マネーフォワード クラウド年末調整 お知らせ

法定調書合計表の源泉徴収税額の計算方法を変更しました

公開日:2025年07月30日

いつも「マネーフォワード クラウド年末調整」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、法定調書合計表にある「(A)俸給、給与、賞与等の総額」の「源泉徴収税額」の計算方法を変更しましたので、お知らせいたします。

今回の変更は、お問い合わせが多かった当該項目の計算方法について、国税庁より明示された方法にあわせ、より多くのお客さまが計算根拠を明確に理解できるよう変更したものです。
なお、弊社では以前の計算方法でも手続きの申告上問題はないと確認しております。
参考:給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表の書き方|国税庁

対象ページ

手続き>手続き名>提出準備>法定調書合計表 

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド年末調整を「全権管理者」「一般管理者」「管理者(代理①)」のいずれかのロールでご利用中のお客さま

変更内容の詳細

変更前

これまで、以下の計算結果がマイナスとなる場合は、「1,給与所得の源泉徴収票合計表(375)」の内訳で各従業員の「源泉徴収税額」もマイナスの値で表示していました。

  • 年末調整対象の場合:年調年税額 – 前職の源泉徴収税額
  • 年末調整対象外の場合:年間の源泉徴収税額の総額 – 前職の源泉徴収税額

これにより、「(A)俸給、給与、賞与等の総額」の「源泉徴収税額」においても、上記のマイナスの値を加味して計算していました。

変更後

今回の変更により、以下の計算結果がマイナスとなる場合は、各従業員の「源泉徴収税額」が「0円」として再計算し、「1,給与所得の源泉徴収票合計表(375)」の内訳に表示します。

  • 年末調整対象の場合:年調年税額 – 前職の源泉徴収税額
  • 年末調整対象外の場合:年間の源泉徴収税額の総額 – 前職の源泉徴収税額

その後、上記の結果をもとに、「(A)俸給、給与、賞与等の総額」を計算します。

<ご注意>
2024年度以前の手続きにおいて、年末調整の確定を解除したり、「提出準備」>「法定調書合計表」画面の「法定調書合計表の再集計」をクリックすると、変更後の計算方法が適用されます。

今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。

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