• 更新日 : 2020年6月10日

受取配当金とは

受取配当金とは、会社の経営活動において、所有する株式によって他の法人から受けられる利益の配当金のことである。

受取配当金には、株式によって受け取ることができる中間配当や剰余金の分配、投資信託における収益の配当も含まれる。通常、他の法人から得られた受取配当金は、損益計算上で営業外収益として管理されるが、自社の株式からの配当金は利益として計上できない。

受取配当金は、配当に関係する株主総会決議などで配当金額が決定した日に計上できる。

金融商品会計に関する規定では、予想配当額に基づいて計上できるが、税制法においては処理の仕方が異なる。

受取配当金には、株式や出資金に関係する利益配当や保険の配当金、みなし配当金なども含まれているが、実際に受け取る配当金は所得税が控除された後の金額になる。

受取配当金に対して法人税など二重の課税がかからないように、税引後の配当金に関しては益金不算入とされる。

<関連記事>
現金過不足の基本を学ぼう!定義と仕訳の方法を解説


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談していただくなど、ご自身の判断でご利用ください。