いつも「マネーフォワード クラウド給与」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」との連携強化に伴い、事業所、社会保険、および休業・休職に関する機能・仕様を変更しますので、お知らせいたします。
対象ページ
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド給与をご利用中のお客さま
リリース予定時期
2026年9月下旬頃
※現時点での予定のため、スケジュールは予告なく変更する場合があります。
開発の背景
「マネーフォワード クラウド」シリーズは、お客さまの業務状況に合わせた柔軟な運用を可能にするため、各サービスを単体または組み合わせてご利用いただける設計となっております。
複数のサービスをご利用いただくお客さまにおいて、同一の情報をサービスごとに登録・更新する手間を削減し、よりスムーズに連携・運用していただけるよう、機能改善や仕様の見直しを継続して進めてまいりました。
このたび、複数のマスタ情報および従業員情報の管理をさらに効率化するため、「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」における項目の追加や変更を予定しております。
これに合わせ、クラウド給与では人事マスタとの事業所・従業員連携を改善し、従業員の所属事業所や各種保険を実態に応じて個別に設定・管理できるように仕様を変更します。
今回の変更により、マスタ情報や従業員情報の重複入力・更新の手間を削減し、サービス間での円滑な一元管理ができるようになります。
目次
- 事業所および従業員情報の変更
- 社会保険項目の変更
- 「マネーフォワード クラウド社会保険」との連携について
- 「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」との連携について
- 現在ご利用いただいているお客さまへの影響について
- ご注意
変更内容の詳細
事業所および従業員情報の変更
「事業所設定」画面に「社会保険適用」と「労働保険適用」を追加
変更前
これまで「マネーフォワード クラウド給与」では基本設定>「社会保険」画面で、事業所ごとに、社会保険の情報を設定する仕組みとなっていました。
変更後
基本設定>「事業所設定」画面に「社会保険適用」と「労働保険適用」を追加します。
これにより、「本社一括適用」のように従業員の所属事業所と保険料率・設定の適用元が異なる場合においても、所属事業所と社会保険・労働保険で参照する適用元を分けて設定できるようになります。

給与計算で参照する料率の決定方法の変更
変更前
これまで、給与計算で参照する保険料率は、「従業員情報」画面の所属事業所に紐づく「基本設定」>「社会保険」画面の情報をもとに計算していました。
変更後
本リリース後は、事業所に紐づく「社会保険適用」と「労働保険適用」の情報をもとに、給与計算で使用する料率を決定します。
- 本リリース時点で、登録されている内容をもとに「社会保険適用」と「労働保険適用」の情報は自動で作成されるため、給与計算への影響はありません。
- 必要に応じてお客さまにて「社会保険適用」や「労働保険適用」の設定の変更をご検討ください。
事業所の住所項目の細分化
変更前
これまで、基本設定>「事業所設定」画面の住所は「住所1」・「住所2」を登録する仕組みでした。

変更後
本リリース後は、「従業員情報」画面と同様に「市区町村」「丁目・番地」「建物名等」を分けて登録できるようになります。

社会保険項目の変更
社会保険・労働保険設定の「加入 / 未加入」選択への変更
変更前
これまで、社会保険・労働保険に未加入の場合や、脱退した場合は、以下の情報を削除することで、各保険料の自動計算を行わないようになっていました。
変更後
本リリース後は、削除ではなく、「加入 / 未加入」を選択する仕様に変更します。
なお、これまで削除していた保険設定がある場合は、「未加入」として表示されます。
「社会保険適用」画面
「労働保険適用」画面
「厚生年金基金」の設定場所の変更
変更前
これまで、「厚生年金基金」については、「基本設定」>「社会保険設定」画面の「厚生年金基金」から設定が可能でした。
変更後
本リリース後は、「基本設定」>「社会保険適用」画面下部の「厚生年金基金」をクリックすることで設定画面に遷移できるよう変更します。
厚生年金基金の「編集」をクリックすると、厚生年金基金の加入状況の設定・参照ができるようになります。

「マネーフォワード クラウド社会保険」との連携について
「標準報酬月額をインポート」画面の変更
クラウド社会保険から人事マスタに随時改定・定時決定の手続きの情報を反映済みの場合は、画面上の手続き名の末尾に「(人事マスタへ反映済み)」と表示されるようになります。

- クラウド社会保険からクラウド給与に取り込める手続きの種類は、「随時改定」と「定時決定」のみです。
- 「育児休業等終了時報酬月額変更届」および「入社」手続きの標準報酬月額はクラウド社会保険からクラウド給与には取り込めません。
クラウド社会保険の仕様変更については、以下のお知らせをご参照ください。
「人事マスタ」との連携改善に伴う「事業所」の仕様変更と連携項目の追加に関する仕様変更について
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」との連携について
「事業所」情報の連携
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」に登録されている「事業所」の情報を取り込めるようになります。

「従業員情報」で人事マスタからの取り込み操作を行うと、以下2箇所の事業所情報が登録または上書きされます。
「従業員情報」>「一般情報」画面の「業務情報」にある「所属事業所」
「基本設定」>「事業所」画面
「休職・休業情報」の連携
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」に登録されている「休職・休業情報」を取り込めるようになります。

