• 更新日 : 2020年6月9日

給与とは

給与とは、雇用契約に基づき雇用主から従業員へ支払われる労働の対価としての金銭のことを指す。労働基準法により毎月一回以上支払わなければならないと定められている。

そのため、年俸などの給与形態を選択したとしても一括払いをすることはできない。給与形態には年俸以外にも日払、日給、月給などがある。

大抵の場合源泉徴収制度により、給与支払いを受ける際に所得税などが天引きされた状態で支払われる。

源泉徴収により差し引かれた所得税の差額調整を行なうために、年末調整などの制度がある。

原則として、給与は現金で支払われるが、労働協定等により現物支給が認められる場合もある。なお、日本企業において給与体系はそれぞれの企業ごとの就業規則で決められている。

一般的には基本給と諸手当の合算の形になっている。

基本給には以下のものが含まれる。

・属人給(年齢給のような年功的なもの)
・仕事給(職務給など仕事内容などを考慮したもの)
・総合給(上記の属人給と仕事給を合わせたもの)

また、手当には以下の項目などが含まれる。

・役職手当
・家族手当
通勤手当
・住宅手当


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談していただくなど、ご自身の判断でご利用ください。