口座残高と帳簿残高の不一致が発生する場合は、不一致がいつから発生しているかによって、2つのパターンが存在します。
以下、パターンごとの原因と解決策をご確認いただき、不一致の解消に向けて確認・操作をお願いいたします。
パターン1:金融機関連携を始めてから、ある時点以降の口座残高と帳簿残高が一致しない
不一致が発生した以前に、金融機関連携で取得した明細が仕訳として計上されていなかったり、金額や科目が間違って仕訳登録されている可能性があります。
残高がずれ始めた周辺の明細を確認し、正しく仕訳登録されているか、内容をご確認ください。
パターン2:金融機関連携を始めた最初の時点から口座残高と帳簿残高が一致していない
金融機関連携で取得した過去の明細の残高や、過去の明細自体を取得できていない可能性があります。
この状態で不一致になっている場合は、以下2つの原因が考えられます。
1.開始残高の金額が誤っている(もしくは入力されていない)ケース
2.残高が取得できていない期間の仕訳に入力誤りがあるケース
※両方の原因が併発していることもありますので、1を解消しても不一致が解決しないような場合は、2も併せてご確認ください。
1.開始残高の金額が誤っている(もしくは入力されていない)ケース
開始残高が入力されていない場合は、期首時点の口座残高を入力することで不一致が解消します。
「各種設定>開始残高」画面より、適切な開始残高を入力してください。
開始残高が適切に入力されているにも関わらず期首時点の口座残高と異なる場合は、過去年度の仕訳が誤っている可能性があります。
その場合は、税理士などの専門機関にご相談ください。
2.残高が取得できていない期間の仕訳に入力誤りがあるケース
入力誤りのある仕訳を探し、修正することで不一致が解消します。
残高のみが取得できていない場合でも、金融機関連携で取得した明細から仕訳登録されているかどうかは確認ができるため、「残高照合」画面から仕訳を確認するとスムーズです。
金融機関連携で取得した明細自体が取得できていない場合は、「残高照合」画面上だけで確認することが難しいため、金融機関の通帳やインターネットバンキングの情報と照らし合わせてください。
また、会計期間の最初から月ごとの残高が仕訳の内容と一致しているか確認し、一致しなくなった月の通帳取引が仕訳として正しく登録されているかをご確認ください。
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