薬品・ドラッグストア業界
勤怠管理システム導入で変わること・具体例

更新日:2024年2月13日

薬品・ドラッグストア業界における勤怠管理

ドラッグストアには、一般医薬品を取り扱う店舗や調剤薬局が併設されている店舗があります。医薬品や化粧品のほかにも、家庭で使う日用品や食品、文具などの幅広い商品を扱っているため、薬専門の薬局よりも気軽に立ち寄ることができる身近な存在となっています。

薬剤師といった専門家の配置が必要
商品の在庫管理や発注管理、品出し、レジ業務に人員が必要となるところは、同じ小売店であるコンビニエンスストアと同じです。しかし、販売資格が必要となる医薬品を取り扱うため、販売登録者や薬剤師が必要となるところに大きな違いがあります。

小売店よりも複雑なシフト設定
ドラッグストアは、開店から閉店までお客様への対応が必要となるため、コンビニエンスストアと同じようにシフト制による勤怠管理が必要となります。しかし、薬を調剤する店舗や第一類医薬品を販売する店舗では、薬剤師が必要です。また、第二類医薬品・第三類医薬品のみ取り扱う店舗でも、登録販売者がいなければなりません。そのため、販売資格がある従業員を雇用して、シフトに組み込む必要があります。

医薬品に対応するためのマニュアルや研修体制などのフォロー体制がしっかりとできている勤怠管理が必要となるところも、ドラッグストアの特徴といえるでしょう。

薬品・ドラッグストア業界の勤怠管理で難しいポイント

① 勤怠管理とシフト管理がバラバラ

ドラッグストアは、スタッフの種類や雇用形態によって業務内容が異なります。そのため、勤怠管理とシフト管理がバラバラになりやすく、労働時間の管理やシフト表の作成に悩む経営者や管理者は多いでしょう。

スタッフの種類によって販売できる商品が異なり、また、雇用形態も、正社員・契約社員・パートスタッフなどさまざまです。勤怠管理とシフト管理をきちんと分けて管理しなければならないところに難しさがあります。

➁ 薬剤師・登録販売者・通常スタッフなどのシフト設定が必要

ドラッグストアの中には、年中無休の店舗や24時間営業の店舗もあります。しかし、営業時間中は、薬剤師や登録販売者がいなくならないようにシフトを組まなければなりません。

化粧品、家庭日用品、食品などは、通常スタッフが販売しても問題はありません。しかし、薬剤師や登録販売者の資格がなければできない業務があるため、薬剤師・登録販売者・通常スタッフが店舗に常にいる、バランスのよいシフト設定が必要です。

薬品・ドラッグストアの勤怠管理を支援!マネーフォワード クラウド勤怠の機能

シフト制のカスタマイズ

シフト制のカスタマイズ

ドラッグストアでは、薬の服用に関する専門的なアドバイスができるスタッフが必要です。体質改善や健康管理におすすめのサプリメントの紹介なども、売上増加につながるでしょう。そのためは、薬剤師や登録販売者が常駐するシフトを組む必要があります。マネーフォワードクラウド勤怠のシフト機能や自動集計機能を使えば、スタッフの種類に応じたシフト制のカスタマイズにも対応できて、シフト作成や勤怠管理が楽になります。

詳しくはこちら

拠点ごとの勤怠設定

拠点別の集計に対応

薬剤師や登録販売者の資格がなければできない業務があるため、有資格者の採用は必須です。しかし、複数店舗を経営するドラッグストアでは、人手不足で薬剤師が足りないということもあるでしょう。
薬剤師が複数店舗で掛け持ちして勤務するケースでは、マネーフォワードクラウド勤怠の「拠点別集計」の機能が便利です。拠点ごとの勤怠集計の確認や打刻時の拠点の選択ができるため、労働時間の集計の手間を省くことができます。

詳しくはこちら

シフトと勤怠を一元管理

シフトと勤怠を一元管理

店舗経営では、1日・1週間・1ヵ月の単位で繁忙期や閑散期が発生します。繁忙期のスタッフ不足は売上低下につながり、閑散期に過剰となれば人件費などのコスト増加につながります。
マネーフォワードクラウド勤怠はシフト制の勤怠管理にも対応しており、勤務予定を入力することで、シフトの確認や所定労働・時間外労働時間の自動集計が可能です。雇用形態やスタッフの種類に応じた無駄のないシフトの作成が可能になるでしょう。

詳しくはこちら

打刻方法の柔軟性

打刻方法の柔軟性

薬剤師・登録販売者・通常スタッフなど、スタッフの種類によってできる業務の範囲が異なります。シフトもそれぞれ異なることが多いため、業務内容に応じた打刻方法を選ぶのがよいでしょう。
マネーフォワードクラウド勤怠なら、ICカードリーダーによる打刻、Web打刻、iPad・スマートフォンによる打刻など、さまざまな方法の中から自社の雇用形態やスタッフの種類に適した打刻方法を選ぶことができます。

詳しくはこちら

勤怠管理を今よりスムーズに!業務効率化に役立つお役立ち資料

勤怠管理システム導入前に整理しておくべき10のポイント

勤怠管理システム導入前に整理しておくべき10のポイント

勤怠管理システムの比較を始めるまえに、まずはシステムの要件を整理しておく必要があります。
この資料では、導入前に洗い出すべきチェックポイントを10個解説。自社の運用に合わせた勤怠管理システムの検討に役立つ内容となっています

資料を無料でダウンロードする

2023_人事労務法改正まとめ

人事・労務関連の法改正まとめ 2024-2025年

働き方改革という大きな変更に加え、人事労務領域に関わる法改正は毎年行われています。
この資料では、2024年以降に予定されている法改正の詳細を紹介。改正スケジュールと実務対応のポイントについても触れ、法改正と業務の関連について解説しています。

資料を無料でダウンロードする