退職給付費用

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退職給付費用とは、退職給付会計基準により退職給付に関しての費用として損益計算書(P/L)へ計上された金額のことを指す。

退職給付費用の構成要素として、勤務費用、期待運用収益、利息費用、未認識債務償却費用などがある。

勤務費用、利息費用は、退職給付債務の当期増加を原因として発生する。期待運用収益は、年金資産が当期増加する要因になり、退職給付費用の中から控除される。未認識債務償却費用とは、過去において発生した未認識債務に対する当期分償却費用のことである。

以上のように、退職給付費用における各構成要素ごとの発生要因は異なるが、損益計算書で区別しながら計上する必要はない。退職給付費用は、会社が将来的に負担することになる退職給付の見積もりを行なった際に出てくる当期分費用のことで、人件費として計上される。損益計算書では、営業費用に計上されることが多い。

なお、臨時で支給されるなど退職給付の中でも事前に予測ができないもの、退職給付引当金の金額を超えて支給した退職給付に関しては、支払い時の退職給付費用として処理する。

【関連用語】
退職給付債務
年金資産



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