「取引先情報の照会・登録」機能で正しい検索結果が反映しない事象について

いつも「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

このたび、特定の権限を持つユーザーが「取引先情報の照会・登録」機能で適格請求書発行事業者登録番号を検索した際に、正しい検索結果が反映しない事象が発生していたことが判明しました。
お客さまにはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

なお、本事象についての改修は完了しており、現在は「適格請求書発行事業者公表サイト」の公表情報をもとに、正しい検索結果が表示されています。

恐れ入りますが、以下の詳細をご確認のうえ、ご対応をお願いいたします。

対象ページ

• 自動で仕訳＞連携サービスから入力＞通帳・カード他
• 自動で仕訳＞連携サービスから入力＞ビジネスカテゴリ
• 自動で仕訳＞請求書から入力
• 自動で仕訳＞経費・債務支払から入力
• 手動で仕訳＞振替伝票入力
• 手動で仕訳＞簡単入力
• 手動で仕訳＞仕訳帳入力
• 取引管理＞債務管理
• 会計帳簿＞仕訳帳
• 会計帳簿＞現預金出納帳
• 会計帳簿＞総勘定元帳
• 会計帳簿＞補助元帳

対象のお客さま

• マネーフォワード クラウド会計・確定申告を「取引登録のみ」権限でご利用中のお客さま
• マネーフォワード クラウド会計・確定申告を「取引先」機能の権限が「なし」の「カスタム」権限でご利用中で、かつ以下に該当するお客さま
  • 「手動で仕訳」機能の権限が「閲覧」または「編集」
  • 「連携サービスから入力」機能の権限が「閲覧」または「編集」
  • 「仕訳」機能の権限が「編集」
  • 「給与から入力」機能の権限が「閲覧」または「編集」
  • 「請求書から入力」機能の権限が「閲覧」または「編集」
  • 「会計帳簿」機能の権限が「閲覧」

発生期間

2023年12月13日（水）17:45頃 ～ 2024年1月25日（木）17:40頃

事象の詳細

対象のお客さまが「取引先情報の照会・登録」機能を利用して登録番号を照会すると、登録番号が実在するにも関わらず、登録番号として存在しないようなエラーメッセージが表示されていました。

本事象に伴い、「取引先情報の照会・登録」機能で照会した情報をもとに仕訳の「適格」チェックボックスを変更している場合、「適格」チェックが正しくない状態で仕訳に反映している可能性があります。

弊社の対応

対象のお客さまが「取引先情報の照会・登録」機能で登録番号を検索した際、「適格請求書発行事業者公表サイト」の公表情報をもとに正しい照会結果を反映するように改修いたしました。

対応方法

「仕訳履歴保存」機能を利用している場合

「仕訳履歴保存」機能を利用している、かつ「適格以外（80％控除）」を設定している仕訳が少ない場合は、以下の手順で操作してください。

1. 「仕訳帳」画面で借方の「インボイス」を「適格以外(80％控除)」に絞って検索します。
   
2. 表示された仕訳の右端に表示されている縦三点リーダーをクリックし、「履歴」を選択します。
   
3. 「仕訳履歴詳細」画面の「操作日時」を確認し、本事象の発生期間内に登録または更新が行われた仕訳であることを確認します。
   
4. 「取引先情報の照会・登録」機能または「適格請求書発行事業者公表サイト」で登録番号を検索します。
   
5. 仕訳の取引日と取引先の履歴情報を参照して仕訳の「適格」チェックボックスを正しく設定しているかを確認し、必要に応じて仕訳を編集します。
   
6. 貸方の「インボイス」を「適格以外（80％控除）」に絞って検索し、手順2～5の操作を行います。
   

「仕訳履歴保存」機能を利用していない場合

「仕訳履歴保存」機能を利用していない場合や、「適格以外（80％控除）」を設定している仕訳が多数存在する場合は、以下の手順で操作してください。

1. 「仕訳帳」画面で「エクスポート」ボタンをクリックし、「MF形式」を選択して仕訳をエクスポートします。
   
2. 「ストレージ」画面でエクスポートしたファイルをダウンロードします。
   
3. ダウンロードしたファイルを開いてキーボードのCtrl + Fで「80%控除」を検索し、「借方インボイス」または「貸方インボイス」列に「80%控除」と記載されている仕訳を特定します。
   macOSをご利用の場合はcommand + Fで検索してください。
   
4. 該当する仕訳の「作成日時」および「最終更新日時」を確認し、本事象の発生期間内に登録または更新が行われた仕訳であることを確認します。
   
5. 「取引先情報の照会・登録」機能または「適格請求書発行事業者公表サイト」で登録番号を検索します。
   
6. 仕訳の取引日と取引先の履歴情報を参照して仕訳の「適格」チェックボックスを正しく設定しているかを確認し、必要に応じて仕訳を編集します。
   

このたびはお客さまにご不便およびご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。
本件についてご不明な点がございましたら、お問い合わせ窓口までご連絡ください。