工事完了報告書のテンプレート(エクセル)一覧

経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」が提供する工事完了報告書のテンプレート・ひな形(エクセル)の一覧ページです。様々なビジネスシーンで利用できるエクセル形式の工事完了報告書のテンプレートを無料でダウンロードすることができます。

工事完了報告書とは

工事完了報告書とは、建築や建設等の工事を請け負い、工事を行った業者側が元請けの業者や会社に工事が完了した際に提出する報告書です。工事にかかった費用や材料費の明細と、工事施工写真などが必要になります。

申請書や申請方法などは提出する業者によって様々ですが、基本的に工期(いつから工事が始まり、いつその工事が終わったか)や現場名(邸名やビルや店舗の名前)と工事、施工箇所(その現場のどの部分を工事したのか)といった部分を始め、費用と材料明細が必要になります。

まず、費用欄について説明します。「工事にかかった人件費だけでなく、県外などの遠方だった場合に交通費を別途で支給します」という契約内容だった際に、その費用を請求することができます。その際には、有料道路の利用の明細(領収書)やガソリン代金の領収書が必要になります。領収書等を提出せずに、有料道路を利用したように記入しただけでは承認が下りないことがあります。そのため、請け負った工事の仕事中にかかった領収書はしっかりと整理してとっておきましょう。

次に、材料費明細の欄について説明します。材料については、基本的に工事や施工を行う業者自身で仕入れる必要があります。大きな設置工事などは指定商品があらかじめ準備されていますが、それにかかる細かい材料や工事道具が必要になる場合はそれらを購入しなければなりません。材料販売店にて材料を購入した際に、納品書や領収書を発行してもらい、工事完了報告書の提出時まで保管しておきましょう。

最後に工事現場の写真提出についてです。「工事を責任持って行った」ということで、工事した箇所の写真提出も合わせて行うことがあります。請け負った段階で工事完了報告書の提出要請があったら確認をとりましょう。新築や新設の工事でしたら完了後の写真で大丈夫ですが、修繕や改修といった工事でしたら、工事前の写真と完了後の写真を撮って、どこをどう直したのか明確に分かるように記載もつけて報告書として提出するのが良いでしょう。

工事完了報告書の書き方

工事完了報告書のフォーマットは元請業者の専用書式がある場合と、どのフォーマットでもよいので提出を求められる場合とがあります。元請業者の専用書式があれば、工事を請け負った契約の時などにあらかじめ工事請負先の会社に渡されることが多いようです。そして、工事が完了した時に工事完了報告書に記入して提出をします。提出だけを求められて、書式などは問わないのであれば手書きでも大丈夫な場合もあります。どのフォーマットでも必要な項目は以下の通りです。

1.完了日や工期
工事が複数日に渡る場合には工期として、開始日と完了日を書きます。

2.現場名や工事場所、部分
依頼書などに記載のある、工事現場の邸名やビルや店舗の名前を正式に記入します。また、その現場の住所も必要です。新築物件の場合などで、区画の番地がまだ決定していない場合は○○地内という形にします。そして、請け負った工事を行う箇所を書きます。どこに、何の工事を行うのかという点です。例えば「システムキッチン新設取り付け工事」や、「ベランダひび割れ補修改善工事」など詳しく書きましょう。

3.金額
工事請負金額が契約時に決められていた場合は請負金額を記入します。支払いの時にトラブルがないように、双方に認識の相違がないよう、請負契約書は交わしておきましょう。請負金額に含まれていても、別途費用が支払われる場合でも、材料費でかかった金額とその明細も書きます。記載欄がない場合には添付資料として材料販売店より発行してもらう領収書や納品書のコピーを貼付します。材料販売店に発行してもらう際に、現場名を明記してもらうようにしましょう。記載がなく、使用数量も不明になると承認されないこともあるので注意が必要です。

4.工事業者の印鑑や工事担当者名
法人でしたら横判と角印を押印します。個人事業主でしたら、会社名と認印を記入して、工事担当者、実際に工事を行った者の名前を記入します。

5.工事完了写真
報告書と合わせて、写真の提出を求められることもあります。万が一、不備が見つかった場合責任問題となり得ることもありますので修繕や改修工事の場合は、最初の状態の写真と工事完了後の直した部分が分かる写真を提出します。

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