経費の使いすぎをプリペイド型カードの仕組みで防ぎ、ビジネスの成長を後押し
- 導入サービス
- 会計 経費 Pay for Business(ビジネスカード)
- 業種
- 金融・保険
- 事業規模
- 法人(1~10名)
課題
・海外で発行した個人向けクレジットカードで経費を立て替えており、経費処理に工数がかかっていた
・新設法人のため、法人向けクレジットカードの与信審査や限度額に不安があった
・経費の使いすぎを仕組みで防止できるようにしたかった結果
・海外で発行したクレジットカードでの立て替えがなくなり、経費処理の効率化につながった
・プリペイドカードを選ぶことで与信審査や限度額を気にせず利用開始できた
・カードコントロールやウォレットに入金する金額を抑えることで使いすぎを防止できるようになった
STARTUP BOOSTER(※)を活用して、「マネーフォワード クラウド会計」や「マネーフォワード クラウド経費」などの複数のサービスをご利用いただいています。
今回は、「マネーフォワード ビジネスカード」導入後の変化や運用したうえでの率直な感想を、バックオフィスを担当されている阪本様にお聞きしました。
※マネーフォワードと連携するベンチャーキャピタルの出資先を対象に、『マネーフォワード クラウド』の無料提供や税理士によるメンタリングを提供するスタートアップ支援プログラム
使いすぎ防止のためにプリペイドカードを選択。マネーフォワード ビジネスカードなら会計との連携も可能
ーー マネーフォワード ビジネスカード導入以前はどのような課題感をお持ちでしたか?
弊社は、エストニアの親会社が100%出資する子会社という形で、日本法人を設立しています。弊社の代表は日本に住んでいる外国人です。出張でエストニアと日本を行き来することが多いのですが、個人ではなかなか日本でクレジットカードが発行できず、エストニアで発行されたクレジットカードを普段は使っています。このカードで経費を立て替えると、ユーロ建てで経費処理をする必要がありました。しかし、ユーロ建ての経費処理は大変な手間がかかるため、日本で発行できるカードを探すことにしたんです。日本法人では法人向けデビットカードを所有しているのですが、積極的に利用はしていませんでした。資金調達に成功したスタートアップが経費を意図せず使い込んでしまったケースなども見ていたので、カードごとに利用上限を設定できるプリペイドカードか、利用可能額を手動で設定ができるクレジットカードを採用したいと考えていました。
プリペイド式の場合、チャージを忘れて決済ができなくなることが大きな懸念でした。そのため利用可能枠を手動で設定できるクレジットカードも有力な候補でしたね。ただ、ちょうどマネーフォワード ビジネスカードに「あと払い機能」が実装されたため、導入を決めました。また、たまたまSTARTUP BOOSTERを活用してマネーフォワード クラウドを利用していたことも後押しになりました。バックオフィスは極力マネーフォワードにまとめようと議論していたタイミングでもあったので。マネーフォワードさんが発行しているカードなので、会計処理も連携しやすいとの期待もありましたね。
「とりあえず作ってみてダメだったら解約すればいいや」と、すぐに申し込みました。
ーー 現在、どのようにマネーフォワード ビジネスカードを利用されていますか?
現在は法人向けデビットカードは使わないようにしており、個人の立て替えも極力避ける方針で運用しています。代わりに、マネーフォワード ビジネスカードを出張中の諸経費や接待交際費、オンライン上の決済などで活用しています。常に十分な残高がウォレットにあるように、一定の金額を下回ったらチャージするような運用にしています。また、弊社ではマネーフォワード クラウド会計とマネーフォワード クラウド経費を利用しています。マネーフォワード ビジネスカードは直接クラウド会計に連携し、個人の立替払いが発生した場合のみクラウド経費を経由して仕訳をしています。
与信審査なしで限度額も気にせずに利用できる点が魅力
―― マネーフォワード ビジネスカードに今後期待することや、今後どういった使い方をしていきたいと考えているか、教えてください。
昨年11月に設立したばかりの会社なので、クレジットカードの審査や利用上限額に不安がありました。マネーフォワード ビジネスカードは与信審査なしで限度額も気にせずに利用できる点が魅力です。まだ利用していませんが「あと払い機能」もあるため、チャージを忘れてしまった時でも決済ができるのは嬉しいですね。プリペイドとあと払いを組み合わせて使えると便利になるのではないかと期待しています。また、現在はカード1枚の利用なのですが、これから営業メンバーが増えたら追加カードを発行していきたいと考えています。交通費の精算などが多くなると思うので、タクシーなど利用できる先がもっと増えていってほしいですね。
公開日:2022年12月7日 公開当時の情報となります
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