- 更新日 : 2026年9月28日
Midjourneyとは?料金・始め方・商用利用までを徹底解説
Midjourneyは、テキストを入力するだけで高品質な画像を自動生成できるAI画像生成サービスです。
- 月額10ドルから利用可能な完全有料制
- 商用利用は有料プラン加入が前提条件
- 法人利用はProプランのステルスモード推奨
Q. 無料で使えますか?
A. 2023年3月に無料トライアルが廃止されており、現在は月額10ドルのBasicプランから有料での利用となります。なお、iOSやAndroid版アプリ「niji・journey」では限定的なトライアルが提供されています。
外注のデザイン費用を抑えたい、社内で手早く画像素材を用意したいと考えるバックオフィス担当者は少なくありません。Midjourneyは、文章を入力するだけで画像を自動生成できるいわゆるテキストtoイメージ型の生成AIサービスです。本記事では、料金プランの比較から始め方、法人が安全に導入するためのポイントまでを整理します。
※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。
Midjourneyとは?
Midjourneyとは、テキストで指示を入力するだけで高品質な画像を自動生成できるAI画像生成サービスです。2022年にオープンベータとして公開されました。
デザインの専門知識がなくても、「赤いバラのブーケ、白い背景、写真風」のように日本語や英語でイメージを言葉にするだけで、数十秒から1分程度で画像が完成します。こうした指示文をプロンプトと呼びます。文章から画像を生成する仕組みそのものは、テキストtoイメージ型生成AIと呼ばれる技術分野に含まれます。
デザイン未経験でも高品質な画像を作れる理由
Midjourneyが注目される理由は、生成画像のクオリティの高さにあります。他の画像生成AIと比較して、写真のようなリアルさやアート性の高い仕上がりを得やすいと評価されることが多いサービスです。
社内プレゼン用のイメージ画像を外部のデザイナーに依頼すると、1点あたりまとまった費用がかかるケースもあります。Midjourneyであれば、月額料金の範囲内で繰り返し画像を生成できるため、外注コストの圧縮につながる可能性があります。
MidjourneyとDALL·E・Stable Diffusionの違い
画像生成AIにはMidjourney以外にも、OpenAIが提供するDALL·EやStability AIが提供するStable Diffusionがあります。それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて選ぶことが重要です。
| サービス名 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Midjourney | Web上で高品質な画像を生成しやすい | 広告素材・SNS画像・ブランドイメージ |
| OpenAIの画像生成 | ChatGPT上で対話しながら生成・編集しやすい | テキスト生成と画像生成を一体で行いたい場合 |
| Stable Diffusion | モデルを自社環境で運用・カスタマイズできる選択肢がある | 自社サーバーで運用したい技術者向け |
バックオフィスやマーケティング部門でブラウザから手軽に画像を作りたい場合は、専用ソフトのインストールが不要なMidjourneyやDALL·Eが取り組みやすいといえます。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
AI活用の教科書
経理・人事・経営企画といった企業の基幹業務における具体的なユースケースをご紹介。
さらに、誰もが均質な成果を出せる「プロンプトのテンプレート化」や、安全なガバナンス構築など、個人利用から企業としての本格活用へステップアップするためのノウハウを凝縮しました。
人事労務担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ14選
人事労務業務に特化!人事労務・採用担当者がChat GPTをどのように活用できるのか、主なアイデアを14選まとめたガイドです。
プロンプトと出力内容も掲載しており、PDFからコピペで簡単に試すことも可能です。
経理担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ12選
経理業務に特化!経理担当者がChat GPTをどのように活用できるか、主なアイデアを12選まとめたガイドです。
お手元における保存版としてはもちろん、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。
法務担当者向け!Chat GPTの活用アイデア・プロンプトまとめ12選
法務担当者がchat GPTで使えるプロンプトのアイデアをまとめた資料を無料で提供しています。
chat GPT以外の生成AIでも活用できるので、普段利用する生成AIに入力してご活用ください。
Midjourneyの料金プランはいくらかかる?
