- 作成日 : 2026年6月11日
Miro AIの使い方は?無料で使える条件・付箋作成・図解・文書作成のやり方を解説
Miro AIは、オンラインホワイトボード上で付箋作成、図解、要約、文書作成を支援するAI機能です。
- 無料プランでも月10クレジットまで利用可能
- 「AIで作成」から形式を選んでプロンプト入力
- 付箋・図解・文書・翻訳機能が使える
Q. 無料で使える範囲は?
A. Freeプランでチーム全体に毎月10クレジットが付与され、各AIアクションで1クレジット消費します。
Miro AIは、オンラインホワイトボード上で付箋の作成、アイデア出し、要約、図解、文書作成などを支援するAI機能です。無料プランでも一定範囲で利用できますが、AIクレジットやユーザー権限、管理者設定などの条件があります。
この記事では、Miro AIの基本機能や使い方、プロンプトの書き方、無料利用の条件などを解説します。
※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。
目次
Miro AIは何ができる機能?
Miro AIとは、オンラインホワイトボード「Miro」上で、アイデア作成、情報整理、要約、図解、文書作成などを支援するAI機能です。会議メモや付箋、画像、テキストをもとに、作業のたたき台を短時間で作れます。
アイデア出しとコンテンツ作成を支援する
Miro AIは、テキストプロンプトから付箋、文書、図表、表、タイムラインなどを作成できます。白紙の状態からアイデアを出すだけでなく、すでにボード上にある内容をもとに次の案を作る使い方もできます。
たとえば、新規サービスの企画会議で「20代向けの家計管理アプリの改善案を付箋で出してください」と入力すれば、複数のアイデアを付箋として展開できます。最初から完成形を作るというより、会議やワークショップの出発点を作る用途に向いています。
要約や情報整理に活用できる
Miro AIは、ボード上の付箋、コメント、テキストを分析し、要約や主要テーマの抽出、次のアクション案の作成に使えます。長い会議メモや散らばった意見を整理したいときに役立ちます。
Miroには、コメントスレッドを要約する「会話ダイジェスト」や、前回閲覧後のボード更新を確認できる進捗キャッチアップも用意されています。情報量が多いボードでも、全体を読み直す前に変更点や論点を把握しやすくなります。
ダイアグラムやマインドマップを生成できる
Miro AIは、文章で説明したプロセスや構造をもとに、フローチャート、UML図、エンティティ・リレーションシップ図、マインドマップなどを作成できます。手書きの図をアップロードし、編集可能な図に変換する機能もあります。
初心者の場合、最初は「〇〇の業務フローをフローチャートにしてください」「〇〇の要素をマインドマップにしてください」のように、図の種類とテーマを分けて伝えると扱いやすくなります。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
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Miro AIは無料で使える?
Miro AIは、Freeプランでも一定範囲まで無料で利用できます。ただし、完全に無制限で使えるわけではなく、AIクレジット、利用できるユーザー権限、管理者設定などの条件があります。
FreeプランでもAIクレジットの範囲内で使える
Miro AIはFreeプランでも利用できます。Freeプランでは、チーム全体に対して毎月10クレジットが無料で付与され、Miro AIの各AIアクションを実行するたびにクレジットを消費します。
付箋の生成、要約、図解作成、文書作成などを無料で試すことは可能です。無料利用は、Miro AIの操作感を確認したり、小規模なアイデア出しを試したりする用途に向いています。
有料プランでは付与されるクレジット数が増える
Miro AIを継続的に使う場合は、有料プランの方が利用しやすくなります。Starterプランでは月25クレジット、Businessプランでは1ライセンスあたり月50クレジット、Educationプランでは1ライセンスあたり月100クレジットが付与されます。
なお、企業向けのEnterpriseプランの場合は、ライセンスの種類によって付与されるクレジットが変わります。
会議後の要約、ワークショップの付箋整理、ダイアグラム生成、企画書の下書き作成などを日常的に行う場合、Freeプランのクレジットでは不足しやすいです。利用頻度が高いチームでは、プラン変更やAIクレジットアドオンの検討対象になります。
利用できるのはメンバーで、ゲストやビジターは対象外
Miro AIは、Free、Starter、Business、Enterprise、Educationなどのプランで利用できますが、利用できるユーザーは基本的にチームメンバーです。ゲストやビジターはMiro AIを利用できません。
なお、FreeプランのユーザーはBusinessプランと高度なAI機能を14日間試せますが、登録時にクレジットカード情報が必要で、期間中にキャンセルしないと有料サブスクリプションへ移行します。
Miro AIの使い方はどのような流れ?
