株式会社QTmedia/伊藤会計事務所

コロナ禍でテレワークでの決算業務 可能にしたのはクラウド会計を用いた会計事務所との連携

株式会社QTmedia/伊藤会計事務所 株式会社QTmedia 河野 智美 様(左)
伊藤会計事務所 池田 大輔 様(右)

会計情報を網羅的に把握したい。
そこで選んだマネーフォワード クラウド会計

QTmedia 河野様:マネーフォワード クラウド会計」を導入する以前は、インストール型の会計ソフトを使っていたのですが、クラウド型の会計ソフトであれば、銀行口座やクレジットカード、その他各種サービスが自動で連携される等、会計情報を網羅的に捉えられることから、財務管理が迅速に行えるようになると考えていました。また、四半期ごとに会計を締める際の負担軽減にもつながると思い、クラウド会計ソフトを導入することに決めました。

伊藤会計事務所 池田様: 元々2つのインストール型の会計ソフトを使用していましたが、「マネーフォワード クラウド会計」は操作感覚や画面設計が従来のものと大きく違わないため、違和感なく使えたという点もあるかもしれないですね。

QTmedia 河野様: 確かに移行や連携するときも、問題なくスムーズに行うことができました。また当社では、別のクラウドツールで勤怠管理やスケジュール・工数管理等を行っていますが、その情報と会計ソフトの情報を連携することで、さまざまな情報をクラウド上で一括管理できるため、非常に便利だと感じています。

効率化だけでなく内部統制も。経理の業務フローを再構築

伊藤会計事務所 池田様: QTmedia様はグループ会社の子会社ということもあり、効率化と共に内部統制を強化させていきたいと考えていました。そこで、「マネーフォワード クラウド会計」を導入するにあたり、一緒に経理のフローから見直し、再構築することにしました。 具体的には、まず既存の承認フローを見直しました。 「マネーフォワード クラウド会計」であれば、権限を持つ人なら誰でも情報にアクセスでき、透明性が確保されるので、幾重もの承認フローを見直しました。それにより、偏ってしまいがちだった管理の負担を分散させ、誰が何をやるのかをお互いに把握し合えるような仕組みにしました。また、記帳の期限を具体的に設定し、情報の編集や閲覧の権限を定めることで管理体制を向上させました。

QTmedia 河野様: 伊藤会計事務所様はクラウド会計の導入支援サービスを提供されており、また、「マネーフォワード クラウド会計」にも精通しているので、業務フローを作り直す時には大変力になっていただきました。
その結果、会計処理を効率化させるだけでなく、アウトプットの品質まで向上させることができたので非常に助かりました。 「マネーフォワード クラウド会計」の導入後も、何か質問があるときには適宜回答をいただいただけることから、問題なく使用できています。

伊藤会計事務所 池田様:マネーフォワード クラウド会計」は移行にあまり手間がかからないので、その分業務フローの見直しに時間を使うことができました。フローを作り直すときには、クラウド会計をスムーズに運用開始できるように、これまでに確立されていた仕組みの延長線になるように経理フローを構築するのがポイントです。

コロナ禍でテレワークでの決算。クラウド会計が助けに

QTmedia 河野様: 昨年までの決算業務では、会計事務所の担当の方が当社で作業を行い、必要な書類があれば適宜お渡しする形で進めていました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、今年はお会いすることなく決算業務を進めることになりましたが、「マネーフォワード クラウド会計」に移行していたおかげで、自宅からでも作業を行うことができました。会計事務所と連携し、テレワークにいち早く対応できる体制が整っていたことで、コロナ禍でも問題なく決算業務を乗り越えることができたと思います。

伊藤会計事務所 池田様: コロナ禍の前から、確認事項があればチャットでの連絡やスプレッドシートで作成した質問票で一括してお答えいただく形だったので、大きな支障はありませんでした。お客様のオフィスに訪問するかや、書類がスキャンされているかどうかといった違いだけでした。

QTmedia 河野様: 本決算と重なってしまったので当初はとても心配していたのですが、「Chatwork」で気軽に連絡が取れる環境も心強く、無事に申告することができました。もし、「マネーフォワード クラウド会計」に移行していなかったら、きっと大変だったと思います。

株式会社QTmedia(キューティーミディア)
インターネット接続サービス業から始まり、現在ではWebサイトなどのコンテンツ制作・運用やデジタル広告の戦略立案から運用・改善までをワンストップで手がける。 特に地方自治体や観光団体のWebサイトを制作するなど、情報通信の分野から地方創生に取り組んでいる。
伊藤会計事務所
顧問先企業の全社黒字化に本気で取り組んでいる会計事務所。 顧問先企業の利益体質を盤石とするため、税金の計算だけではなく、経営分析や資金計画の策定、資金調達や事業継承・M&Aなど顧問先企業の役に立つことはなんでも積極的に取り組んでいる。 「マネーフォワード クラウド」を用いた業務効率化も力を入れている取り組みの一つ。