概要
仕訳帳のインポートが行えます。
弊社指定のサンプルフォーマットを使用し、そのファイルに入力した仕訳データを、対象となる会計年度にインポートが行えます。
対象ページ
対象ユーザー
マネーフォワード クラウド会計・確定申告ユーザー
目次
インポート対象の会計年度
インポートが行える会計年度は、表示している会計年度内のみです。
前年度、次年度にかかる会計年度のインポートについては、下記画面で対象となる会計年度へ「切替」を行ってからお進みください。
事業者・年度の切替
インポートに使用するサンプルフォーマットについて
サンプルフォーマットのダウンロード
会計帳簿>仕訳帳
「インポート」ボタンをクリックし、「仕訳帳」をお選びください。
「サンプルフォーマット」ボタンをクリックし、仕訳を入力してください。
サンプルフォーマットの入力ポイント
入力必須項目について
「取引No」、「取引日」、「勘定科目」、「金額」については入力必須項目です。
※複合仕訳時に、「勘定科目」、「金額」が空欄となる場合は除く。
取引Noの必要性
複合仕訳か、単一仕訳かを区別する際に使用する項目です。
1、2、3、4、5の様に連番で入力してください。
複合仕訳の入力方法
3~5行目の様に同一取引日、同一取引No、貸借合計が一致している三点の条件を満たすと、複合仕訳として取り込みます。
それ以外を単一仕訳として取り込みます。
サンプルフォーマットに入力する勘定科目、補助科目、税区分、部門欄は、下記の各画面に登録されている名称と完全一致となる必要があります。
各種設定>勘定科目
各種設定>税区分
各種設定>部門
タグ、MF仕訳タイプの入力方法
タグ欄に複数入力する場合には、|(半角のバーティカルバー)を入力してください。
MF仕訳タイプ欄に複数入力する場合には、|(半角のバーティカルバー)を入力してください。
サンプルフォーマットのインポートについて
インポートには重複チェック機能はございませんので、インポートを重ねて行うと新規の仕訳として取り込まれる点にご注意ください。
インポート画面
会計帳簿>仕訳帳
「インポート」ボタンをクリックし、「仕訳帳」をお選びください。
サンプルフォーマットに仕訳データを入力した上で、「ファイルを選択」ボタンからインポートを行ってください。
ファイル選択後に「インポート」ボタンをクリックしてください。
列の項目を選択できます。
通常であれば、列の項目設定は自動で行われるため、ここを再設定する必要はありません。
「確認」ボタンをクリックしてください。
インポート内容に間違いがないかご確認いただき、「保存」ボタンをクリックしてください。
インポート受付後、取り込み状況はトップページでお伝えします。
インポートの成功例
インポート状況をトップページでお伝えします。
インポート処理完了のアナウンスを確認後、下記画面で正しく取り込まれていることをご確認ください。
手動で仕訳>仕訳帳
インポートのエラー例
仕訳が赤く表示されている部分については、取り込みができません。
取り込めない原因については、画面上部に表示されます。
主なエラーリスト
インポートを行った際に、正常に取り込めない場合は以下の表をご確認ください。
仕訳帳の主なエラーリスト
事象 | 対応策 |
---|---|
「元のデータファイルで貸借が一致しているか、今一度お確かめ下さい。」が表示されている。 | インポートファイルの貸借金額が不一致の可能性があります。 インポートファイルの確認をお願いします。 |
「当サービスでのインポートでは、勘定科目の入力は必須になりますので、元のデータファイルにて再度、入力を行ってください。」が表示されている。 | インポートファイルの勘定科目欄に入力がない、またはインポート時に列の項目の指定を行っていない可能性があります。 インポートファイルとインポート時の設定について確認をお願いします。 |
「仕訳ファイルインポート」画面で「処理を中止」ボタンしか表示されない。 | 取引日が会計期間外の可能性があります。 インポートファイルの取引日欄と、表示している会計期間の確認をお願いします。 |
インポートした仕訳が 1 つの複合仕訳となってしまう。 | 取引No欄が空欄の場合、複合仕訳となります。 その際には一行目に入力している取引日が反映されます。 取引Noが同一番号であり、取引日も同一だと、複合仕訳となります。 取引Noが同一番号であり、取引日が相違していると、各単一仕訳となります。 |
インポートファイルの内容が仕訳として登録されず、メモ欄に登録される。 | インポートファイルにマネーフォワード クラウド会計/確定申告に登録のない勘定科目、補助科目、税区分が存在しており、インポート時に選択を求められる「追加」、「変換」の設定を行わないと、未処理分としてメモ欄に入力が行われます。 |
サンプルフォーマット項目リスト
サンプルフォーマットの項目については以下の表をご確認ください。
