大手会計ソフトメーカー元役員が、マネーフォワード クラウドを選ぶ理由
アグリマス株式会社代表取締役 小瀧 歩 様
峯クラウド会計事務所 峯 英之 様
- 導入サービス
- 会計
- 業種
- 介護・福祉・医療
- 事業規模
- 法人(11~50名)
マネーフォワード クラウド会計を選んだ2つの理由
大手会計ソフトメーカーで経営企画の役員を務めた経験も
アグリマス 小瀧様:起業前のサラリーマン時代は10社ほど経験し、主に金融機関を中心にM&AやIPOの支援をしてきました。具体的には、税理士資格を取得して監査法人に勤務したり、証券取引所での新興市場を立ち上げたり、その後は大手会計ソフトメーカーで経営企画の役員などを務めました。
その後、当社を起業し、介護予防に特化したデイサービスとフィットネススタジオの運営を手掛けています。創業時は収益が急速に伸びたわけではなかったので、管理部門の人材を採用するのが難しい状況でした。
そのため、税理士資格を活かして私自身が管理業務を行っていましたが、社長業も同時並行で行っていくことに負担を感じていました。ちょうどこのタイミングで税理士の峯先生とお会いする機会があり、「クラウド型の会計ソフトを導入してはどうですか?」「そんなに難しくないですよ、1~2カ月あれば移行できますよ」と提案していただきました。
そんなに簡単ではないだろうと疑心暗鬼でしたが、マネーフォワード クラウド会計をあっという間に導入していただけました。以前から利用していた会計ソフトと並行運用しながら、本当に1~2カ月の準備期間で運用開始できました。
「これは本当にいい。中小企業のためになるから導入したほうがいい」
機能としては部門別管理機能が必須だったので、これに対応したクラウド会計ソフトを探していました。ただ、マネーフォワード クラウド会計を選んだ一番の理由は、その分野を専門とする税理士先生に勧められたからです。
峯先生が、「なんとなくこれがよさそうですよ、よかったら使ってみませんか」というレベルではなく、「これは本当にいい。中小企業のためになるから導入したほうがいい」と強く勧めてくれたので、この先生がいいと評価したソフトであれば絶対にいいんだろうなと思いました。
商品はもちろん重要ですが、それを支える専門家である税理士のフォローがあって実運用できると考えていたので、機能と税理士の推薦の2つの理由で選びました。
マネーフォワード クラウド会計の導入は業績向上にもつながった
管理部門の強化で、資金調達しやすい組織へ
小瀧様:銀行口座の明細情報やクレジットカードの利用履歴などのデータが、クラウド会計に自動的に取り込まれて仕訳されるため、非常に便利です。また、以前は月次の会計資料を作ることにかなり時間を取られていましたが、作業の手間を省けるようになりました。
ベンチャーで、社員数も少なく、資金に余裕もない当社のような会社が、月次の会計処理に対応することは非常に大変です。月次の会計処理が締まるまでに1カ月以上かかっていましたが、今ではデータの自動取得と自動仕訳機能によって大部分が処理できています。足りない部分は税理士へ依頼しているため、月次の会計処理のために資料を作成するということ自体が不要となり、手間と人件費が大幅に削減でき、効率的に業務を行えています。
また、業績の向上にもつながりました。コスト削減はもちろんですが、管理部門が強化されるということは資金調達に大きく影響します。資金調達がしやすくなるということは、調達した資金を新たな投資に費やせるということですし、投資をどう行うかを考えるための経営者の時間を確保できるようにもなります。
会計業界が変わると、ベンチャーや中小企業の成長は加速する
多くの税理士は、既存の会計ソフトを利用し続けているケースが多いでしょう。しかし、私自身が経営者として日々勉強しているので、パートナーである税理士と同じ目線で会話できないと危機感を感じてしまいます。
ベンチャーを経営するようになって思うのは、税理士も積極的に情報収集していただきたいということです。会計事務所業界が変わることで、ベンチャーや中小企業の成長が加速されると思います。お互いに切磋琢磨して、パートナーとしてぜひ一緒に成長していきたいです。
クラウド会計は、顧問先企業の“売上を生まない作業”を減らす
マネーフォワード クラウド会計を勧めた2つのポイント
峯税理士:今後、会計事務所業界は人手不足が予想されます。当事務所としてもコスト削減や省力化が必要と考え、会計事務所としてクラウド会計ソフトを利用しようと決めました。
クラウド会計を導入すれば、会計処理業務の7~8割を占める単純作業を機械化したり、遠隔地でも同じデータを見ながら会話できるというコミュニケーションコストの削減ができます。同時に、顧問先企業にお願いしていたデータの整理や送付などの“売上を生まない作業”を減らすことになります。お客様自身が本業に集中できるようになるというメリットがありました。
他のクラウド会計ソフトと比較した上で、マネーフォワード クラウド会計を選定しました。(1)部門別管理機能と(2)自動化機能の2点が評価ポイントとなりました。
(1)部門別管理機能では、アグリマス様の場合は事業が複数存在することから、部門別の管理機能が必須でした。マネーフォワード クラウド会計は2階層での管理ができるという点が要件に合っていました。
(2)今回のクラウド会計ソフト導入は省力化が目的だったので、金融口座の明細データの自動取得や自動仕訳機能も重視していました。
(1)部門の設定
部門を設定することで、残高試算表や月次推移を部門別に分析することが可能になります。 部門は2階層まで設定することが出来ます。
(2)配賦基準の設定
共通費を各部門に配賦する基準を設定します。ここで設定した基準を配賦基準の割当より各科目に設定してください。
(3)配賦基準の割当
科目別に配賦基準を割当てます。
各科目の共通費は、ここで割当てられた配賦基準に応じて各部門に配賦されます。
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