「マスタ」>「連結仕訳種別」画面では、「連結仕訳種別」を任意に追加できます。
連結仕訳種別は、追加時に「開始仕訳作成区分」を設定する必要があります。
「開始仕訳作成区分」で選択できる「繰越」と「消去」の違いや翌期における仕組みについては、以下をご確認ください。
「繰越」と「消去」の違いについて
「繰越」と「消去」には、翌々期以降に仕訳を繰り越すか否かの違いがあります。
仕訳の内容に応じて、以下のように選択してください。
- 翌々期以降も繰り越す長期的な仕訳の場合:繰越
- 翌々期以降に繰り越さない短期的な仕訳の場合:消去
対象の仕訳が当期純利益に影響する場合は、「消去」を選択しても翌期の開始処理時に自動で洗替仕訳が作成されます。
翌期で「開始処理」を行った場合の仕組み
翌期で「開始処理」を行った場合の仕組みは以下のとおりです。
開始仕訳作成区分 | 仕訳の借方 | 仕訳の貸方 | 「開始処理」時の仕訳の繰越方法 |
---|---|---|---|
繰越 | BS科目 | BS科目 | 仕訳内容をそのまま繰り越す。 |
繰越 | BS科目 | PL科目 | 借方を「BS科目」・貸方を「繰越利益剰余金」で繰り越す。 |
繰越 | PL科目 | BS科目 | 借方を「繰越利益剰余金」・貸方を「BS科目」で繰り越す。 |
繰越 | PL科目 | PL科目 | 繰り越さない。 |
消去 | BS科目 | BS科目 | 繰り越さない。 |
消去 | BS科目 PL科目 | PL科目 BS科目 | 洗替仕訳を作成する。 |
消去 | PL科目 | PL科目 | 繰り越さない。 |
更新日:2023年12月20日
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