決算報告書

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決算報告書とは、決算の最終手続として作成される書類を総括する用語であるが、具体的に商法では計算書類、証券取引法や企業会計原則では財務諸表といわれるものを総称する用語である。

商法によると、通常、取締役が毎決算期に作成し、取締役会の承認を受けることが義務づけられているとされる書類は、「貸借対照表」、「損益計算書」、「営業報告書」、「利益の処分」または「損失の処理に関する議案」、「付属明細書」である。

決算報告書に関しては、その昔、大坂の両替商鴻池善右衛門家の算用帳では貸有銀の項目に、貸付金残額、現金銀在高とともに、在庫品勘定、売掛金勘定が記載されていた。また近江日野の中井源左衛門家では、売立帳、問屋仕限帳、給金帳、金銀出入帳、店卸書抜帳などから店卸下書が作成され、それをもとに、期末に決算報告書、店卸目録が作成された。

この店卸目録では財産計算と損益計算の二重計算がなされており、複式構造をもつ帳合法が成立していた。



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