Miro AIの基本的な使い方は、ボードを開き、AIで作成を選び、作りたいフォーマットを指定し、プロンプトを入力して結果を確認する流れです。既存の付箋や図を選択して、Miro AIメニューから要約や変換を行う方法もあります。
①AIで作成から始める
Miroボード上で「AIで作成」を選択すると、Create with AIパネルが開きます。そこから、フォーマットを選び、プロンプトパネルに作成したい内容を入力します。
作成できる形式には、ダイアグラムやマインドマップ、文書、画像、カンバン、プロトタイプ、付箋、テーブル、タイムラインなどがあります。
| 使いたい場面 | 選びやすい形式 | 作れる内容 |
|---|---|---|
| アイデア出しをしたい | 付箋 | 企画案、改善案、論点、質問案 |
| 業務の流れを整理したい | ダイアグラム | フローチャート、工程図、構造図 |
| 会議内容をまとめたい | 文書 | 要約、議事メモ、提案書の下書き |
| タスクを整理したい | カンバン・テーブル | ToDo、担当者、進捗、バックログ |
| 計画を見える化したい | タイムライン | ロードマップ、スケジュール案 |
②必要に応じ、ボード上の内容を選択して使う
Miro AIは、ボード上に表示されている付箋、図、画像、テキストなどを選択し、それらを文脈として使えます。非表示ではないコンテンツを選択すると、AIがその内容を参照して出力を生成できます。
たとえば、ワークショップ後に大量の付箋が残っている場合、付箋を選択してクラスター化すれば、似た内容をまとめられます。さらに、選択した付箋から要約文や文書を作れば、会議後の共有資料に転用しやすくなります。
③生成結果を確認して修正する
Miro AIで作成した内容は、そのまま完成物として扱うより、人が確認して調整する前提で使う方が安全です。Miro AIでは、生成後もプロンプトパネルを開いたまま追加指示を出し、結果を洗練できます。出力が粗い場合は、「もっと短く」「初心者向けに」「営業部向けに」「3段階の流れに整理」など、1回ごとに修正軸を絞って指示します。
Miro AIでの付箋の使い方は?
Miro AIで付箋を使う場合は、AIで作成から付箋を生成するか、既存の付箋を選択してクラスター化、要約、文書化を行います。アイデア出しやワークショップ後の整理に使いやすい機能です。
付箋を生成する
Miro AIでは、テキストプロンプトを入力して付箋を生成できます。操作は、作成バーの上にある「AIで作成」を開き、フォーマットから付箋を選び、入力欄に指示を入れる流れです。
たとえば、「新入社員研修の改善アイデアを10個出してください」「営業会議で議論すべき論点を付箋で作成してください」と入力すると、検討材料をボード上に展開できます。会議の前にたたき台を作る用途に向いています。
付箋をクラスター化する
付箋のグループを選択し、Miro AIからクラスターを選ぶと、キーワード別または感情別に分類できます。大量の意見を集めた後、似たテーマをまとめたいときに使えます。
たとえば、顧客インタビューの発言を付箋化した後、「価格」「使いやすさ」「サポート」「導入不安」といった観点で分ければ、課題の全体像を把握しやすくなります。分類後のクラスター名は変更できるため、社内で使いやすい言葉に整えるとよいでしょう。
付箋から要約や文書を作成する
Miro AIでは、選択した付箋をもとに要約を生成できます。また、付箋のグループから文書を作成することもできます。ワークショップ後に「決定事項」「未決事項」「次に確認する内容」を整理したい場合、付箋を選んで要約すると、共有用の文章を作りやすくなります。ただし、AIが判断した要約は抜け漏れを含む可能性があるため、参加者の合意内容や数値、期限は人が照合する前提で使います。
Miro AIで図やマインドマップを作るには?
Miro AIで図やマインドマップを作るには、AIで作成から「ダイアグラムやマインドマップ」を選び、図の種類と作りたい内容を文章で指定します。業務フロー、システム構成、アイデア整理などを視覚化できます。
図の種類を選んで説明文を入力する
ダイアグラムやマインドマップは、作成ツールバーの上にある「AIで作成」から進み、フォーマットでダイアグラムやマインドマップを選択して作成します。プロンプト欄に作りたい図の内容を説明し、実行するとボード上に図が生成されます。
たとえば、「ECサイトの購入完了までの流れをフローチャートにしてください」「新規事業の検討要素をマインドマップにしてください」のように書きます。図の目的、登場人物、開始点、終了点を入れると、見直しやすい結果になりやすいです。
手書きの図を編集可能な図に変換する
Miro AIには、手書きのダイアグラム画像をMiroボード上で編集可能な図に変換する機能があります。画像をボードにアップロードし、画像を選択して、コンテキストメニューから変換を行います。
紙やホワイトボードに書いた図をオンライン会議後に整理したい場合に便利です。変換後は、接続線、ラベル、順序、抜けている要素を確認します。
Miro AIで文書作成や翻訳を行うには?
