• 作成日 : 2026年1月14日

ExcelでCopilotが表示されない原因6つと正しい解決方法を詳しく解説

ExcelでCopilotが表示されず、「設定ミスなのか」「自分の環境では使えないのか」と困っている方は少なくありません。Copilotは非常に便利なAI機能ですが、すべてのExcel環境で自動的に利用できるわけではなく、対応プランやバージョン、通信環境、管理者設定など、いくつかの前提条件があります。

当記事では、ExcelでCopilotが表示されないときに考えられる主な原因を6つに整理し、それぞれに対応した正しい解決方法を分かりやすく解説します。

CopilotがExcelに表示されない主な原因は?

CopilotがExcelに表示されない原因は、プラン・バージョン・設定・環境のいずれかに問題があるケースがほとんどです。

Microsoft Copilotは、すべてのExcel環境で自動的に使える機能ではなく、対応プランや最新バージョンの利用、安定した通信環境など、いくつかの前提条件があります。また、法人利用では管理者側の設定によってAI機能が制限されている場合も少なくありません。

ここでは、ExcelにCopilotが表示されないときに特に多い原因を1つずつ整理し、どこを確認すべきかを分かりやすく解説します。

Microsoft 365のプランが対応していない

ExcelにCopilotが表示されない場合によくある原因は、利用中のMicrosoft 365プランがCopilotに対応していないことです。CopilotはすべてのMicrosoft 365契約で使える機能ではなく、対応プランが限定されています。個人向けでは「Microsoft Copilot Pro」、法人向けでは「Microsoft 365 Copilot」など、専用のライセンスが必要です。

ExcelのリボンにCopilotボタンが見当たらない場合は、まず契約中のプラン名を公式サイトや管理画面で確認しましょう。

Excelのバージョンが古くなっている

Excelのバージョンが古い場合、Copilotが表示されないことがあります。Copilotは常に最新のExcel機能を前提として提供されているため、更新が止まっている環境では利用できません。特に、永続ライセンス版のExcel 2019や2021ではCopilotに対応していません。

また、Microsoft 365版であっても更新が一時停止されていると、新機能が反映されません。「ファイル」→「アカウント」から更新状態を確認し、最新版にアップデートされているかをチェックする必要があります。

通信状態が不安定になっている

インターネット接続が不安定だと、CopilotはExcel上に表示されません。Copilotはクラウド上のAIと通信しながら動作するため、常時オンライン環境が必須です。一時的な回線障害や、社内ネットワークの制限、VPN接続の影響で通信が遮断されると、Copilotが自動的に無効化されることがあります。

特に、Wi-Fiの切断や社外ネットワークへのアクセス制限がある環境では注意が必要です。Excelは起動できてもCopilotだけが表示されない場合、通信状況を確認し、安定したネットワークに接続し直すことで改善するケースがあります。

管理者がAI機能を制限している(法人利用の場合)

法人利用では、管理者の設定によってCopilotが利用できない場合があります。Microsoft 365を会社で使っている場合、IT管理者がセキュリティや情報管理の観点からAI機能を制限していることがあります。CopilotはMicrosoftのクラウド上のCopilot機能と通信して処理するため、情報管理の観点から組織で利用を制限しているケースもあるでしょう。

この場合、個人で設定を変更してもCopilotは表示されません。ExcelにCopilotが出ないときは、管理者にCopilotの利用可否や、テナント全体の設定状況を確認してもらう必要があります。

地域と言語設定が未対応になっている

地域や表示言語の設定がCopilot非対応だと、Excelに表示されないことがあります。Copilotは段階的に提供されており、すべての地域・言語で同時に使えるわけではありません。特に、Excelの表示言語やMicrosoftアカウントの地域設定が一致していない場合、Copilotが有効にならないことがあります。

日本語環境では問題なく使えるケースが増えていますが、言語設定が英語以外の一部言語になっていると非表示になる場合もあります。「アカウント」や「オプション」から言語と地域設定を確認しましょう。