「従業員情報」で人事マスタからの取り込み操作を行うと、以下2箇所の休職・休業情報情報が登録または上書きされます。
「従業員情報」>「一般情報」画面の「業務情報」にある「休職・休業情報」
「基本設定」>「全般」>「休職・休業種別」
「社会保険」情報の連携
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」に登録されている下記の「社会保険」情報を取り込めるようになります。
なお、社会保険情報の「坑内夫」区分は、「坑内員」に名称を変更します。
- 社会保険情報の区分(短時間就労者(パートタイマー)、坑内員)
- 社会保険情報の適用開始月・標準報酬月額
- 社会保険情報の社会保険料
- 健康保険料(本人、会社)
- 介護保険料(本人、会社)
- 厚生年金保険料(本人、会社)
- 子ども・子育て支援金(本人、会社)
- クラウド給与で登録できる社会保険情報の区分は「短時間就労者(パートタイマー)」および「坑内員」のみです。そのため、人事マスタで登録された「短時間労働者」は、クラウド給与へインポートできません。
- 「厚生年金基金」はクラウド給与のみで登録可能な項目のため、人事マスタからのインポートはできません。
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」との連携で出力できるバックアップデータの追加
これまでは、「マネーフォワード クラウドの人事マスタから従業員データを取り込む(更新)」画面から「クラウド給与に登録されている全従業員のデータ」「休職・休業の履歴」「標準報酬月額の履歴」「すべての支払情報」のデータを出力できました。
このたび、新たに「社会保険料」のデータも出力できるようになります。

人事マスタの仕様変更については、以下のお知らせをご参照ください。
カテゴリーの新設および項目追加に関するお知らせ
現在ご利用いただいているお客さまへの影響について
事業主情報の更新停止
「マネーフォワード クラウド年末調整」への事業主情報の連携停止
本リリース後は、クラウド給与に登録されている「事業主名」「事業主名フリガナ」は、マネーフォワード クラウド年末調整へ連携されません。
一部帳票への反映仕様の変更
変更前
これまで、2020年分までの出力が可能な以下の帳票においても、基本設定>「事業所設定」画面で「事業主名」を変更すると、帳票に反映されていました。
- 給与支払報告書 総括表
- 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
変更後
本リリース以降は、「事業主名」を変更しても、帳票には反映されません。
必要に応じて本リリース前に「事業主名」を更新のうえ、帳票を出力してください。
初期設定チュートリアルの削除
これまで、「ホーム」画面の「初期設定チュートリアル」をクリックすることで、チュートリアル方式で初期設定を行うことができましたが、本リリースに伴い「初期設定チュートリアル」画面を削除します。
ご注意
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」へのデータの移行について
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」から取り込みを行うと、人事マスタに登録されている情報を正としてマネーフォワード クラウド給与の情報が上書きされます。
「マネーフォワード クラウドの人事マスタから従業員を追加する」の操作の場合
人事マスタで登録済みの「事業所情報」や「休職・休業情報」が、クラウド給与の「基本設定」>「事業所」画面や「基本設定」>「全般」>「休職・休業種別」に追加されます。
「マネーフォワード クラウドの人事マスタから従業員データを取り込む(更新)」の操作の場合
- クラウド給与と人事マスタの「コード」が一致している場合に上書きします。
- 人事マスタに登録があり、クラウド給与に一致する「コード」の登録がない場合は、クラウド給与の「基本設定」>「事業所」画面や「基本設定」>「全般」>「休職・休業種別」に追加されます。
- 人事マスタに登録されていない「事業所情報」や「休職・休業情報」は、クラウド給与からも削除されます。
そのため、マネーフォワード クラウド給与でのみ「事業所」「休職・休業情報」「社会保険」情報を登録している場合は、人事マスタから取り込みを行う前に、事前に人事マスタに情報を登録する必要があります。
なお、人事マスタへのデータ移行をスムーズに行うために、「事業所」「休職・休業情報」「社会保険」情報についてはデータ移行ができるようになります。
必要に応じて、人事マスタのデータ移行機能をご活用ください。
- 人事マスタのデータ移行機能では、「事業所」「休職・休業情報」「社会保険」情報のみが対象です。
- クラウド給与から人事マスタに新たに従業員を追加する場合や上記以外の項目を移行する場合、人事マスタでのデータ移行はできません。
- 必要に応じて、CSVファイルを利用して人事マスタへデータを移行してください。詳細はこちらのガイドをご確認ください。
標準報酬月額の連携について
クラウド給与では、健康保険と厚生年金で異なる標準報酬月額を設定することができません。
そのため、「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」でそれぞれ異なる標準報酬月額を設定している場合は、あらかじめ人事マスタでいずれかの保険料を「手入力で設定」とし、クラウド給与へ取り込む対応をご検討ください。
「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」との連携における履歴情報の連携について
「休職・休業情報」および標準報酬月額については、基準日に関わらず、「マネーフォワード クラウドの人事マスタ」に登録されている履歴の情報を含めてすべて取り込みます。
人事マスタから取り込む場合、クラウド給与にのみ存在する履歴は削除されるため、人事マスタのデータ移行機能をご活用ください。
今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。









