できる申請時に「承認者の指定」で設定した条件に当てはまる従業員の追加を可能とします。
すべての承認者・管理者を追加できる「承認」または「管理」権限を持つ従業員であれば、誰でも追加を可能とします。
追加できない申請者による承認者の追加を制限します。

申請者本人の承認

「申請者本人の承認」は、「承認者の指定」で「部門・役職指定」を選択した場合に、申請者本人による承認を可能とするかどうかを設定します。

項目名項目の説明
可能「承認者の指定」で設定した条件に当てはまると、申請者本人が承認者に指定されます。
不可「承認者の指定」で設定した条件に当てはまっても、申請者本人が承認者となることはできません。
なお、「承認者の指定」で設定した条件に当てはまる従業員が申請者本人のみの場合、申請はできません。
承認者に指定された別の従業員の代理承認者となった場合は、ご自身の承認も可能です。
更新日:2024年10月21日

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