Miro AIでは、文書の生成、既存テキストの修正、要約、翻訳ができます。企画書、提案書、研究概要、会議メモなどの下書きを作り、ボード上で整理する使い方に向いています。
文書作成では、AIに任せる範囲を明確にすることがポイントです。完成原稿を一発で作るより、「構成案」「要約」「説明文の下書き」「表現の調整」のように作業を分けると、確認しやすい出力になります。
文書を生成する
Miro AIで文書を作る場合は、AIで作成を開き、フォーマットからドキュメントを選びます。プロンプトで作りたい文書を説明すると、Miro AIが文書を生成します。
たとえば、「新サービスの社内説明用に、目的、対象者、提供価値、検討事項を含む企画メモを作成してください」と入力すると、企画の骨子を作れます。Miroボードにある付箋やメモを選択して文書化すれば、会議内容から共有資料を作る流れにもつなげられます。
テキストを修正する
Miro AIは、文法やスペルの修正、短縮、わかりやすい文章への書き換え、トーン調整に対応しています。トーンは、親しみやすい表現、専門的な表現、ビジネス向けの表現など、用途に合わせた書き換えができます。
ボード上の説明文が長すぎる場合は「短くする」、専門用語が多い場合は「わかりやすい文章にする」を選びます。クライアント向けの文章ではビジネス調、社内ワークショップでは親しみやすい表現など、用途に合わせて調整できます。
17言語への翻訳に使う
Miro AI Translateでは、キャンバス上のテキストを17言語に翻訳できます。日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、トルコ語などが含まれます。
海外メンバーと同じボードを使う場合、付箋や説明文を翻訳すれば、議論の共有がしやすくなります。ただし、製品名、契約条件、技術用語、数値は人が確認してから共有する方が安全です。
Miro AIを使う際の注意点は?
Miro AIを使う際は、出力内容の正確性、情報の選び方、AIクレジットの消費、管理者設定を確認します。AIが作った内容はたたき台として扱い、事実関係や社内ルールに関わる部分は人が見直す必要があります。
AIクレジットを消費する
Miro AIの各AIアクションでは、AIクレジットを消費します。付箋やテキスト生成は1クレジットですが、文書生成、画像生成、ダイアグラム作成、テーブル作成などは複数クレジットを消費するため、利用前に最新のクレジット表を確認しましょう。毎月付与されるクレジット数はプランによって異なります。利用目的を決め、付箋生成、要約、図解など用途を絞って使うと無駄を抑えやすくなります。
管理者設定により使えない場合がある
Miro AIが作成バー上に表示されない場合、組織側でMiro AIが有効化されていない可能性があります。企業利用では、管理者が組織でMiro AIを有効にする必要があります。
また、Miro AIはゲストやビジターでは使えません。社外メンバーを招待しているボードでは、誰がAI機能を使えるのかを事前に確認しておくと、会議中の混乱を避けやすくなります。
機密情報や誤情報の扱いに注意する
Miro AIに入力する内容には、社外秘情報、個人情報、契約条件、未公開の経営情報などが含まれないように確認します。AI出力は便利ですが、誤った要約や不正確な分類が混ざる可能性があります。
顧客インタビューの付箋を要約する場合、個人名や連絡先が入ったまま処理しない方が安全です。社内ルールに従い、必要に応じて匿名化したうえで使い、公開前には担当者が内容を確認します。
Miro AIで、会議や情報整理を効率化しよう
Miro AIの使い方は、AIで作成からフォーマットを選び、プロンプトを入力して、生成結果を確認・修正する流れが中心です。付箋の生成、クラスター化、要約、ダイアグラム作成、文書作成、翻訳まで対応しており、会議準備やワークショップ後の整理に役立ちます。まず付箋や要約から始め、慣れてきたら図解や文書化へ広げるとよいでしょう。Miro AIの活用方法を理解すれば、オンラインホワイトボード上の情報を整理し、チームで共有しやすい形に変換できます。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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