概要
このガイドでは、収入・所得の計算方法と金額の確認方法についてご説明します。
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対象のお客さま
マネーフォワード クラウド確定申告をご利用のお客さま
目次
損益計算書・貸借対照表をチェックする
「確認・提出」画面で「決算書を確認(PDF)」をクリックし、決算書を出力します。
決算書を出力したら、損益計算書や貸借対照表に違和感がないかを確認したり、前年の資料と比較するなどしてチェックします。
現金・普通預金・売掛金は通常マイナスにはならないため、マイナスの値が反映している場合は誤りがある可能性があります。
本項では、以下の青色申告決算書をもとに、各画面で確認すべき内容を説明します。
「残高試算表」画面
決算書に違和感がある場合、「会計帳簿」>「残高試算表」画面で確認するのが効果的です。
「残高試算表」画面では、決算書の金額をそのまま確認できます。
勘定科目名をクリックすると、「会計帳簿」>「総勘定元帳」画面で勘定科目に紐づく仕訳の確認が可能です。
「推移表」画面
「会計帳簿」>「推移表」画面では、月次・四半期・半期・年次の金額を確認できます。
月ごとの金額に誤りがないか調べることで、「残高試算表」画面よりも細かくチェックできます。
「推移表」画面の帳簿を参照すると、月次、四半期、半期、年次の金額がチェックできます。
月ごとの金額に誤りがないか調べることで、「残高試算表」よりも細かくチェックできます。
「総勘定元帳」「補助元帳」画面
科目ごとにより細かく確認する場合は、「会計帳簿」>「総勘定元帳」画面や「補助元帳」画面を活用します。
具体例
「推移表」画面において、ある月だけ通常月の2倍の荷造運賃が計上されている場合、原因を確認するために勘定科目「荷造運賃」をクリックします。
「総勘定元帳」画面で勘定科目「荷造運賃」に紐づく仕訳が表示され、5月に二重計上されていることが確認できます。
「前期比較」画面
「会計帳簿」>「前期比較」画面では、マネーフォワード クラウド確定申告に昨年度のデータが登録されている場合に、昨年度と申告内容を比較できます。
「重複チェック」機能を活用する
「仕訳帳」画面の「重複チェック」機能を使用し、二重計上されている仕訳がないかを確認します。
「重複チェック」機能の結果が以下の場合、手動で登録した仕訳とインポートした仕訳が重複していることが確認できます。
各口座の預金の残高と現金出納帳の金額が一致しているかを確認する
開始残高と仕訳が登録されている場合、通帳の12月31日時点の残高と「会計帳簿」>「現預金出納帳」画面の残高は同額になります。
同額にならない場合は、検索対象の月を狭めるなどして、誤った仕訳がないかを確認してください。
源泉徴収税額が支払調書と一致しているかを確認する
売上の入金時に源泉徴収があった場合、源泉徴収税額が支払調書と一致しているかを確認します。
本項では、源泉徴収税の仕訳を勘定科目「事業主貸」、補助科目「源泉徴収税」で登録している場合を例に説明します。
確認方法
金額の確認
金額が同額の場合
「補助元帳」画面の検索結果と支払調書の源泉徴収税額合計額が同額の場合、手元の支払調書と確定申告書の所得の内訳は「600,000円」となります。
また、確定申告書第二表の「所得の内訳」欄に記載される事業所得の源泉徴収税額も、通常は同額になります。
同額ではない場合
「補助元帳」画面の検索結果と支払調書の源泉徴収税額合計額が同額ではない場合、入力ミスや支払調書の受領漏れなどの可能性があります。
源泉徴収税額を考慮せずに入金額を売上として計上していた場合は、それぞれの仕訳を源泉徴収分を含む金額に修正し、売上を再計上してください。
【日常仕訳】給与や報酬を受け取った場合
操作でご不明点がある場合には
操作の不明点については、弊社コンタクトセンターまでお問い合わせください。
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ご要望に応じて税理士をご紹介しますので、以下のページよりお申し込みください。
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