仕訳帳には「仕訳帳」形式、「マネーフォワード クラウド形式」の2帳票がございます。
「マネーフォワード クラウド形式」は、主にマネーフォワード クラウド会計/確定申告のバックアップ用ファイルです。
通常のインポートには、「仕訳帳」形式をご利用ください。
仕訳帳形式 項目列 | マネーフォワード クラウド形式 項目列 | 項目名 | 詳細説明 |
---|---|---|---|
A列 | 同左 | 取引No | 各仕訳に割り振られている取引No。最大9桁。 マネーフォワード クラウド会計/確定申告では、同一取引No 、同一取引日、貸借合計が一致している三点の条件を満たすと、 「振替伝票」形式の複合仕訳として取り込みます。 それ以外を単一仕訳として取り込みます。 |
B列 | 同左 | 取引日 | 各仕訳に割り振られている取引日。 (詳細は「取引No」にて記載) |
C列 | 同左 | 借方勘定科目 | 借方の勘定科目名。 最大文字長は 30 文字です。(全角、半角の区別はありません。) |
D列 | 同左 | 借方補助科目 | 借方の補助科目名。 最大文字長は 30 文字です。(全角、半角の区別はありません。) |
E列 | 同左 | 借方税区分 | 借方の税区分。 税区分には正式な「名称」と「省略名」の二通りの表記があります。 マネーフォワード クラウド会計からエクスポートするときは「名称」で出力しますが、 インポートの際は「名称」「省略名」どちらでも取り込めます。 |
F列 | 同左 | 借方部門 | 借方の部門名。子部門の場合は、子部門のみ記載してください。 最大文字長は 20 文字です。(全角、半角の区別はありません。) |
G列 | 同左 | 借方金額(円) | 借方の金額。 税区分とあわせ、経理方式により出力内容が変わります。 【税抜(内税) 】金額:税込金額、税額:0 【税抜(別記)】金額:税抜金額、税額:消費税額 【税込】金額:税込金額、税額:0 |
H列 | 同左 | 借方税額 | 借方の税額です。経理方式により出力の際に税額が表示されます。(詳細は「借方金額」にて記載) なお、インポートの際には入力は不要です。 |
I列 | 同左 | 貸方勘定科目 | 貸方の勘定科目名。 |
J列 | 同左 | 貸方補助科目 | 貸方の補助科目名。 |
K列 | 同左 | 貸方税区分 | 貸方の税区分。 詳細は借方税区分と同様です。 |
L列 | 同左 | 貸方部門 | 貸方の部門名。 詳細は借方部門と同様です。 |
M列 | 同左 | 貸方金額(円) | 貸方の金額。 詳細は借方金額と同様です。 |
N列 | 同左 | 貸方税額 | 貸方の税額。詳細は借方税額と同様です。 |
O列 | 同左 | 摘要 | 最大文字長は 200 文字です。(全角、半角の区別はありません。) 複合仕訳として複数行存在する場合、各行に対して設定できます。 |
P列 | 同左 | 仕訳メモ | 最大文字長は 200 文字です。一仕訳に対し、メモは一つのみです。 複合仕訳の場合は、先頭行のメモが優先されます。 |
Q列 | 同左 | タグ | タグも一仕訳に対し、枠自体は一つのみですが、一つの枠に複数設定することができます。 「 a|b 」のように記載すると複数タグを設定する事ができます。 |
R列 | 同左 | MF仕訳タイプ | 仕訳そのものの種別を設定できます。 サポートしている種別種類は2016年12月時点で 「未実現」 「開始仕訳」 「家事按分」 「償却」 「請求書」 「給与」 「経費」 「インポート」です。 ※1 本項目を未入力でインポートを行うと、全て「インポート」として扱われます。 ※2「家事按分」「償却」はあくまでその仕訳ができるだけで、事業者の設定上の 「家事按分」「固定資産」との連動ができるわけではありません。 ※3 「請求書」「給与」「経費」についても、仕訳そのものの情報だけなので、インポートを行っても、マネーフォワード クラウド他サービスとの連動は発生しません。 |
S列 | 同左 | 決算整理仕訳 | 文字が入力されていると「決算整理仕訳」としてインポートします。 決算整理仕訳の場合、取引日は会計期間期末日に設定されます。 |
T列 | 同左 | 作成日時 | 仕訳を最初に作成した日時。 インポート処理では無視されます。 |
– | U列 | 作成者 | 仕訳を最初に作成したメンバー。 インポート処理では無視されます。 |
U列 | V列 | 最終更新日時 | 仕訳を最後に更新した日時。 インポート処理では無視されます。 |
– | W列 | 最終更新者 | 仕訳を最後に更新したメンバー。 インポート処理では無視されます。 |
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よく見られているガイド
- 仕訳ガイド取引入力・仕訳
- 「連携サービスから入力」の使い方取引入力・仕訳
- 「メンバー追加・管理設定」の使い方全般設定(ユーザー、メンバー、プラン等)