マネーフォワード クラウド請求書Plus お知らせ

ワークフローの条件分岐における機能追加と判定ロジック変更のお知らせ

公開日:2025年10月08日

いつも「マネーフォワード クラウド請求書Plus」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、ワークフローの条件分岐において、機能の追加と判定ロジックの変更を予定していますので、お知らせいたします。

対象ページ

設定>承認機能とワークフロー

対象のお客さま

「事業者」の「承認機能とワークフロー」権限にチェックが入っているロールでご利用中のお客さま

変更予定時期

2025年10月下旬頃
※スケジュールについては現時点での予定のため、変更となる可能性もあります。

追加機能の詳細

ワークフローの詳細画面に、「申請者が兼務している場合」に関する設定が行える「基本設定」メニューを追加します。

「兼務先からの申請を許可」にチェックを入れると、申請者が選択した所属情報に応じて各条件の判定が行われ、ワークフロー経路が決定します。
これにより、申請者が複数の組織を兼務している場合も、所属している組織ごとにワークフロー経路を判定できるようになります。

ロジック変更の詳細

これまで、条件分岐の判定では、申請者の主務と兼務の両方の所属情報を参照して判定する仕組みでした。
本リリース後は、条件分岐の判定時に、申請者の主務の所属情報または申請者が選択した所属を参照して判定する仕組みに変更します。

  • 申請者が選択した所属情報で各条件分岐の判定を行いたい場合は、ワークフローごとに「申請者が兼務している場合」の設定をお願いします。
  • 各ステップの承認者については、申請者の主務の所属のみが参照される仕組みのため、本ロジック変更の対象外です。

具体例

本項では、申請に以下画像のワークフローが適用されている場合を例に説明します。

また、申請者の所属組織に以下の所属が登録されているものとします。

  • 主務:製造部
  • 兼務:営業部
「条件分岐ステップ」が「YES」の場合は、「営業部が承認ステップ」の経路でステップが進行します。
「条件分岐ステップ」が「NO」の場合は、「人事部が承認ステップ」の経路でステップが進行します。

変更前

変更前のロジックでは、申請者の主務と兼務の両方の所属情報を参照して判定する仕組みでした。
今回の例の場合、申請者の所属組織に兼務先の「営業部」が含まれているため、「条件分岐ステップ」は「YES」となり、「営業部が承認ステップ」の経路でステップが進行します。

変更後

変更後のロジックでは、申請者の主務の所属情報のみを参照して判定を行います。
今回の例の場合、申請者の主務は「製造部」であるため、「条件分岐ステップ」は「NO」となり、「人事部が承認ステップ」の経路でステップが進行します。
なお、申請者が申請時に「営業部」を選択して申請した場合、「営業部が承認ステップ」に進みます。

ご注意

条件分岐ステップのロジック変更が行われるため、登録しているワークフローの設定によって、承認経路が変わる可能性があります。
そのため、本リリースまでに、登録しているワークフローの確認と修正をお願いします。


今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。

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