概要
このガイドでは、「原価計算」画面でプロジェクトごとに原価計算を行うための流れについてご説明します。
対象ページ
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド個別原価を「経理」権限でご利用中のお客さま
目次
1.仕訳のインポート
はじめに、原価計算の対象となる仕訳をインポートします。
仕訳をインポートする方法は、以下の二つがあります。
- CSVファイルからインポートする
- 「マネーフォワード クラウド会計Plus」からインポートする
この項では、CSVファイルから仕訳をインポートする方法について説明します。
マネーフォワード クラウド会計Plusから仕訳データをインポートする方法
- 「原価計算」画面の「表示月」でインポートする仕訳の取引日が属する月を選択し、「インポート」ボタンをクリックします。
- 「仕訳インポート」画面が表示されます。
「CSVファイルテンプレート」で文字コードを選択し、テンプレートファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたテンプレートファイルを編集します。
- 編集が完了したら、「仕訳インポート」画面に編集したテンプレートファイルをドラッグ&ドロップします。
赤枠の部分をクリックして編集したテンプレートファイルを選択することも可能です。
- ファイルが選択されていることを確認し、「インポート」ボタンをクリックします。
- 「インポートが完了しました」というメッセージが表示されたことを確認し、「OK」ボタンをクリックして「仕訳インポート」画面を閉じます。
2.原価計算対象となる仕訳の確認・設定
仕訳のインポートが完了したら、「原価計算」画面を右端までスクロールし、原価計算の対象とする仕訳を確認します。
「計算対象」が「対象」となっている費用科目を使った仕訳は、「対象外にする」をクリックすることで、原価計算の対象外にできます。
3.プロジェクトと割合・金額の設定
インポートした仕訳にプロジェクトと割合・金額情報を入力します。
これにより、プロジェクトごとの直接経費および、部門・勘定科目ごとの間接経費を算出できるようになります。
4.工数入力のロック・解除
「工数入力ロック」のボタンををクリックし、従業員が工数を入力できないようにロック状態にします。
「工数入力ロック」のボタンを再度クリックすると、ロックを解除できます。
ロックの状態は必要に応じて切り替えてください。
5.原価計算の実行
- 仕訳がインポートされている状態の「原価計算」画面で、「計算を開始」ボタンをクリックします。
- 画面の左下に「計算が完了しました」というメッセージが表示されたことを確認します。
- 「原価計算」画面の「②原価計算の結果」をクリックし、原価計算が正しく行われたか確認します。
その他
インポートした仕訳のエクスポート
原価計算用にインポートした仕訳データをCSVファイル形式でエクスポートできます。
- 「原価計算」画面の「①入力値の設定・確認」をクリックします。
- 画面右側の「元データCSV」をクリックし、「Shift_JIS」または「UTF-8」を選択して文字コードを指定し、エクスポートしてください。
原価計算結果のエクスポート
原価計算を行った結果をCSVファイル形式でエクスポートできます。
- 「原価計算」画面の「②原価計算の結果」をクリックします。
- 画面右側の「エクスポート」から、エクスポートするファイルの単位を「プロジェクト単位」「勘定科目単位」「配賦結果」のいずれかから選んでクリックします。
- エクスポート対象は「すべてをエクスポート」または「検索結果をエクスポート」から選択できます。
「Shift_JIS」または「UTF-8」を選択して文字コードを指定し、エクスポートしてください。
詳しくは以下のページをご確認ください。
「配賦結果」のエクスポート機能のアップデートを行いました
6.仕訳の作成および連携
原価計算の結果から仕訳を作成し、CSVファイルでの出力や「マネーフォワード クラウド会計Plus」へ連携することが可能です。
詳しくは以下のページをご確認ください。
仕訳の作成・連携方法
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