概要
このガイドでは、「メール取込」機能の使い方についてご説明します。
「メール取込」機能では、「取込用メールアドレス」を発行することが可能です。
また、ファイルが添付されたメールを「取込用メールアドレス」で受領することで、マネーフォワード クラウドBoxに自動で添付ファイルを保存することが可能です。
対象ページ
対象のお客さま
マネーフォワード クラウドBoxを「クラウドBox管理者」権限でご利用中のお客さま
目次
「メール取込」機能とは
「メール取込」機能とは、メールで受領した証憑データをマネーフォワード クラウドBoxに自動で保存できる機能です。
クラウドBoxに自動で保存するためには、ファイルが添付されたメールを「取込用メールアドレス」で受領する必要があります。
取込用メールアドレスは、「メール取込」画面で作成できます。
画面の説明
「メール取込」画面では、取込用メールアドレスの新規作成や削除ができます。
番号 | 項目名 | 項目の説明 |
---|---|---|
➀ | 新規作成 | クリックすると、取込用メールアドレスを新規作成できます。 1事業者あたり、最大50件まで作成が可能です。 |
➁ | 取込用メールアドレス | 作成した取込用メールアドレスが表示されます。 |
➂ | コピーのアイコン | クリックすると、取込用メールアドレスをコピーできます。 |
➃ | 作成者 | 取込用メールアドレスを作成したユーザーのユーザー名が表示されます。 |
➄ | メモ | 取込用メールアドレスに設定されているメモの内容が表示されます。 文字数が多く、内容がすべて表示されていない場合は、カーソルを文字にあわせることですべての内容を確認できます。 メモは、全角半角問わず100字まで設定が可能です。 |
➅ | ペンのアイコン | 「メモ」欄にカーソルを合わせると表示されます。 クリックすると、メモの入力や編集ができます。 |
➆ | 作成日 | 取込用メールアドレスを作成した年月日が表示されます。 |
➇ | 削除 | クリックすると、取込用メールアドレスを削除できます。 |
➈ | 件数 | 取込用メールアドレスの総数(A)と表示されている件数(B)が「B / A」で表示されます。 |
取込用メールアドレスの新規作成・削除
新規作成
- 「メール取込」画面で、「新規作成」ボタンをクリックします。
- 取込用メールアドレスが作成されたことを確認します。
作成された取込用メールアドレスは一番上に表示されます。
取込用メールアドレスの新規作成時にメモを設定することはできません。
削除
メモの入力・編集
作成した取込用メールアドレスには、メモを設定できます。
手順
- 「メール取込」画面で「メモ」欄にカーソルをあわせ、表示されたペンのアイコンをクリックします。
- 「取込用メールアドレス メモの編集」画面の「メモ」を入力し、「保存」をクリックします。
- 画面左下に「メモを保存しました」と表示されたことを確認します。
運用例
「メール取込」機能では、以下のような運用を想定しています。
取引先に取込用メールアドレスへメールを送付してもらう運用
- 「メール取込」画面で取込用メールアドレスを発行します。
- 取引先に取込用メールアドレスを伝え、普段使用しているメールアドレスの宛先に取込用メールアドレスを追加してメール送付してもらいます。
- ファイルが添付されたメールを受領すると、マネーフォワード クラウドBoxにファイルが自動で保存されます。
受信したメールをそのまま取込用メールアドレスへ転送する運用
- 「メール取込」画面で取込用メールアドレスを発行します。
- ファイルが添付されたメールを受領したら、そのまま取込用メールアドレスへ転送します。
<ご注意>
- 転送機能によるクラウドBoxへの保存は、Gmailを使用して取込用メールアドレスに転送した場合にのみ対応しています。
- Gmailの転送機能に関するご不明点は、Googleのお問い合わせ窓口へお問い合わせください。
ファイルの詳細画面への反映
「メール取込」機能で受領したファイルがマネーフォワード クラウドBoxに保存されると、ファイルの詳細画面の「取引」の一部項目が自動で反映する仕組みです。
番号 | 項目名 | 反映される内容 |
---|---|---|
① | 授受区分 | 受領 |
② | 書類種別 | 未選択 |
③ | 電子帳簿保存法 | 対象 |
④ | 電帳法区分 | 電子取引データ保存 |
⑤ | 取引日 | -※ |
⑥ | 取引先 | -※ |
⑦ | 金額 | -※ |
⑧ | メモ | -※ |
※該当の項目は空欄で表示されます。
ご注意
- 取込用メールアドレスを任意の文字列で作成することはできません。
- 取込用メールアドレスは、1事業者あたり最大50件まで作成できます。
- 「メール取込」機能によってアップロードできるファイルサイズの上限は、メール1通あたり25MBです。
- 複数のファイルが添付されている場合は、最初に添付されたファイルのみ、マネーフォワード クラウドBoxに保存されます。
- マネーフォワード クラウドBoxには添付ファイルのみ保存されます。メールの本文を保存することはできません。
- 「メール取込」機能によって保存されたファイルは電子帳簿保存法の対象ファイルとして保存されるため、「ゴミ箱」画面から削除できません。
- 取込用メールアドレス以外のメールアドレスを「To(宛先)」や「CC」に設定すると、クラウドBoxに保存されない場合があります。保存されない場合は、「To(宛先)」に取込用メールアドレスのみを設定してメールの送信や転送を行ってください。
- マネーフォワード クラウドBoxや「マネーフォワード クラウドの管理コンソール」からユーザーを削除しても、当該ユーザーが作成した取込用メールアドレスは削除されません。また、「作成者」のユーザー名もそのまま残ります。
更新日:2025年06月25日
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