マネーフォワード クラウド連結会計使い方ガイド

マスタの「キャッシュ・フロー」画面の使い方

概要

このガイドでは、「キャッシュ・フロー」画面の使い方についてご説明します。
「キャッシュ・フロー」画面では、キャッシュ・フロー科目のインポートやシステム予約科目の設定、調整種別の追加が行えます

対象ページ

マスタ>キャッシュ・フロー

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド連結会計を「連結担当者」または「閲覧」権限でご利用中のお客さま
※「閲覧」権限の場合は利用できる機能に制限があります。詳細はこちらのガイドをご参照ください。

目次

「キャッシュ・フロー科目」画面

「キャッシュ・フロー科目」画面では、キャッシュ・フロー科目の追加・編集・削除ができます。

キャッシュ・フロー科目をインポートで追加する方法

事前準備

  1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「キャッシュ・フロー科目」画面を開き、「インポート設定」タブをクリックします。
  2. 「インポート設定」画面でインポートする「シート名」「取込範囲」「科目コード」「科目名(日)」「科目名(英)」「分類コード 」を入力し、「保存」をクリックします。
    設定項目についてはこちらの項をご参照ください。

設定項目

項目名項目の説明
シート名必須項目です。
インポートする.xlsx形式のファイルの対象タブ名を31字以内で入力します。
取込範囲必須項目です。
インポートする.xlsx形式のファイルにおいて、項目行(ヘッダー行)を除きインポートする行数を入力します。
科目コード必須項目です。
インポートするキャッシュ・フロー科目の科目コード列を入力します。
科目名(日)インポートするキャッシュ・フロー科目の「科目名(日)」の列を指定します。
科目名(英)インポートするキャッシュ・フロー科目の「科目名(英)」の列を指定します。
分類コードインポートするキャッシュ・フロー分類コードの列を入力します。

インポート手順

  1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「科目データ」画面で「インポート」をクリックします。
  2. 「インポート」画面でインポートするファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイル選択」をクリックしてインポートするファイルを選択します。
    拡張子が「.xlsx」形式、容量が100MB以下のファイルのみインポートできます。
  3. インポートするキャッシュ・フロー科目のプレビューが表示されます。
    内容を確認し、問題がなければ「反映」をクリックします。
    1. 入力項目

      インポート用ファイルの参考画像です。
      必須項目を記載した任意のファイルを作成してください。

      出典:Microsoft Corporation,「Microsoft Excel」(2025年3月18日)

      番号項目名項目の説明
      分類コードインポートするキャッシュ・フロー科目ごとに、キャッシュ・フロー分類コードを入力します。
      規定のコードは以下のとおりです。

      • C10:営業活動によるキャッシュ・フロー
      • C20:投資活動によるキャッシュ・フロー
      • C30:財務活動によるキャッシュ・フロー
      • C90:その他キャッシュ増減
      • C99:現金及び現金同等物
      科目コードインポートするキャッシュ・フロー科目の科目コードを20字以内で入力します。
      科目名(日)インポートするキャッシュ・フロー科目の科目名を100字以内で入力します。
      科目名(英)インポートするキャッシュ・フロー科目の英字の科目名を200字以内で入力します。

      キャッシュ・フロー科目を画面上で追加する方法

      追加手順

      1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「科目データ」画面で「追加」をクリックします。
      2. 「新規キャッシュ・フロー科目」画面で追加するキャッシュ・フロー科目の情報を入力します。
        入力項目についてはこちらの項をご参照ください。
      3. 「保存」をクリックします。
        1. 入力項目

          項目名項目の説明
          キャッシュ・フロー科目コード必須項目です。
          追加するキャッシュ・フロー科目の科目コードを20字以内で入力します。
          登録済みのキャッシュ・フロー科目コードは登録できません。
          キャッシュ・フロー分類必須項目です。
          追加するキャッシュ・フロー科目を紐づける、キャッシュ・フロー分類を選択します。
          以下の分類から選択します。

