ストック

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ストック(stock)の辞書上の意味は「貯蔵、貯え」などの意味であるが、株式用語では株式そのものを指し、また会計上では「フローとストック」のように、フローの対概念として用いられる語である。この場合、一定期間の損益収支がフローであり、ストックとはある時点での資産の量を指す。なお、フローとストックの概念を財務諸表に当てはめた場合、フローが損益計算書、ストックが貸借対照表にあたる。
なお、ストックに関してはストックマインド、ストックオプションなどの関連語があり、証券用語におけるストックは「投資対象としての株式」の意味で使われることが多い。

ストックマインドとは

ストックマインドとは、「ストック」を「投資対象としての株式」ととらえた証券用語のひとつで、投資家の株式に対する投資意欲を指す。株価の上昇などにともない株式市場では投資家の投資意欲が高まった状態を「ストックマインドが高まった」、逆に投資意欲が下がった状態を「ストックマインドが冷えた」と表現する。

ストックオプション制度とは

ストックオプション制度とは、会社が従業員などに対してあらかじめ定められた価格によって会社の株式を取得できる権利が与えられる報酬制度をいう。従業員は将来会社の株価が上昇した時点でストックオプションの権利を行使し、自社の株式を取得・売却することにより株価上昇分の報酬が得られる。
ストックオプション制度においては、会社の業績上昇がストックオプション権利保有者(従業員など)の権利の大きさに直接連動することから、権利を取得した者は会社の業績向上に対してモチベーションを持ち、結果的にインセンティブ(報奨)の意味合いを持つことになる。

なお、ストックオプションは権利を行使した時点で行使時の時価が権利行使価格を上回っている部分について給与所得として課税され、また株式を売却した時点で譲渡価格と権利行使時の時価との差額部分について譲渡所得が課税される。

ただし税制適格ストックオプションの場合、権利行使時の課税は繰り延べられ、株式売却時に売却価格と権利行使価格との差額に対して譲渡所得として課税される。(経済産業省 「ストックオプション税制のご案内」より抜粋)



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