• 更新日 : 2026年3月24日

NotebookLMの共有方法は?できない原因や音声リンク発行も解説

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NotebookLMの共有機能は、チーム内でのスムーズな情報共有や効率的な共同作業を実現するために欠かせない重要なツールです。しかし、実際に利用しようとすると「共有ボタンが見つからない」「組織外のユーザーを招待できない」といった予期せぬトラブルに直面することも少なくありません。共有機能には、ノートブック全体を見せて共同編集する方法と、生成された音声コンテンツのみを公開する方法の2種類があり、それぞれの特性を理解して使い分ける必要があります。

この記事では、NotebookLMの基本的な共有手順から閲覧者・編集者の権限設定、共有できない原因とその解決策、さらにはセキュリティを守るための注意点までをわかりやすく解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

NotebookLMで共有できる機能は?

NotebookLMには、利用目的や共有範囲に応じて使い分けられる2つの共有機能が実装されています。プロジェクトメンバーと資料全体を見ながら共同編集したい場合と、生成された音声コンテンツだけを広く一般に公開したい場合では、機能や見え方がまったく異なるからです。それぞれの特徴を正しく理解し、用途に合った適切な方法を選びましょう。

ここでは、ノートブック全体の共有と音声解説(Audio Overview)の共有について解説します。

ノートブック全体

ノートブック全体の共有は、ソース資料やチャット履歴を含むすべての情報を特定のメンバーと共有する機能です。共同研究やプロジェクト管理など、複数人で深い分析や議論を行うために設計されているからです。

招待されたユーザーは、権限に応じて同じ資料を見ながらAIに質問したり、新しいメモを作成したりできます。Googleドキュメントやスプレッドシートのような感覚でリアルタイムに近い共同作業ができるため、チームでのコラボレーションに最適です。ただし、ソース資料の中身もすべて共有されるため、招待する相手の選定には注意が必要です。

音声解説(Audio Overview)

音声解説(Audio Overview)の共有は、AIがソース資料をもとに生成した「音声解説」のみを切り出して公開リンクを発行する機能です。資料の中身を非公開にしたまま、概要だけをポッドキャストのような形式で伝えたい場面で役立つからです。

この機能では元のソース資料やメモは一切共有されず、音声だけが独立したコンテンツとして扱われます。そのため、SNSでの拡散や、移動中のメンバーへの情報共有など、手軽なアウトプット手段として適しています。Google アカウントを持っていない(あるいはログインしていない)相手でも、発行された公開リンクにアクセスするだけで、ブラウザ上ですぐに音声を再生できる点が大きなメリットです。

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NotebookLMでノートブックを共有する方法は?

NotebookLMでの共有手順は、Googleドライブの操作と非常によく似ています。画面右上の共有アイコンから設定画面を開き、相手を招待するかリンクを送信するのが基本的な流れです。操作は直感的ですが、情報の安全性を考慮して「誰に」「どの権限で」共有するかを慎重に選ぶ必要があります。誤操作による漏洩を防ぐためにも、正しい手順を把握しておきましょう。

ここでは、具体的な共有手順と共有の解除方法について解説します。

メールアドレスでユーザーを招待する

特定の相手をメールアドレスで招待する方法は、セキュリティを高く保ちながら共有するための最も確実な手順です。指定されたGoogleアカウントを持つ本人しかアクセスできない仕組みになっており、無関係な第三者への情報漏洩を未然に防げるからです。

画面右上の「共有」アイコンをクリックし、相手のメールアドレスを入力して権限を選び、送信ボタンを押すだけで完了します。社内プロジェクトや機密性の高い情報を扱う場合は、原則としてこの個別招待機能を利用することが推奨されます。

共有リンクを取得して送付する

共有リンクを取得して送付する方法は、チャットツールやメールなどで手軽に複数人へ情報を共有したい場合に適しています。メールアドレスを一人ひとり入力する手間が省け、発行されたURLを貼り付けるだけですぐに情報を渡せるからです。

