• 更新日 : 2021年5月28日

勤務費用とは

勤務費用とは、退職給付見込額のうち、一期間の労働の対価として生じた退職給付費用のことである。

損益計算においては、退職給付費用として処理される。勤務費用は、当期の配分された退職給付見込額を、残存勤務期間や一定の割引率に基づき割引計算することができる。通常、退職給付見込額の増加する金額は、一期間の勤務費用の増加分の金額と利息費用にあたるの増加文の金額の合計した結果となる。

一般的には販売費や管理費に含まれるが、財務表に記載されて勤務費用を確かめることができる。

勤務費用はいくつかの手順で、計算することができる。将来生じる退職給付金額と支給する時期を予め見込み、当期に生じた金額を現時点での価値に割引く。将来に支給すると見込んだ見込額が、退職給付債務の計上において用いる金額となる。

企業年金制度に加入している場合、そして従業員からの拠出がある際には、勤務費用から拠出金額を引くことになる。
勤務費用を用いた退職給付債務の計上

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