• 作成日 : 2026年7月6日

Difyの使い方とは?初心者でもAIアプリを作れる始め方・基本操作・業務活用の手順を解説

PointDifyの使い方は?

Difyは、プログラミング不要でAIアプリを作れるノーコード開発プラットフォームです。

  • 5ステップで簡単にAIアプリ作成
  • 無料プランで基本機能を試用可能
  • 社内文書を活用したボット構築

Q. 初心者でもすぐに使えますか?

A. アカウント登録後、ドラッグ&ドロップ操作だけで最短10分でチャットボットを作成できます。

ノーコードで生成AIアプリを開発できる「Dify」は、プログラミング不要で業務効率化ツールを自作できる注目のプラットフォームです。本記事ではDifyの使い方を、アカウント登録から実際のAIアプリ作成、バックオフィス業務での活用法まで順を追って解説します。クラウド版とローカル版の違い、無料プランの始め方、プロンプト設計のコツ、書類管理や問い合わせ対応への応用までを網羅した入門ガイドです。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

Difyはどんなことができるツール?

Difyとは、ノーコードでAIアプリケーションを構築できるオープンソースの生成AI開発プラットフォームです。プログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップ操作だけでチャットボットや文書要約ツールを作成できます。

米国のLangGenius社が提供する生成AI開発プラットフォームで、LLM(Large Language Models、大規模言語モデル)を活用したアプリやサービスを簡単に作成、運用することが可能です。OpenAIのGPTシリーズやAnthropicのClaudeシリーズなど複数のAIモデルに対応しており、用途に応じて使い分けられる点が大きな強みです。2026年現在ではバージョンv1.14.2がリリースされ、MCP連携やワークフロー、ナレッジ機能なども強化されています。

Difyの主な機能と特徴

Difyでは「ワークフロー」と「チャットフロー」が2つの主要アプリタイプとして位置づけられており、新規アプリ作成時にはまずこのどちらかを選ぶことが公式に推奨されています。これに加えて、よりシンプルな操作で使えるチャットボット・エージェント・テキストジェネレーターの3つの基本アプリタイプも用意されています。

Difyの最大の特徴は、ドラッグ&ドロップのビジュアルエディタでAIアプリケーションを構築できるノーコード・ローコード環境です。処理フローは部品を線でつなぐだけで完成し、基本的なチャットボットであれば数分程度で作成できます。

アプリタイプ 位置づけ 内容 バックオフィス業務での例
ワークフロー 主要(推奨) 単一ターンのタスクを分岐・連結して自動処理 申請書の内容チェック・分類
チャットフロー 主要(推奨) 会話のターンごとに動作する対話型ワークフロー 複数ステップの対話型問い合わせ対応
チャットボット 基本アプリ 対話形式の応答に特化したシンプルなアプリ 社内FAQ・経費規程の問い合わせ
エージェント 基本アプリ 自律的にツールを使うシンプルなアプリ 情報収集・複数タスクの実行
テキストジェネレーター 基本アプリ 単発の文章生成に特化したシンプルなアプリ 議事録要約・メール文面作成

なお、チャットボット・エージェント・テキストジェネレーターの3つの基本アプリは、内部ではワークフローと同じエンジン上で動作しており、よりシンプルなインターフェースで利用できる形態です。将来的な拡張性を考慮すると、最初からワークフローまたはチャットフローで構築しておくほうが柔軟に対応できます。

参考:主要な概念|Dify Docs

DifyとChatGPTの違い

DifyとChatGPTは似て非なるツールで、Difyは「アプリを作るための土台」、ChatGPTは「対話するためのツール」という違いがあります。

ChatGPT APIを直接利用する場合、社内システムとの連携、会話フローの設計、ナレッジベースとの統合、ユーザー管理などはすべて自前でコーディングする必要があります。Difyはこうした開発をGUI操作のみで直感的に構築できる点が最大の違いです。自社データをAIに参照させたい場合や、業務フローに組み込んだ仕組みが欲しい場合は、Difyが適しています。

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この記事をお読みの方におすすめのガイド4選

続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。

※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。

AI活用の教科書

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経理・人事・経営企画といった企業の基幹業務における具体的なユースケースをご紹介。

さらに、誰もが均質な成果を出せる「プロンプトのテンプレート化」や、安全なガバナンス構築など、個人利用から企業としての本格活用へステップアップするためのノウハウを凝縮しました。

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人事労務担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ14選

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人事労務業務に特化!人事労務・採用担当者がChat GPTをどのように活用できるのか、主なアイデアを14選まとめたガイドです。

プロンプトと出力内容も掲載しており、PDFからコピペで簡単に試すことも可能です。

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経理担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ12選

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経理業務に特化!経理担当者がChat GPTをどのように活用できるか、主なアイデアを12選まとめたガイドです。

お手元における保存版としてはもちろん、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。

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法務担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ12選

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法務担当者がchat GPTで使えるプロンプトのアイデアをまとめた資料を無料で提供しています。

chat GPT以外の生成AIでも活用できるので、普段利用する生成AIに入力してご活用ください。

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Difyではクラウド版とローカル版どちらを選ぶべき?