Excel側の設定が原因でCopilotが無効化されている

Excelのプライバシー設定やオンライン機能が無効化されていると、Copilotが表示されないケースがあります。たとえば、「接続されたエクスペリエンス」がオフになっている場合、AI機能全体が利用できなくなります。

これは、過去にプライバシー保護を重視して設定を変更した際に起こりやすいトラブルです。「ファイル」→「オプション」→「プライバシー設定」から、オンライン接続機能が有効になっているかを確認することで、Copilotが再表示されることがあります。

CopilotがExcelに表示されないときの解決方法は?

CopilotがExcelに表示されない場合でも、原因に応じた対処を行えば解決できるケースが多くあります。ここでは、個人利用・法人利用のどちらにも共通する基本的な解決方法を中心に、具体的な確認手順を分かりやすく解説します。

契約中のMicrosoft 365プランがCopilot対応か確認する方法

最初に確認したいのは、契約しているMicrosoft 365プランがCopilotに対応しているかどうかです。Excel上にCopilotが表示されない場合、多くはライセンスが未対応であることが原因です。「Excel」→「ファイル」→「アカウント」を開き、表示されているサブスクリプション名をチェックしましょう。

個人利用はCopilotが含まれるMicrosoft 365 Personal/Familyライセンス、またはCopilot Pro、法人利用は対象のMicrosoft 365サブスクリプションに加えてMicrosoft 365 Copilotのライセンスが必要です。プラン名が分からない場合は、Microsoftアカウントの管理画面や請求情報ページで確認すると確実です。

Excelを更新して最新バージョンにする方法

Excelが最新バージョンでないと、Copilotは正しく表示されません。CopilotはMicrosoft 365版の機能であり、常に最新の更新プログラムが適用されていることが前提です。確認手順は、「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」から「今すぐ更新」を選択します。

更新が一時停止されている場合、新機能が反映されずCopilotが表示されないことがあります。また、Excel 2019や2021などの永続ライセンス版では、更新してもCopilotは利用できません。必ずMicrosoft 365版であることもあわせて確認しましょう。

プライバシー設定とオンライン接続機能をオンにする方法

Excelのプライバシー設定が原因で、Copilotが無効になっているケースもあります。Copilotは「接続されたエクスペリエンス」と呼ばれるオンライン機能を使用しており、オフになっていると、Copilotなど一部のオンライン機能が利用できません。「ファイル」→「オプション」→「プライバシー設定」を開き、「接続されたエクスペリエンスを有効にする」にチェックが入っているかを確認しましょう。

過去に情報送信を制限した設定を行っている場合でも、ここをオンにすることでCopilotが再表示されることがあります。

管理者に確認してもらうべきCopilot関連設定

法人利用の場合は、個人では解決できない管理者設定が原因のことがあります。Microsoft 365を会社で利用している場合、Copilotの利用可否は管理者が一元管理しています。具体的には、Copilotライセンスの割り当て、AI機能の有効化、情報保護ポリシーなどが影響します。

そのため、Excel側で問題が見当たらない場合は、IT管理者に「Copilotのライセンスが付与されているか」「組織全体でAI機能が制限されていないか」を確認してもらうことが重要です。自己判断で設定変更せず、必ず管理者経由で対応してもらいましょう。

ExcelでCopilotが使えないときはプラン・設定・管理者権限を見直そう

ExcelでCopilotが表示されない主な原因は、プラン未対応、Excelのバージョン不足、通信環境の問題、管理者設定、地域・言語設定、またはExcel側のプライバシー設定です。

まずは契約中のプランとライセンスを確認し、次にExcelが最新バージョンかどうか、オンライン接続機能が有効かをチェックしましょう。法人利用の場合は、個人で解決できない管理者設定が影響しているケースも多いため、早めにIT管理者へ相談することが近道です。原因の切り分けと適切な対処によって、Copilotをスムーズに活用しましょう。


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