共有画面を開き、ダイアログ内にある「ノートブックへのアクセス」の項目で、「制限付き」から「リンクを知っている全員」に切り替えて「リンクをコピー」をクリックすればURLが取得できます。これにより、個別の招待がないユーザーでもURLから閲覧が可能になります。ただし、アクセス権限を「リンクを知っている全員」に設定する場合は、URLさえわかれば誰でも閲覧可能になるため、拡散リスクに十分注意しましょう。基本的には「制限付き」での運用が安全です。

共有設定を解除・停止する

共有設定を解除・停止する方法は、プロジェクト終了時やメンバーが変更になった際に必ず行うべき重要な操作です。不要なアクセス権を残したままにしておくと、将来的な情報漏洩のリスクにつながるからです。

共有画面を開き、対象ユーザーの権限設定から「アクセス権を削除」を選択するか、リンク設定を「制限付き」に戻すことで解除できます。定期的に共有状況の棚卸しを行い、常に必要なメンバーだけがアクセスできる状態を保つことが、セキュリティ管理の基本となります。

共有時の権限「閲覧者・編集者」の違いは?

NotebookLMの共有において、相手に許可する操作範囲を決めるのが「権限設定」です。適切な権限を付与しないと、大切なソース資料を誤って削除されたり、共同作業が円滑に進まなかったりといった問題が発生します。権限には主に「閲覧者」と「編集者」の2種類があり、役割分担を明確にすることが重要です。

ここでは、各権限でできることの違いと、設定の変更手順について解説します。

閲覧者:閲覧のみで編集不可

閲覧者(Viewer)権限は、ノートブックの内容を見ることはできますが、情報の変更や削除は一切できない設定です。情報の確認だけを目的とするメンバーによる、誤操作や意図しないデータの改変を防ぐ必要があるからです。

具体的には、ソース資料を読むことやAIへの質問(チャット)は可能ですが、新しいソースの追加やメモの編集は行えません。また、閲覧者が行ったチャットの履歴は他のメンバーには共有されないため、他人の作業を妨げることなく内容を確認できます。情報のチェックのみを依頼したい場合に適した権限です。

編集者:ソース追加やメモが可能

編集者(Editor)権限は、ノートブックのオーナーとほぼ同等の管理操作ができる強力な設定です。チームで協力して資料を収集したり、共同でメモを作成・整理したりする作業には、フルアクセス権限が必要だからです。

ソース資料の追加・削除や、ノートブック名の変更など、あらゆる操作が可能になります。ただし、編集者がソースを削除すると共有メンバー全員の環境から削除されるため、取り扱いには十分な注意が必要です。信頼できるコアメンバーにのみ付与し、運用のルールを決めておくのが賢明です。

権限設定を変更する手順

権限設定を変更する手順は、共有した後からでも管理画面でいつでも簡単に行うことができます。プロジェクトの進行状況やメンバーの役割変更に合わせて、柔軟にアクセス権を管理するためです。

共有ダイアログを開き、ユーザー名の横にある現在の権限(閲覧者または編集者)をクリックし、プルダウンメニューから新しい設定を選んで「保存」するだけです。たとえば、最初は編集者として招待し、作業が完了した後は閲覧者に変更するといった運用も可能です。状況に応じて適切な権限に見直しましょう。

音声解説・動画解説・スライド資料を共有するには?

