• 更新日 : 2020年6月10日

企業間信用とは

企業間信用とは、企業間における販売やサービスなどの取引で生じる債権や債務の決済を、企業間で一定期間猶予することである。

企業間信用は商業信用とも言われ、商品などの販売する側の企業から、受取手形売掛金等の形で、購入をする側の企業に対して信用を供与することである。

信用のある企業同士で余裕資金を効果的に融通し合うことで、経営の円滑化を図ることができる。企業間信用の大きさは、企業同士の信用関係や経営状況によって変化するため、金融状況を分析する重要な指標となっている。

企業が資金を調達する際には、銀行や信用金庫からお金を借りるのが一般的だが、他にも仕入先企業からも資金調達の援助を受けることができる。

仕入先から製品やサービスを購入する際には、すぐに支払うという形ではなく、決められた期限までに支払うという約束を交わすことができる。

バランスシート上においては、企業の負債項目に買掛金として表示され、約束手形を発行することで、支払期日まで信用を受けていることになるのである。


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