いつも「マネーフォワード クラウド年末調整」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、2025年度の年末調整手続きにおいて、「SmartHR」との連携機能をリリースいたしました。
これにより、API連携を利用して、「SmartHR」で回収した扶養控除等申告書や配偶者控除等申告書などの申告情報を取得できるようになりました。
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追加機能の詳細
特定親族特別控除の対象となる親族の連携
令和7年度の年末調整では、税制改正に伴い「特定親族特別控除」が創設されました。
それに伴い、「SmartHR」から、令和7年の特定親族特別控除の対象になる親族の情報を今年の扶養親族情報として取得できるようになりました。
来年の源泉控除対象となる親族の連携
令和8年以降の扶養控除申告書には、税制改正に伴い、源泉控除対象親族の記載が必要となります。
これを受け、「SmartHR」との連携においても、源泉控除対象親族である「特定親族」を来年の扶養親族情報として取得できるようになりました。
なお、源泉控除対象親族である「特定親族」とは、以下の要件に当てはまる人のことをいいます。
- 19歳以上23歳未満であること。
- 来年の所得の見積額が58万円超100万円以下であること。
所得金額調整控除に必要な「他の所得者が控除を受ける扶養親族」の連携
所得金額調整控除に必要な「他の所得者が控除を受ける扶養親族」を、今年の扶養親族として取得できるようになりました。
これにより、「SmartHR」に登録されている「他の所得者が控除を受ける扶養親族」が所得金額調整控除の要件に当てはまる場合に、所得金額調整控除を計算できるようになりました。
操作手順の詳細は、以下のガイドをご参照ください。
「SmartHR」との連携設定
今後の対応予定
「SmartHR」で「団体保険」として登録した生命保険の情報をマネーフォワード クラウド年末調整にインポートした場合、「団体保険」の扱いで取得できるようになります。
本リリース前に「SmartHR」からのインポート操作を行うと、通常の生命保険としてインポートされます。
そのため、「生命保険料控除証明書の受取人氏名項目の必須設定」を「必須にする」としている場合、インポートした団体保険の受取人氏名が空欄だとエラーが発生する可能性があります。
「SmartHR」で「団体保険」を登録している場合は、本リリース後に改めてインポート操作を実施してください。
今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。