いつもマネーフォワード クラウド社会保険をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、「随時改定」および「定時決定」画面について、従業員の通勤手当を按分する設定などの機能を改善しました。
改善された機能は以下のとおりです。
- 「従業員一覧」画面で通勤手当を按分するか、実際の支給額を反映するかを選択できる
- 「短時間就労者(パートタイマー)」と「短時間労働者」を判定する
- 月給制の場合に欠勤日数を判定する
- 時給制または日給制の場合に出勤日数を判定し、時給・日給の単価変動を検出する
対象ページ
実装機能の詳細
「従業員一覧」画面で通勤手当を按分するか、実際の支給額を反映するかを選択できる
「従業員一覧」の「本人情報」に「【定時決定・随時改定】通勤手当の計算方法」の項目が追加されました。
「実際に支給された金額を使用する」を選択した場合、「マネーフォワード クラウド給与」の従業員設定に関わらず、各月に実際に支給した通勤手当を反映することが可能です。
「短時間就労者(パートタイマー)」と「短時間労働者」を判定する
- 短時間就労者(パートタイマー)
「従業員一覧」の「本人情報」で「短時間就労者(パートタイマー)」を選択すると自動で計算します。
「定時決定」の備考欄で「パート」を選択して計算することもできます。
- 短時間労働者
「定時決定」または「随時改定」の備考欄で「短時間労働者(特定適用事業所等)」を選択すると自動で計算します。
詳細についてはこちらをご参照ください。
月給制の場合に欠勤日数を判定する
「マネーフォワード クラウド給与」で「給与計算」を確定する場合、欠勤日数がある月については、支払基礎日数を以下の式で計算します。
- 所定労働日数(当月) - 欠勤日数(平日)
【例】以下の内容で給与計算を確定します。
- 所定労働日数(当月):22日
- 欠勤日数(平日):2日
時給制または日給制の場合に出勤日数を判定し、時給・日給の単価変動を検出する
- 出勤日数の判定
「マネーフォワード クラウド給与」で「給与計算」を確定する場合、支払基礎日数を以下の式で計算します。- 出勤日数(平日) + 出勤日数(所定休日) + 出勤日数(法定休日) + 有休取得日数
【例】以下の内容で給与計算を確定します。
- 出勤日数(平日):17日
- 出勤日数(所定休日):1日
- 出勤日数(法定休日):1日
- 有休取得日数:1日
- 単価変動の検出
クラウド給与の「従業員情報」で「時給」または「時給2」(日給の場合は「日給」または「日給2」)の金額を変更すると、「随時改定」の候補者として検出します。
各機能の詳細については、以下のガイドをご参照ください。
「随時改定」機能について
「定時決定」機能について
今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。