- 作成日 : 2026年6月11日
AI作曲アプリ・ツールのおすすめは?選び方や商用利用の注意点を解説
AI作曲ツールは用途によって選ぶのがおすすめで、歌入り楽曲ならSuno・Udio、動画BGMならSOUNDRAW・Mubertが適しています。
- 歌入り楽曲:Suno・Udio
- 動画BGM:SOUNDRAW・Mubert
- 商用利用は規約確認が必須
Q. 無料プランで商用利用できる?
A. 多くのサービスで無料プランは商用利用不可のため、事前に利用規約の確認が必要です。
AI作曲ツールは、文章で曲調やジャンルを指定するだけで、歌入り楽曲やBGMを自動生成できるサービスです。商用利用に対応したものまで種類が多く、用途に合わないツールを選ぶと、使いたい場面で利用できない場合があります。
この記事では、AI音楽生成ツールの選び方、無料・商用利用の注意点、目的別のおすすめサービスを解説します。
※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。
目次
AI作曲ツールのおすすめは?
AI作曲ツールは、目的によっておすすめが変わります。初心者が見るべきなのは、操作の簡単さ、商用利用の条件、日本語プロンプトとの相性、歌詞・ボーカル生成の有無、ダウンロード形式、編集機能の範囲です。
【歌入りの曲を作る場合】Suno・Udio
歌詞と曲をまとめて作りたい場合は、SunoやUdioのようなボーカル付き楽曲生成に強いAI作曲ツールが向いています。短い指示文から、歌声、伴奏、曲調を含む完成形に近い音源を生成しやすいためです。
Sunoは、テキストから楽曲を作れる代表的なAI音楽生成サービスです。料金ページでは無料プランでも一定数の楽曲生成ができる一方、無料プランは商用利用不可と明記されています。YouTube収益化、広告、企業SNS、販売用コンテンツなどに使う場合は、無料生成だけで判断せず、利用プランと権利条件を確認する必要があります。
参考:Suno
Udioも、テキストから音楽を生成できるAI作曲サービスです。公式サイトでは、AIで音楽を短時間に作成できるサービスとして紹介されています。歌入り楽曲やデモ音源を作りたい人に向いていますが、商用利用やダウンロード条件はプランや規約変更の影響を受けやすいため、制作前に最新条件を確認するのが安全です。
参考:Udio
【動画や広告のBGM】SOUNDRAW・Mubert
動画、広告、SNS、プレゼン資料、ポッドキャスト用BGMを作るなら、SOUNDRAWやMubertのようなBGM生成に強いサービスが使いやすいです。ボーカル付き楽曲よりも、尺、雰囲気、用途に合わせたインストゥルメンタル音源を作りやすいためです。
SOUNDRAWは、ジャンル、ムード、テーマ、長さなどを選んで曲を生成できるAI音楽サービスです。ライセンスページでは、YouTube、SNS、商品動画、チュートリアル、ライブ配信、ゲーム、クライアントワークなどの個人・商用プロジェクトで利用できる旨が示されています。CanvaにもSOUNDRAW連携があり、デザインや動画に合う音楽を生成する用途にも向いています。
参考:SOUNDRAW
Mubertは、動画やSNS、ポッドキャスト向けのロイヤリティフリーBGM生成を打ち出しているAI音楽サービスです。テキスト、画像、スタイル、ムードなどをもとに音源を作れる点が特徴で、広告用音楽や商用BGMの生成にも対応しています。ただし、商用利用する場合はProプランやBusinessプランへの加入が必要です。
参考:Mubert
【作曲のアイデア出し】BandLab SongStarter
メロディやコード進行のアイデアを得たい場合は、BandLab SongStarterのような作曲支援ツールが向いています。完成曲を一発で作るというより、曲作りの出発点を作る用途に適しています。
BandLab SongStarterは、AIを使ってビートやメロディのアイデアを生成するツールです。公式ヘルプでは、さまざまなジャンルのカスタマイズ可能な曲のアイデアを提示する機能として説明されています。音楽制作ソフトに慣れていない初心者でも、作曲のきっかけを作りやすい点が利点です。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
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AI作曲ツールを選ぶポイントは?