Midjourneyは完全有料制のサービスで、無料トライアルは2023年3月に廃止されています。月額10ドルのBasicプランから利用でき、高速GPUの利用可能時間や機能に応じて4段階のプランが用意されています。
2026年時点のプラン体系
料金プランの概要は以下のとおりです(年払いにすると月額換算で20%割引になります)。
| プラン名 | 月額(月払い) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Basic | 10ドル(約1,500円) | 月あたり200分と高速GPUを使用した画像生成の目安、個人利用向け |
| Standard | 30ドル(約4,500円) | 高速生成時間が増加、無制限生成が可能なRelaxモードに対応 |
| Pro | 60ドル(約9,000円) | ステルスモードに対応、高速生成時間がさらに増加 |
| Mega | 120ドル(約18,000円) | 大量生成向け、ステルスモードに対応 |
円換算額はレートにより変動するため、決済時のレートを確認してください。Basicプランの生成枚数は約200枚程度が目安です。なお、この目安は実際の利用者の報告に基づく参考値であり、生成枚数を保証するものではありません。
法人利用でステルスモードが必要な理由
Midjourneyで生成した画像は、初期設定では他のユーザーからも閲覧できる状態になっています。未公開の商品アイデアや社内プロジェクトの画像が外部に見える状態は避けたいところです。
Midjourneyの公式利用規約(Terms of Service、2026年5月27日付版)によると、ステルスモードはProプラン以上の契約者向けの機能として提供されており、有効化するとその機能を用いて生成した画像が公開ギャラリーに表示されない対応を運営側が最大限行う仕組みです。そのため、Midjourney側が公開が必要と判断した場合は、公開されるリスクもゼロではありません。また、Discordの共有チャットルームなど公開の場で生成した画像は、ステルスモードの設定にかかわらず、そのチャットルームの参加者に見える点には注意が必要です。
参考:Terms of Service|Midjourney
Midjourneyの始め方は?
MidjourneyはWebブラウザから登録するだけで始められます。以前はDiscordというチャットツールの利用が前提でしたが、現在は公式のWebアプリが整備されており、Discordを使わずに画像生成が可能です。
Web版の登録手順
登録から画像生成までの流れは、以下のSTEPで進めます。
- STEP1 Midjourney公式サイト(midjourney.com)にアクセスする
- STEP2 アカウントを作成し、料金プランを選んでクレジットカードで決済する
- STEP3 画面中央のプロンプト入力欄に、生成したい画像のイメージをテキストで入力する
- STEP4 数十秒〜1分程度で複数パターンの画像が生成されるので、気に入ったものを選ぶ
- STEP5 選んだ画像をアップスケール(高解像度化)したり、微調整を加えてバリエーションを広げたりする
操作はすべてブラウザ上で完結するため、社内PCから特別なソフトをインストールせずに利用できます。
参考:Terms of Service|Midjourney
プロンプト入力のコツ
プロンプトは英語で入力するほうが精度の高い画像が出やすい傾向にあります。とはいえ、難しい英単語は不要です。office meeting, modern interior, bright lighting のように単語をカンマで並べるだけでも機能します。
慣れないうちは、以下の要素を意識するとイメージどおりの画像を得やすくなります。
- 被写体(何を描くか)の例:a cup of coffee、a businessman
- スタイル(どんな雰囲気か)の例:photorealistic、watercolor style
- 環境・背景(どこで・どんな光か)の例:white background、sunset lighting
Midjourneyのビジネス活用法は?