Difyの利用方法は「クラウド版(ブラウザ版)」と「ローカル版(セルフホスト)」の2種類があり、手軽に試したいならクラウド版、社内データを厳格に管理したいならローカル版が適しています。

ブラウザ版はアカウントを作成すればすぐに利用ができるため手軽に始められます。一方、ローカル版ではコンピュータにDifyをインストールして使用できるよう、動作環境を事前に整備する必要があります。ローカル環境で構築する場合は、コンテナ仮想化技術を利用できる「Docker(ドッカー)」を用いた構成が推奨されています。

クラウド版とローカル版の比較

両者は導入の手軽さとセキュリティの強度がトレードオフになります。バックオフィスで小規模に試すならクラウド版、機密文書を扱うならローカル版が無難です。

項目 クラウド版 ローカル版
導入の手軽さ 数分で利用開始 Docker環境構築が必要
費用 無料プランあり サーバー費用が必要
データ保管場所 Difyのサーバー 自社サーバー内
推奨ケース 試用・小規模利用 機密データを扱う本格運用
カスタマイズ性 制限あり 自由度が高い

参考:Difyプラン|Dify公式

Difyの料金プランと無料プランで何ができるのか

Difyにはサンドボックス・プロフェッショナル・チーム・エンタープライズの4つのプランがあり、まずは無料のサンドボックスから始めるのが定石です。

無料で利用できるサンドボックスプランでは、月間200回のメッセージ、50MBのナレッジベース容量、最大5つのアプリ作成が可能です。チャットボット作成・RAGによるナレッジベース構築・複数LLMの切り替えといった基本機能を一通り試せるため、検証用途であれば無料プランで十分です。本格運用時は月額59ドルからのプロフェッショナルプランへの移行を検討するとよいでしょう。

Difyの使い方の手順とは?アカウント登録からAIアプリ公開までの流れ

Difyでアプリを作成する基本フローは「登録→モデル設定→アプリ作成→プロンプト調整→公開」の5ステップです。最短30分程度でワークフローアプリを公開できます。ここではクラウド版を使った手順を順に解説します。

STEP1:アカウント登録

最初にDify公式サイトでアカウントを作成します。メールアドレスのほか、GoogleアカウントやGitHubアカウントでもサインアップ可能です。

Dify公式サイト(https://dify.ai/)にアクセスし、「Get Started」からアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードの組み合わせのほか、GitHubまたはGoogleアカウントでも登録できます。登録後はダッシュボードにログインでき、すぐにアプリ作成画面へ進めます。

なお、新規登録のSandboxプランには、OpenAI・Anthropic・GeminiなどのモデルをAPIキーなしで試せる200 AIクレジットが付与されます。まずはクレジットを使って動作確認するのが近道です。

STEP2:モデルプロバイダーの設定

次に、アプリで使用するAIモデルを設定します。「設定」→「モデルプロバイダー」から利用したいモデルのプラグインをインストールします。

Sandboxクレジットを使用する場合はAPIキーの登録は不要で、プラグインをインストールするだけですぐに使い始められます。本格運用時は各社の管理画面で発行したAPIキーを登録します。モデルプロバイダーページ右上の「システムモデル設定」から、ワークフロー全体で使うデフォルトモデルを指定しておくと便利です。

STEP3:アプリの作成

「スタジオ」に移動し、「空白から作成」または「テンプレートから作成」を選んで新規アプリを作成します。

「空白から作成」を選んだ場合は、まずアプリタイプを選択します。公式ではワークフローまたはチャットフローの選択が推奨されています。Difyにはチャットボット・要約ツールなど業務でよく使う機能があらかじめテンプレートとして用意されており、慣れないうちはテンプレート活用が近道です。

アプリタイプ 特徴 バックオフィスでの活用例
ワークフロー(推奨) 単一ターンのタスクを分岐・連結して自動処理 申請書の内容チェック・分類
チャットフロー(推奨) 会話のターンごとに動作する対話型ワークフロー 複数ステップの対話型問い合わせ対応
チャットボット 対話形式の応答に特化したシンプルなアプリ 社内FAQ・経費規程の問い合わせ
エージェント 自律的にツールを使うシンプルなアプリ 情報収集・複数タスクの実行
テキストジェネレーター 単発の文章生成に特化したシンプルなアプリ 議事録要約・メール文面作成

STEP4:プロンプトとナレッジ(知識ベース)の設定

アプリの動作を決めるプロンプト(指示文)を設定し、必要なら社内文書をナレッジとしてアップロードします。これがRAGの仕組みであり、自社データに基づいた回答を可能にする要となる工程です。

プロンプトは「あなたは〇〇の専門家です。△△の質問に対して、□□のルールで回答してください」といった構造で記述します。AIの回答の精度はプロンプトの質に大きく左右されるため、テストを繰り返しながら最適化していく姿勢が大切です。

ナレッジ機能ではPDF・Word・テキスト・Excelなどのファイルをアップロードでき、Difyが自動で内容をベクトル化して検索可能な形式に変換します。就業規則・マニュアル・FAQ集などをまとめて登録すれば、社内ナレッジに特化したAIアシスタントが完成します。