AI作曲ツールは、作りたい音源の用途から選ぶと失敗しにくくなります。歌入り楽曲、動画BGM、商用広告、作曲練習、SNS投稿など、目的を先に決めると候補を絞り込めます。
最初から高機能なツールを選ぶよりも、「何に使う音楽か」「公開するのか」「収益化するのか」「自分で編集するのか」を基準にしたほうが判断しやすくなります。
商用利用の可否を最初に確認する
AI作曲ツールを選ぶ際は、商用利用できるかを最初に確認します。無料で作れた音源でも、広告、YouTube収益化、企業サイト、販売コンテンツに使えるとは限らないためです。
たとえばSunoの無料プランは、料金ページ上で「No commercial use」とされています。一方、SOUNDRAWはライセンスページで、各種プロジェクトにおける個人・商用利用について説明しています。このように、同じAI音楽生成でも無料プランの範囲、ダウンロード可否、収益化可否、クライアントワーク利用の可否は異なります。
| 確認項目 | 見るべき内容 |
|---|---|
| 商用利用 | YouTube収益化、広告、企業SNS、販売物に使えるか |
| 無料プラン | 生成のみ可能か、ダウンロードや公開まで可能か |
| 権利範囲 | 作成者がどこまで利用権を持てるか |
| クレジット表記 | 著作権表示やサービス名表記が必要か |
| 継続利用 | 解約後も作成済み楽曲を使えるか |
歌ありかBGMかで選ぶ
歌入り楽曲を作りたい場合と、BGMを作りたい場合では、選ぶべきAI作曲ツールが変わります。歌入り楽曲では、歌詞の自然さ、ボーカルの質、曲展開、ジャンル再現性が判断軸になります。BGMでは、尺の調整、ループのしやすさ、映像とのなじみ、音の主張の強さが判断軸になります。企業動画や解説動画では、歌声が入るとナレーションとぶつかる場合があるため、インストゥルメンタルのほうが扱いやすい場面もあります。
編集しやすい形式で出力できるかを確認する
AI作曲ツールは、生成後に編集できるかどうかでも使い勝手が変わります。WAV、MP3、MIDI、ステムデータなどで出力できると、動画編集ソフトや音楽制作ソフトで調整しやすくなります。
AIVAは、250以上のスタイルで楽曲生成できることに加え、MIDIの影響を取り込んだり、生成曲を編集したり、複数のファイル形式でダウンロードしたりできる点を訴求しています。作曲経験がある人や、生成した音源を自分で編曲したい人に向いた選択肢です。
参考:AIVA
AI作曲ツールを商用利用するときの注意点は?
AI作曲ツールで商用利用する場合は、利用規約、ライセンス、生成物の権利、既存楽曲との類似、配信先のルールを確認します。AIで作った音楽でも、無条件に自由利用できるわけではありません。
AI音楽生成は急速に広がっている一方、著作権や学習データをめぐる議論も続いています。AI作曲サービスを商用利用する際は、最新条件の確認が欠かせません。
著作権と利用権は分けて考える
AI作曲で作った音源は、「著作権を持てるか」と「利用できるか」を分けて考える必要があります。サービス上で作った曲を使える場合でも、著作権そのものを完全に取得できるとは限りません。
多くのAI作曲ツールでは、利用者に一定の利用権を付与する形でサービスが設計されています。商用利用が認められている場合でも、再販売、素材集への収録、音楽配信、クライアントへの譲渡、店舗BGM、テレビCMなどでは条件が変わることがあります。利用前に、どの用途まで許可されているかを読み分ける必要があります。
既存アーティスト風の指示は避ける
AI作曲では、既存アーティスト名や既存曲名を直接指定して「似た曲」を作らせる使い方は避けたほうが安全です。著作権、パブリシティ、ブランド毀損、プラットフォーム規約違反につながるおそれがあるためです。
プロンプトでは、アーティスト名ではなく、ジャンル、テンポ、楽器、雰囲気、用途を指定すると安全性が高まります。たとえば「有名アーティスト風」ではなく、「明るいシンセポップ」「テンポ120前後」「企業紹介動画向け」「爽やかで前向きなBGM」のように書くと、目的に合った音楽を作りやすくなります。
企業利用では記録を残す
企業でAI作曲ツールを使う場合は、利用したサービス名、プラン、生成日、プロンプト、ダウンロードファイル、ライセンス条件を記録しておくと安心です。後から利用可否を確認しやすくなるためです。
AI作曲ツールは、料金プランや利用条件が変更されることがあります。制作時点でどの条件に基づいて音源を使ったのかを残しておけば、社内確認やクライアント説明にも対応しやすくなります。広告や営業資料など外部公開される素材では、音源管理の履歴を残す運用が向いています。
初心者がAI作曲を始める手順は?
