
社員数は5倍増でも、バックオフィス業務は変わらず1人でまわせています
シリーズで利用することにより、創業から5年で社員数が5倍になった現在も変わらず、週1勤務の社員がバックオフィス業務を問題なくこなせています。また、会計の画面を週次で社員に共有し、資産状況をオープンにしている取り組みも行っているのだそう。
マネーフォワード クラウド導入時から現在の活用状況に至るまでの経緯を、代表の伊藤様に話を伺いました。
導入の決め手は「クレカ連携で仕訳登録がラク」

ーー 御社の事業について教えてください
Palmie(パルミー)は、これまで本や専門学校などでしか学べなかったイラストやマンガの描き方を、オンラインで学ぶことができるサービスです。
ーー バックオフィス業務の体制・人数について教えてください
いま週1で出社している契約社員の担当者が創業期からいて、彼が基本的に月次の仕訳とかをしています。労務系は、僕が社内規則を作ったり、保険の申請を契約社員の彼と一緒に行っています。
マネーフォワード クラウドを一番使っているのは彼ですね。あとは資産推表や業績を週次で僕も見ています。
ーー 経理業務に関して、マネーフォワード クラウド導入前はどんなオペレーションでしたか?
導入する前はスプレッドシートで運用していました。
創業当時は、僕と一緒に会社を立ち上げメンバーと、契約社員の彼の3人しかいなかったので、スプレッドシートの運用でも情報共有は事足りていました。
ーーどれぐらいのタイミングで導入していただきましたか?
2〜3年ぐらい前からお金を使っていく項目が増えていき、「スプレッドシートで対応するのが面倒になってきたね」と話していました。
クラウド会計ソフトなら、クレジットカードの決済情報を紐付けると科目が齟齬なく入力しやすくなるというのを知り、「そろそろ会計ソフトを導入しても良いかな」と検討し始めたのが最初のきっかけです。
そこで、一番使うことになる担当者の彼に、いくつかサービスを比較してもらいました。
ーー 導入にあたり、サービス選定の基準とされたポイントを教えてください
比較した感想を聞いたところ、他社は個人事業の出し分けに向いている、マネーフォワードは会社のPL(損益計画書)・BS(貸借対照表)ベースで会計管理ができる、ということが分かったので、マネーフォワードに決めました。
価格も比較はしたのですが、それよりも、マネーフォワード クラウドが「人が増えたときに使いやすいソフト」という点が大きかったです。
経営状況をスマホからリアルタイムで確認
ーー 実際にご利用いただいてみて、各サービスの使い勝手はいかがでしたか?
スプレッドシートの時と比べると、確実に使い勝手があがったなと思っています。
「マネーフォワード クラウド会計」はクレジットカードの決済履歴を毎回入力しなくても自動で入力してくれるので、管理や把握という面で便利になったなと感じています。これが最も大きな利点ですね。

ーー 経営の観点として、便利に感じているものは何かありますか?
土日含めて日々、PL・BSをスマホでずっと見ているので、リアルタイムで把握できるのはありがたいです。人件費ひとつとっても、ポチッとクリックすると内訳がでてくるじゃないですか。スプレッドシートでは、なかなか難しいので管理しやすくなったなと思います。
僕らの会社だと基本、キャッシュはPLに紐づいていること多いです。PLを見ていればキャッシュがどれくらい残るか、増えるかがわかる。基本的にマネーフォワードクラウド上でPLをずっと見ています。
ーー 他の方とデータをシェアして、一緒に方針を考えたりする機会はありますか?
会社の預金やPL・BSも全部、社員に公開して週次で確認しています。「マネーフォワード クラウド会計」の画面を見ながら話しているので、全社員、頭になんとなく会社の数字が入っていると思います。
経営意識にも繋がっているので、会社の数字は全部見てもらっていた方が良いと考えています。
バックオフィス業務は、創業時から変わらず1人で
ーーマネーフォワード クラウドをご導入いただいた経緯を教えてください
投資家の方に、われわれのようなスタートアップ企業が特典を受けられる『STARTUP BOOSTER』を紹介いただき、マネーフォワード クラウドを導入しました。
それまで「マネーフォワード クラウド会計」と「マネーフォワード クラウド給与」を使っていたのですが、さらに「マネーフォワード クラウド経費」と「マネーフォワード クラウド請求書」も使うようになりました。
経費業務はこれまでスプレッドシート管理でしたが、「マネーフォワード クラウド経費」を導入してからは、クレジットカードで買えないものを各自申請してもらっています。会計と連携できるのはありがたいですね。
「マネーフォワード クラウド請求書」は、「Excelで1枚ずつ請求書を作成してPDFで送付するのがしんどい」と担当者から話があり、マネーフォワード クラウドの中にあった請求書サービスを使いはじめたと聞いています。

ーー マネーフォワード クラウドを導入し、バックオフィス業務はどの程度効率化されましたか?
週1勤務の契約社員がバックオフィス業務を行う体制が5年続いています。
創業当初から比べると5倍ぐらいの人数になったのですが、当時と変わらない工数でバックオフィス業務が出来ているのは効率化が進んでいるということなのかなと思っています。
普段あまり考えないですけど、すごいことですよね(笑)
一方で、サービスの機能面は十分に満足しているので、UI面の改善を期待しています。もうすこし見やすくなったり、スマホに最適な操作性になっていくと嬉しいです。

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