マネーフォワード クラウド連結会計使い方ガイド

「セグメント精算表」画面の使い方

概要

このガイドでは、「セグメント精算表」画面の使い方についてご説明します。
「セグメント精算表」画面では、セグメントごとの損益金額などが確認できます。

対象ページ

連結帳票>セグメント精算表

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド連結会計を「連結担当者」または「閲覧者」権限でご利用中のお客さま

目次

事前準備

セグメントごとの損益金額の登録

セグメント精算表」画面で金額を確認するためには、あらかじめセグメントごとの損益金額を登録する必要があります。

セグメントごとの損益金額の登録方法については、以下のガイドをご参照ください。
Q. セグメントごとの損益金額を確認したいです。どうすればいいですか?

連結仕訳の登録

セグメント精算表」画面で連結仕訳を踏まえた金額を確認するためには、必要に応じてセグメント略号を付与した連結仕訳を事前に登録する必要があります。

連結仕訳の登録方法については、以下のガイドをご参照ください。
連結仕訳の登録方法

画面の見方

セグメント精算表」画面では、以下の内容を科目分類・連結科目・各連結科目の内訳ごとに確認できます。

  • 連結損益計算書の金額と各セグメントの合計金額との差額
  • 各セグメントの連結金額
  • 各セグメントの単体金額

各列の表示金額について

「セグメント精算表」画面の各列に表示される内容は以下のとおりです。

番号項目名項目の説明
連結金額連結パッケージ」画面でインポートした損益計算書の金額に「連結仕訳」画面で登録した連結仕訳の金額を合算した金額が表示されます。
差額のみ「連結金額」列の金額から「セグメント」列の合計金額を差し引いた金額が表示されます。
セグメント(連結)セグメント略号の左側にある三角のマークが右向きの場合、そのセグメントが付与されている各会社のセグメントごとの金額を合計した金額が表示されます。
連結パッケージ」画面でインポートしたセグメント損益の金額に、「連結仕訳」画面でセグメントを付与して登録した連結仕訳の金額を合算した金額が表示されます。
セグメント(単体)セグメント略号の左側にある三角のマークが下向きの場合、そのセグメントが付与されている各会社のセグメントごとの金額がそれぞれ表示されます。
連結パッケージ」画面でインポートしたセグメント損益の金額に、「連結仕訳」画面でセグメントを付与して登録した連結仕訳の金額を合算した金額が表示されます。

科目分類ごとに金額を確認する場合

科目分類の左側にある三角のマークが右向きの場合、科目分類ごとに以下の内容を確認できます。
初期値では、科目分類の左側にある三角のマークは右向きとなっています。

  • 連結損益計算書の金額と各セグメントの合計金額との差額
  • 各セグメントの連結金額
  • 各セグメントの単体金額

連結科目ごとに金額を確認する場合

科目分類の左側にある三角のマークをクリックして下向きにすると、科目分類に紐づく連結科目が表示され、連結科目ごとに以下の内容を確認できます。

  • 連結損益計算書の金額と各セグメントの合計金額との差額
  • 各セグメントの連結金額
  • 各セグメントの単体金額

連結科目ごとの内訳で金額を確認する場合

連結科目の左側にある三角のマークをクリックして下向きにすると、連結科目の「連結パッケージ」と「連結仕訳」が表示され、連結科目の内訳ごとに以下の内容を確認できます。

  • 連結損益計算書の金額と各セグメントの合計金額との差額
  • 各セグメントの連結金額
  • 各セグメントの単体金額

連結仕訳が登録されている場合、連結仕訳種別ごとに表示されます。
連結仕訳種別をクリックすると、該当種別に絞り込んだ状態の「連結処理」>「連結仕訳」画面を表示できます。

画面の項目

セグメント精算表」画面に表示される各項目について説明します。

番号項目名項目の説明
科目分類のアイコンクリックすると、セグメント損益が科目分類ごとに表示されます。
連結科目のアイコンクリックすると、セグメント損益が連結科目ごとに表示されます。
「連結精算表」の右横にあるマーク「<>」をクリックすると、連結精算表の「連結金額」「差額のみ」列が非表示となります。「><」をクリックすると、連結精算表の「連結金額」「差額のみ」列が再度表示されます。
損益計算書クリックすると、「連結精算表」画面の連結損益計算書が別タブで開きます。
差額のみ「差額のみ」の右側にあるチェックボックスにチェックを入れると、差額が発生している科目分類行のみを表示します。
セグメント略号の右側にある三角のマーク三角のマークをクリックして下向きにすると、セグメントが付与された各会社の金額列が表示されます。
再度三角のマークをクリックすると、セグメントが付与された各会社の金額が合算されて表示されます。
会社略号セグメントが付与されている会社略号が表示されます。
クリックすると、対象の会社の「連結パッケージ」画面の「セグメント損益」画面が別タブで開きます。
三角マーク三角のマークをクリックして下向きにすると、科目分類に紐づく連結科目や連結科目の内訳が表示されます。
詳細についてはこちらの項をご参照ください。
エクスポートクリックすると、「セグメント精算表」をエクスポートできます。
詳細についてはこちらの項をご参照ください。

エクスポート

セグメント精算表」画面では、「分類別集計」と「明細別」のいずれかの表示形式を選択してファイルをエクスポートできます。

操作手順

  1. 「連結帳票」>「セグメント精算表」画面で「エクスポート」をクリックします。
  2. 「分類別集計」または「明細別」をクリックします。
  • ファイルはCSV形式でエクスポートされます。文字コードは「UTF-8(BOM付き)」にのみ対応しています。
  • ファイルは自動でダウンロードされます。

エクスポート内容

エクスポートしたファイルには、それぞれ以下の内容が出力されます。

「分類別集計」を選択した場合

「分類別集計」を選択した場合、「セグメント精算表」画面を開くと最初に表示される科目分類ごとの金額を記載したファイルが出力されます。

項目列項目名備考
A列連結決算単位名
B列連結帳票区分
C列科目分類
D列連結損益計算書「セグメント精算表」画面の「連結金額」列の金額が出力されます。
E列差額「セグメント精算表」画面の「差額のみ」列の金額が出力されます。
F列以降セグメント名「セグメント精算表」画面の「セグメント」列の金額が出力されます。

「明細別」を選択した場合

「明細別」を選択した場合、「セグメント精算表」画面を構成するすべての情報を記載したファイルが出力されます。

項目列項目名
A列連結決算単位名
B列連結帳票区分
C列科目分類
D列連結科目コード
E列連結科目名
F列会社略号
G列会社名
H列セグメント略号
I列セグメント名
J列連結仕訳種別
K列金額
「セグメント精算表」画面で金額が0円の情報は出力されません。
更新日:2024年09月17日

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