初心者は、目的を決め、ツールを選び、短いプロンプトで試作し、生成結果を編集し、利用条件を確認してから公開する流れで進めると迷いにくくなります。最初から完成度の高い曲を狙うより、複数案を作って比較するほうが実用的です。
①目的と利用先を決める
最初に、作る音楽の目的と利用先を決めます。YouTube動画、広告、SNS投稿、ゲーム、ポッドキャスト、社内プレゼン、歌入りデモなど、使う場所によって適した曲調が変わるためです。
ナレーション入り動画なら、歌声や主張の強いメロディは邪魔になることがあります。ショート動画なら、冒頭数秒で印象に残るリズムが向いています。店舗BGMなら、長時間流しても疲れにくい音作りが合います。AI作曲ツールを選ぶ前に、使う場面を明確にすると判断しやすくなります。
②プロンプトは用途・雰囲気・楽器・尺で書く
AI作曲のプロンプトは、用途、雰囲気、ジャンル、楽器、テンポ、尺を含めると安定しやすくなります。抽象的な指示だけでは、意図と違う音源が生成されやすいためです。
動画BGMなら「中小企業向けサービス紹介動画に合う、明るく清潔感のあるポップBGM。ピアノと軽いシンセ、テンポは中程度、ナレーションを邪魔しない、60秒程度」と書くと、用途が伝わりやすくなります。歌入りなら、歌詞のテーマ、曲の展開、ボーカルの雰囲気、サビの印象まで指定すると狙いに近づきます。
③生成後に編集して完成度を上げる
AI作曲では、生成された音源をそのまま使うだけでなく、不要な部分を切る、音量を下げる、ループ化する、フェードイン・フェードアウトを加えると実用性が高まります。動画や広告では、曲の完成度だけでなく、映像とのなじみも評価されます。
音源編集に慣れていない場合は、Canva、CapCut、Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolveなどの動画編集ソフト上で、音量調整や切り貼りを行うだけでも十分です。音楽制作に慣れている人は、DAWと呼ばれる音楽制作ソフトに取り込んで、楽器別に調整するとより自然に仕上げられます。
AI作曲ツールを使うときの確認事項は?
AI作曲ツールで失敗しやすいのは、無料で作った曲を商用利用できると思い込むこと、既存アーティスト風の指示を出すこと、生成音源を確認せずに公開することです。便利なツールほど、権利と品質の確認を省かない姿勢が必要です。
無料生成と自由利用を混同しない
無料で生成できることと、自由に使えることは同じではありません。無料プランでは、個人利用や試作に限定される場合があります。
また無料プランではダウンロードできない、透かしやクレジット表記が必要、収益化に使えないといった制限があり得ます。AI作曲ツールを比較するときは、「無料で作れるか」だけでなく「作った後にどこで使えるか」を確認する必要があります。
似た曲になっていないか確認する
AIで作った曲でも、既存曲と雰囲気やメロディが似すぎていないか確認したほうが安全です。完全に新しい曲として生成されたように見えても、既存作品に近い印象を与える場合があります。
商用動画や広告で使う場合は、公開前に複数人で聴き、既存曲を連想しないか確認すると安心です。また、広告、テレビCM、広範囲に配信するキャンペーンなどで使う場合は、社内チェックだけでなく、必要に応じて法務担当者や権利処理に詳しい専門家へ確認することも検討しましょう。
プロンプトに有名曲名やアーティスト名を入れないことも、類似リスクを下げる方法です。企業利用では、音源候補を複数作り、最も独自性と用途適合性の高いものを選ぶ運用が向いています。
音量とミックスを確認する
AI作曲ツールで生成した音源は、そのまま使うと音量が大きすぎたり、ナレーションや効果音とぶつかったりすることがあります。公開前に、実際の動画やコンテンツに合わせて音量を確認する必要があります。
BGMでは、曲単体で聴いたときの良さよりも、コンテンツ全体で邪魔にならないかが大切です。ナレーション入り動画では、声が聞き取りやすい音量に下げ、冒頭と終わりにフェードを入れると自然になります。SNS動画では、スマートフォンのスピーカーで聴いたときに違和感がないかも確認するとよいでしょう。
AI作曲ツールは目的と権利条件で選ぼう
AI作曲のおすすめツールは、歌入り楽曲を作るのか、動画BGMを作るのか、商用利用するのかで変わります。無料で試せるサービスもありますが、商用利用やダウンロードには制限がある場合があります。AI作曲ツールを選ぶ際は、音質や操作性だけでなく、利用規約、ライセンス、公開先のルールまで確認してから使いましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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