          • C10:営業活動によるキャッシュ・フロー
          • C20:投資活動によるキャッシュ・フロー
          • C30:財務活動によるキャッシュ・フロー
          • C90:その他キャッシュ増減
          • C99:現金及び現金同等物
          キャッシュ・フロー科目名(日)必須項目です。
          追加するキャッシュ・フロー科目の科目名を100字以内で入力します。
          登録済みの科目名は登録できません。
          キャッシュ・フロー科目名(英)任意項目です。
          追加するキャッシュ・フロー科目の英字の科目名を200字以内で入力します。
          登録済みの科目名は登録できません。
          備考任意項目です。
          追加するキャッシュ・フロー科目に関する説明等を200字以内で入力します。

          キャッシュ・フロー科目の編集

          1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「キャッシュ・フロー科目」>「科目データ」画面を開き、編集するキャッシュ・フロー科目の「詳細」をクリックします。
          2. キャッシュ・フロー科目の詳細画面で各項目を編集し、「保存する」をクリックします。
            1. 「キャッシュ・フロー科目コード」と「キャッシュ・フロー分類」は編集できません。

              キャッシュ・フロー科目の削除

              1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「キャッシュ・フロー科目」>「科目データ」画面を開き、削除するキャッシュ・フロー科目の「詳細」をクリックします。
              2. キャッシュ・フロー科目の詳細画面で「このキャッシュ・フロー科目を削除する」をクリックします。
              3. 「キャッシュ・フロー科目の削除」画面で内容を確認し、問題がなければ「削除する」をクリックします。
              4. データ利用中のキャッシュ・フロー科目は削除できません。

                キャッシュ・フロー科目のエクスポート

                「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「科目データ」画面で「エクスポート」をクリックすると、キャッシュ・フロー科目をCSVファイル形式で出力できます。

                • ファイルはCSV形式でエクスポートされます。文字コードは「UTF-8(BOM付き)」にのみ対応しています。
                • ファイルは自動でダウンロードされます。

                キャッシュ・フロー科目の操作履歴の確認

                「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「科目データ」画面で「履歴」をクリックすると、キャッシュ・フロー科目の登録・編集・削除・インポートなどの操作履歴を確認できます。

                番号項目名操作
                日時操作を行った日時が表示されます。
                ユーザー操作を行ったユーザーのユーザー名が表示されます。
                対象操作を行ったキャッシュ・フロー科目名とキャッシュ・フロー科目コードが表示されます。
                「インポート」の操作履歴には一律「キャッシュ・フロー科目全体」と表示されます。
                操作「追加」「編集」「削除」「インポート」のいずれかの操作が表示されます。
                • ユーザー名を変更すると、変更前の「ユーザー」の履歴も最新のユーザー名で表示されます。
                • キャッシュ・フロー科目名を変更すると、変更前の「対象」の履歴も最新のキャッシュ・フロー科目名で表示されます。
                • ユーザーを削除すると、削除以前の「ユーザー」の履歴には「削除済みユーザー」と表示されます。
                • キャッシュ・フロー科目を削除すると、削除以前の「対象」の履歴は「削除済みキャッシュ・フロー科目」と表示されます。

                「システム予約科目」画面

                「システム予約科目」画面では、キャッシュ・フロー計算書が対象とする資金の範囲である「現金及び現金同等物」と、現金および現金同等物に係る換算差額を示す「現金及び現金同等物に係る換算差額」に紐づけるキャッシュ・フロー科目を設定できます。

                手順

                1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」画面を開き、「システム予約科目」タブをクリックします。
                2. 「システム予約科目」画面で「現金及び現金同等物」と「現金及び現金同等物に係る換算差額」に任意のキャッシュ・フロー科目を割り当てます。
                3. 「保存」をクリックします。

                システム予約科目が未設定でキャッシュ・フロー科目がインポート済みの場合

                システム予約科目が未設定でキャッシュ・フロー科目がインポート済みの場合、「キャッシュ・フロー科目」>「科目データ」画面に「キャッシュ・フロー計算書の作成にはシステム予約科目の設定が必要です。システム予約科目を設定してください。」というエラーメッセージが表示されます。