STEP5:テスト・公開・共有

アプリが完成したら、まずテスト実行で動作を確認します。右上の「テスト実行」から入力値を入れて実際の挙動を検証し、問題なければ「公開」→「更新を公開」でライブ状態にします。公開方法は3パターンから選べます。

公開方法 特徴 適したシーン
URL共有 専用URLを発行 社内メンバーへの配布
埋め込みコード Webサイトに組み込み コーポレートサイトのFAQ
API連携 外部システムから呼び出し 業務システムへの統合

公開URLを社内SlackやイントラネットのURLに貼り付ければ、すぐに従業員が使える状態になります。アクセス制限やパスワード保護も設定できるため、社外への漏洩リスクも抑えられます。

参考:30分間クイックスタート|Dify Docs

Difyはバックオフィス業務でどう活用できる?

バックオフィス領域では、書類管理・問い合わせ対応・文書作成といった定型業務でDifyが特に力を発揮します。以下に具体的なユースケースを紹介します。

社内規程・マニュアルの問い合わせボット

就業規則や経費精算ルールなど、毎回同じ質問が寄せられる業務をAIチャットボットで自動化できます。Difyのナレッジ機能に規程類をアップロードすれば、社員からの質問に24時間自動応答する仕組みが完成します。

社内規定、業務マニュアル、過去の議事録、製品仕様書などの膨大な社内文書をDifyに学習させることで、従業員が知りたい情報を自然言語で質問するだけで、AIが正確な回答を提示するシステムを構築できます。総務・人事への問い合わせが減るため、コア業務への集中時間を確保できます。

議事録・契約書の要約と分類

長文の議事録や契約書から要点を抽出する作業も、Difyのワークフロー機能で自動化できます。ファイルをアップロードすると、要約・キーワード抽出・カテゴリ分類までを一気通貫で処理する仕組みが組めます。

ワークフローの中で「要約→カテゴリ判定→該当部署への通知文面作成」のように複数ステップを連結できるため、単なる要約ツールにとどまらない業務フローを構築可能です。

定型書類の下書き自動生成

見積書・案内文・社内通達などの定型文書も、ワークフローやテキストジェネレーターなどを活用して効率化できます。必要な情報を入力フォームに入れるだけで、決まったフォーマットに沿った文章が出力されます。

雛形のばらつきを抑え、誰が作っても一定品質の書類が出せるようになるため、新人教育の負担軽減にもつながります。

Difyを使う際の注意点とよくある疑問は?

Difyは便利な反面、商用利用ライセンス・情報セキュリティ・LLM利用料金の3点に注意が必要です。導入前に確認しておくべきポイントとよくある質問を整理します。

商用利用の条件と機密情報の取り扱い

DifyはOSSとして提供されていますが、特定の使い方には制限があります。Difyは、ソースコードが公開されているOSS(オープンソースソフトウェア)として提供されており、商用目的での利用にも対応しています。ただし、利用形態によっては条件や制限が設けられているため、事前にライセンス内容を確認しておく必要があります。 特にDifyのソースコードを使って複数企業向けにSaaSとして再提供する場合は別途ライセンスが必要なため、自社利用にとどめるのが安全です。

機密情報を扱う場合はクラウド版ではなくローカル版(セルフホスト)の利用を検討すべきです。個人情報・財務データ・契約書などの極めて機密性の高い情報はDifyのサーバー外で処理する選択肢を持つことで、社内のセキュリティポリシーに沿った運用が可能になります。

LLM利用料金は別途発生する

Difyの無料プラン自体は無料でも、裏で動くAIモデル(GPT-4、Claudeなど)には別途API料金が発生します。利用量に応じた従量課金のため、想定外の高額請求を避けるには月次の上限設定が有効です。

各社の管理画面で月額上限を設定し、Difyの利用ログでメッセージ数を定期的に確認しておくと安心です。

Difyの使い方に関するよくある質問

Difyの導入を検討する担当者から特に多い質問をまとめました。

質問 回答
日本語で使えるか 管理画面・プロンプトとも完全に日本語対応
英語が苦手でも操作可能か 直感的なUIで日本語プロンプトがそのまま使える
社内専用で運用できるか アクセス制限設定可。OSS版ならオンプレミス運用も可能
プログラミング知識は必要か 不要。基本操作はドラッグ&ドロップで完結
既存システムとの連携は可能か API連携・MCP統合で外部ツールと接続できる

Difyの使い方を押さえて業務効率化を進めよう

Difyの使い方は、アカウント登録・APIキー設定・アプリ作成・プロンプト調整・公開の5ステップで完結し、プログラミング知識がなくてもAIアプリを構築できます。ノーコードでチャットボットや文書要約ツールを作れるため、バックオフィスの定型業務との相性は抜群です。

まずは無料のサンドボックスプランで小さく試し、社内ナレッジを活用したAIアシスタントから始めてみてはいかがでしょうか。Difyの操作方法を身につければ、業務効率化の選択肢が大きく広がります。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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