NotebookLMの特徴である「音声解説(Audio Overview)」や「動画解説(Video Overviews)」、ベータ版が公開中の「スライド資料」などは、ノートブック本体とは別に独立して共有できます。資料の中身は見せずに、AIが生成した対話型の解説や視覚的なプレゼン資料のみを公開することが可能です。共有方法は、公開用URLの発行か、ファイルとして保存するかの2通りがあります。

ここでは、それぞれの具体的な手順と活用シーンについて解説します。

公開用リンクを発行してシェアする

公開用リンクを発行する方法は、誰でもアクセスできるURLを作成して音声や動画、スライドなどをシェアする機能です。受信者がNotebookLMのアカウントを持っていなくても、ブラウザ上ですぐに音声を再生できる手軽さがあるからです。

音声解説生成画面にある「共有」アイコンから「公開リンクを作成」を選ぶだけで、専用のURLが発行されます。SNSでの拡散や、会議前の予習用としてメンバーに送付する場合などに非常に便利です。なお、発行したリンクは後から削除してアクセス不能にすることも可能です。

ファイルをダウンロードする

ファイルをダウンロードする方法は、インターネット環境がない場所での再生や、二次利用に適しています。

プレーヤー横のメニューから「ダウンロード」を選択すると、音声解説の場合はm4a形式(2025年現在の標準形式。Apple製品をはじめ多くのデバイスで再生可能なAAC規格)でローカル環境にファイルが保存できます。ポッドキャストとして配信する、プレゼン資料に組み込むといったように、活用の幅が広がります。ただし、リンク共有とは異なり、ファイル自体を相手に渡すことになるため、ダウンロードしたファイル自体の管理や再配布については、情報の機密性、著作権、利用規約などに留意して慎重に行いましょう。

NotebookLMで共有できない・ボタンがない原因は?

NotebookLMを使っていると、「共有ボタンが見当たらない」「招待エラーになる」といった問題に直面することがあります。これらのトラブルの多くは、Google Workspaceの管理者設定や、組織と個人のアカウント仕様の違いによるものです。原因を正しく特定できれば、設定の変更や運用の見直しで解決できるケースがほとんどです。

ここでは、共有できない主な3つの原因と、それぞれの対処法について解説します。

Workspaceの管理者設定で制限されている

NotebookLMの共有ボタンが表示されない主な原因は、組織の管理者によって機能が制限されていることです。企業や学校のセキュリティポリシーにより、Googleの追加サービス(AI機能)の使用やデータの外部共有がデフォルトでオフに設定されている場合があるからです。

この状態では、ユーザー個人の操作で解決することはできません。組織のIT管理者に問い合わせを行い、管理コンソールから「NotebookLM」のサービスを有効化し、必要に応じて共有設定を変更してもらうよう依頼する必要があります。

組織と個人のアカウント間では共有できない

組織のアカウント(Workspace)と個人のGoogleアカウント(Gmail)の間では、共有が制限される場合があります。これは、企業データの流出を防ぐためのドメイン外共有制限がシステム的にかかっていることが多いためです。

まずは管理者に「外部との共有許可」を確認しましょう。設定変更が難しい場合は、共有したい全員が同じ組織のアカウントを使用するか、全員が個人のGoogleアカウントを使用するように統一してください。アカウントの種別を揃えることが、スムーズな共有を実現するための最も早い解決策です。

共有相手がGoogleアカウントを持っていない

ノートブックの共有(共同編集・閲覧)を行うには、相手も必ずGoogleアカウントを持っている必要があります。NotebookLMのアクセス認証システムはGoogleアカウントに紐付いており、Yahoo!メールやOutlookなどの他社メールアドレスではログインできない仕様だからです。

招待を送る前に、相手がGoogleアカウントを利用可能か確認しましょう。持っていない場合は新規作成してもらうか、ログイン不要な音声解説や動画解説の公開リンクを利用するなどの代替案を検討してください。

NotebookLMはスマホでも共有できる?