                「調整種別」画面

                調整種別を追加する方法

                「調整種別」画面では、「連結パッケージ」>「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面でキャッシュ・フロー調整を行う際に必要な「調整種別」を登録できます。

                手順

                1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」画面を開き、「調整種別」タブをクリックします。
                2. 「調整種別」画面で「追加」をクリックします。
                3. 「新規調整種別」画面で「略号」「調整種別名(日)」等を入力します。
                  入力項目の詳細はこちらの項をご参照ください。
                4. 「追加」をクリックします。

                入力項目

                項目名項目の説明
                略号必須項目です。
                登録する調整種別の略号を20字以内で入力します。
                取込範囲必須項目です。
                インポートする.xlsx形式のファイルにおいて、項目行(ヘッダー行)を除きインポートする行数を入力します。
                調整種別名(日)必須項目です。
                登録する調整種別の名称を100字以内で入力します。
                調整種別名(英)任意項目です。
                登録する調整種別の英字の名称を200字以内で入力できます。
                説明(日)任意項目です。
                登録する調整種別の説明を100字以内で入力できます。
                説明(英)任意項目です。
                登録する調整種別の英字の説明を200字以内で入力できます。
                関連財務データ任意項目です。
                キャッシュ・フロー調整額を入力する際に参考にする連結科目を最大20件登録できます。
                「税金等調整前当期純利益を表示」にチェックを入れると、キャッシュ・フロー調整額の入力時に税金等調整前当期純利益が表示されます。
                調整科目候補任意項目です。
                キャッシュ・フロー調整額の入力時に、入力補助としてデフォルトでプルダウンに設定されるキャッシュ・フロー科目を最大20件登録できます。

                調整種別の編集

                1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」画面を開き、「調整種別」タブをクリックします。
                2. 「調整種別」画面で編集する調整種別の「詳細」をクリックします。
                3. キャッシュ・フローの詳細画面で各項目を編集し、「保存」をクリックします。
                4. 調整種別の並び替え

                  1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」画面を開き、「調整種別」タブをクリックします。
                  2. 「並び替え」をクリックします。
                  3. 「並び替え」画面で「≡」のアイコンをクリックし、ドラッグ&ドロップで位置を変更します。
                  4. 「保存」をクリックします。
                  5. 調整種別の削除

                    1. 「マスタ」>「キャッシュ・フロー」画面を開き、「調整種別」タブをクリックします。
                    2. 「調整種別」画面で削除する調整種別の「詳細」をクリックします。
                    3. 「この調整種別を削除する」をクリックします。
                    4. 「調整種別の削除」画面で内容を確認し、問題がなければ「削除する」をクリックします。
                    5. 調整種別の操作履歴の確認

                      「マスタ」>「キャッシュ・フロー」>「調整種別」画面で「履歴」をクリックすると、調整種別の登録・編集・削除・並べ替えなどの操作履歴を確認できます。

                      番号項目名操作
                      日時操作を行った日時が表示されます。
                      ユーザー操作を行ったユーザーのユーザー名が表示されます。
                      対象操作を行った調整種別名と略号が表示されます。
                      「並び替え」の操作履歴には一律「全体」と表示されます。
                      操作「追加」「編集」「削除」「並べ替え」のいずれかの操作が表示されます。
                      • ユーザー名を変更すると、変更前の「ユーザー」の履歴も最新のユーザー名で表示されます。
                      • 調整種別名を変更すると、変更前の「対象」の履歴も最新のキャッシュ・フロー科目名で表示されます。
                      • ユーザーを削除すると、削除以前の「ユーザー」の履歴には「削除済みユーザー」と表示されます。
                      • 調整種別を削除すると、削除以前の「対象」の履歴には「削除済み調整種別」と表示されます。
                      更新日:2025年04月09日

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