• 更新日 : 2020年6月15日

国税とは

国税とは国が国民に対して割り当てた租税のことを指す。

国すなわち中央政府が課税し徴収する税金、税の最終負担者が直接間接を問わず、納税義務者を通じて国庫に納付するものである。

国税として法律で定められている税金は21種類あり、直接税として、所得税、法人税、相続税、贈与税、地価税があり、間接税としては、消費税、酒税、たばこ税、たばこ特別税、揮発油税、地方道路税、石油税、石油ガス税、航空機燃料税、電源開発促進税、自動車重量税、とん税、特別とん税、印紙税、関税、登録免許税がある。

多くの国税は国税庁へ申告納付するが、一部の国税(自動車重量税、とん税、関税など)については税関や陸運局、法務局など、国税庁以外へ申告納付する。

国税調査官、国税徴収官、国税査察官の3種類からなる国税専門官という国家公務員がおり、映画「マルサの女」の主人公はこの国税査察官と脱税者とのやり取りをコミカルに描いたものとして有名である。


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