Midjourneyの主な業務活用法は、プレゼン資料やSNS素材の内製化と、新商品のイメージ共有です。デザイナーへの外注を一部内製化することで、制作スピードの向上とコスト圧縮を同時に目指せます。
プレゼン資料やSNS素材を内製化できる
PowerPointやGoogleスライドに使うイメージ画像を、毎回ストックフォトサイトで探していないでしょうか。Midjourneyであれば、自社の商材やコンセプトに合ったオリジナル画像を短時間で生成できます。
例えば「未来的なオフィス空間のイメージ」を提案書に入れたい場合、プロンプトに futuristic office space, glass walls, natural light, 4K と入力するだけで複数のパターンが得られます。既存のストックフォト契約を見直す判断材料にもなります。InstagramやX(旧Twitter)などSNS投稿用の画像制作にも活用でき、プロンプトを変えるだけでバリエーションを増やせます。
新商品のイメージ共有に活用できる
新商品や新サービスの企画段階では、言葉だけで完成イメージを社内共有するのが難しい場面があります。Midjourneyでラフイメージを出力すれば、関係者との認識合わせがしやすくなります。
デザイナーへの発注時にも、参考資料としてMidjourneyの出力画像を渡すことで、修正のやり取りが減り、検討期間の短縮が期待できます。
Midjourneyの商用利用や著作権の注意点は?
有料プランに加入していれば、Midjourneyの利用規約上、生成画像の商用利用が認められています。ただし、日本の著作権法やビジネス上のリスクをふまえた社内対策は別途必要です。
有料プランなら規約上の商用利用が認められている
Midjourneyの公式利用規約(2026年5月27日付版)では、ユーザーは自らが生成したアセット(画像・動画)を法律上可能な最大限の範囲で所有すると定められています。Webサイトへの掲載や広告素材、印刷物への使用など、ビジネス目的での利用が規約上は認められています。
一方、同規約では、年間の総収益が100万米ドルを超える企業またはその従業員がアセットを所有するには、ProプランまたはMegaプランの契約が必要と定められています。導入前に最新の利用規約を確認しておくことが重要です。
参考:Terms of Service|Midjourney
既存著作物との類似リスクに注意する
AIが生成した画像が、既存のイラストや写真と偶然似てしまうリスクはゼロではありません。日本ではAI生成画像の著作権に関する判例の蓄積が少なく、法的な整理が進行中の状況です。
実務上の対策としては、以下の点に気を配っておくことが望ましいでしょう。
- プロンプトに実在のアーティスト名やキャラクター名を入力しない
- 生成画像を画像検索サービスなどで類似画像チェックしてから公開する
- 広告やパッケージなど大量露出する用途では、社内の法務担当や弁護士に確認を取る
- AI生成であることを社内で記録し、経緯を説明できるようにしておく
文化庁が2024年3月15日に公表した「AIと著作権に関する考え方について」では、AI生成物が既存の著作物と類似し、かつ依拠性(既存作品に基づいて作られたと認められること)が認められる場合は著作権侵害になりうると整理されています。プロンプトに特定の著作物名を入れる行為は依拠性を認定される要因になりうるため、避けておくのが無難です。
Midjourneyの経費処理や社内ルールは?
Midjourneyを法人として導入する場合、ドル建て決済の経理処理と、情報セキュリティに関する社内ルール整備が欠かせません。
ドル建て決済の仕訳処理をスムーズに行う
Midjourneyの料金はドル建てのクレジットカード決済です。経費計上する際は、クレジットカード利用明細に記載された円換算額を使うと実務がスムーズです。
仕訳の勘定科目は「通信費」や「広告宣伝費」「支払手数料」など、利用目的に応じて選択します。主な用途別の科目例は以下のとおりです。
| 主な利用目的 | 勘定科目の例 |
|---|---|
| 社内資料・業務効率化ツール・Webサイト等のデザインとして | 通信費 または 支払手数料 |
| 広告・マーケティング素材の作成 | 広告宣伝費 |
Midjourneyのアカウント設定画面から請求書をダウンロードできます。海外サービスへの支払い記録として保管しておきましょう。
プロンプトに機密情報を入力しないルールを整備する
Midjourneyに入力したプロンプトは、ステルスモードを利用していない場合、他のユーザーに公開される仕組みになっています。未発表の商品名や社内プロジェクトのコードネームをプロンプトに含めてしまうと、情報漏洩につながるおそれがあります。
社内ルールとして整備しておきたい項目は以下のとおりです。
- プロンプトに社名・商品名・顧客名・個人情報を入力しない
- 未公開プロジェクトに関連する画像を生成する場合はステルスモード(Proプラン以上)を必ずオンにする
- 生成画像の社外公開前に上長の承認を得るフローを設ける
- 利用アカウントの共有は禁止し、個人ごとにアカウントを管理する
ルールを文書化して社内に周知するだけでなく、定期的に遵守状況を確認する運用が望ましいでしょう。生成AIの機能やリスクは日々アップデートされるため、定期的にルールの見直しを行うと安心です。
