資本取引

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資本取引とは、企業会計においては資本を直接変動させるような取引一般のことをいい、営業取引による販売収益やそれに伴う費用と区別して用いられる言葉である。

企業における事業の目的は利益を追求することであるが、商品の生産や販売またはサービスの提供によって収益を上げるのが本来の事業における取引(損益取引)であり、資本取引による資産の増減は営業活動とは無関係であるため、損益計算書の計算では資本取引は含まれない。

資本取引の具体例としては、株式の発行・増資・減資・社債の発行および償還・借入金の借入および返済などを挙げることができ、株主との取引によって資本が増加したとしても、この増加分を株主に分配することは原則的に禁じられている。

資本取引と損益取引とを明確に区別する背景には税務上の扱いの差があり、法人税は営業利益に対して課税されるものであって資本に対しては課税されないからである。

また、両者を区別することで企業財務の健全性が保たれるという側面もある。



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