NotebookLMには現在、 iOSおよびAndroid向けの専用モバイルアプリが提供されています。

アプリ版を利用することで、スマホからでもPC版と同様の共有機能や、AIによる音声解説・動画解説の再生をスムーズに行うことができます。

アプリ版ブラウザからの操作で共有可能

 iPhoneやAndroid端末にインストールしたNotebookLMアプリから、いつでも共有操作が可能です。 ブラウザを開く手間がなく、スマホに最適化されたインターフェースで快適に利用できるのが特徴です。

画面上部の共有アイコンをタップすれば、PC版と同様にメールアドレスでの招待やリンクの作成が簡単に行えます。移動中や外出先で急に資料を共有する必要が生じた場合でも、アプリから数タップで対応できるため、業務のスピードを落としません。

スマホで共有リンクを開く注意点

スマホで共有リンクを開く際は、「アプリ内でログインしているアカウント」が、招待を受けたメールアドレスと一致しているかに注意してください。スマホでは複数のGoogleアカウントを使い分けていることが多く、招待されていない方のアカウントでアプリが立ち上がり、アクセス拒否されるケースが多いためです。

リンクが開けない場合は、一度アプリのアカウント設定を確認し、正しいアカウントに切り替えてから再度アクセスを試みるのが、スマホ利用時のトラブル解決のポイントです。

NotebookLMを安全に共有する注意点は?

NotebookLMは便利なツールですが、AIに読み込ませるデータや共有範囲の管理を誤ると、情報漏洩のリスクにつながります。とくに社外秘の資料や個人情報を含むデータを扱う場合は、細心の注意が必要です。Googleはプライバシー保護を明言していますが、ユーザー側での適切な安全管理も欠かせません。

ここでは、NotebookLMを安全に利用するための重要なルールについて解説します。

機密情報や個人情報を入力しない

NotebookLMにアップロードするソース資料には、極秘情報や他人の個人情報を含めないことが基本ルールです。クラウド上にデータをアップロードする以上、予期せぬ設定ミスやアクセス権の誤付与による流出リスクがゼロではないからです。

Googleは、企業向けプラン(Workspace等)においてアップロードされたデータをAIの学習に使用しないと明言していますが、ユーザー側の管理責任として、パスワードや機密性の高い顧客データなどの取り扱いには、従来のクラウドツールと同様の慎重さが求められます。クレジットカード番号、パスワード、未公開の顧客データなどは、絶対にアップロードしないよう徹底しましょう。AIの利便性よりも、情報の安全性を最優先に考えるべきです。

共有範囲やリンクの管理を徹底する

共有リンクを発行する際は、そのリンクが誰に渡るかを常に意識し、管理を徹底する必要があります。「リンクを知っている全員」の設定は、URLさえわかれば誰でもアクセスできる状態になり、意図しない拡散を招く恐れがあるからです。

社外秘の情報を扱う場合は、必ず特定のユーザーのみを招待する設定にし、プロジェクト終了後は速やかに共有を解除する習慣をつけましょう。定期的に共有メンバーを見直し、不要なアクセス権が残っていないか確認することが、セキュリティを守る第一歩です。

著作権に配慮する

共有リンクを発行する際は、情報の機密性だけでなく「著作権」への配慮も不可欠です。 他者の著作物(書籍や記事など)をソースにしている場合、不特定多数への共有は著作権侵害にあたるリスクがあるからです。

特に音声解説・動画解説などを公開する際は、「他人のコンテンツを要約して広く発信する」ことにならないかを必ず確認しましょう。社外秘の情報と同様に、原則として特定のユーザーのみを招待する設定にし、不要な拡散を防ぐことが安全な運用の第一歩です。

NotebookLMの共有機能を理解して活用しましょう

NotebookLMの共有機能は、チームでの情報共有や音声コンテンツの発信において非常に強力なツールです。ノートブック全体の共同編集から、音声だけの公開まで、目的に合わせて使い分けることで作業効率は大きく向上します。

一方で、共有できないトラブルやセキュリティリスクを避けるためには、Google Workspaceの設定や権限の仕組みを正しく理解しておくことが欠かせません。今回解説した手順と注意点をふまえ、安全かつ効果的にNotebookLMの共有機能を使いこなしていきましょう。

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