Midjourneyに関するよくある質問
Midjourneyに関するよくある質問をまとめました。
Q. Midjourneyは無料で使えますか?
A. 現在、無料プランや無料トライアルは提供されていません。2023年3月に無料トライアルが廃止されて以降、月額10ドルのBasicプランから有料での利用となります。
Q. Midjourneyは日本語のプロンプトに対応していますか?
A. 日本語でも画像生成は可能ですが、英語でプロンプトを入力したほうが精度の高い結果を得やすい傾向にあります。
Q. Midjourneyの利用にDiscordは必須ですか?
A. 現在はWeb版のアプリが整備されており、Discordを使わずにブラウザだけで画像生成が完結します。
Q. 法人で使う場合、無料プランの画像を商用利用できますか?
A. 有料プランへの加入が商用利用の前提条件です。無料プランの提供が終了しているため、まず有料プランへの加入が必要になります。
Midjourneyをビジネスに導入する際に押さえておくこと
Midjourneyとは、テキスト入力だけで高品質な画像を生成できる生成AI画像作成ツールで、月額10ドルのBasicプランから利用できます。外注コストの削減や制作スピードの向上に活用でき、法人利用ではProプラン以上のステルスモードを選ぶことで社内情報の漏洩リスクを抑えられます。まずはプロンプトの基本要素を意識しながら試し、自社業務への適用場面を探ってみる価値はあるでしょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
-
# AIの活用方法
ChatGPTのカスタマイズで業務効率を上げる!設定方法や活用事例を解説
ChatGPTを業務で使う際、毎回同じ指示や背景情報を入力することに手間を感じることはないでしょうか。ChatGPTの「カスタム指示」機能を活用すると、AIの応答スタイルや前提情報…
詳しくみる -
# AIの活用方法
ChatGPTで高品質な画像を生成するには?無料での使い方、料金、できない時の対処法まで解説
ChatGPTを使えば、特別なデザインスキルや高価なソフトウェアがなくても、日本語の簡単な指示(プロンプト)だけで、資料の補足やアイデア出しなどにも役立つ高品質な画像を無料で生成で…
詳しくみる -
# AIの活用方法
ChatGPTをビジネスに活用する方法とは?活用事例・導入手順を解説
ChatGPTは文章生成や要約、分析補助といった幅広いタスクを高速に処理できるAIとして、多くのビジネス現場で導入が進んでいます。特に、ドラフト作成や定型業務の効率化、情報整理の高…
詳しくみる -
# AIの活用方法
生成AIはChatGPTを使うべき?競合ツールを比較して選ぼう!
生成AIを業務に活用するなら、「ChatGPTを選べば間違いない」と考える人は多いかもしれません。しかし実際には、Claude・Gemini・Copilotといった競合ツールも登場…
詳しくみる -
# AIの活用方法
ChatGPTを解約する方法とは?手順や解約後の影響を解説
ChatGPTの有料プランを解約するには、契約した経路(ウェブ・App Store・Google Play)ごとに正しい手順を踏む必要があります。請求サイクルのタイミングや返金の有…
詳しくみる -
# AIの活用方法
ChatGPTとLINEは連携できる?連携の手順を徹底解説
ChatGPTとLINEを連携させることで、AIが日常のメッセージアプリ上で自然に対話する環境を構築できます。すでに多くの企業や個人が、問い合わせ対応や予約受付、スケジュール管理な…
詳しくみる



