「支払ルール」では、支払依頼の作成時に「費用計上日」や「支払期日」に反映する初期値の基準を設定できます。
詳細は以下をご確認ください。
「支払ルール」の設定項目
「支払ルール」の設定項目については、以下の表をご確認ください。
| 項目名 | 項目の説明 |
|---|---|
| 費用計上日 | 費用計上日の初期値として表示する日付を設定します。 支払依頼申請の費用計上日の初期値は、申請作成日に一番近い過去の「費用計上日」をもとに計算されます。 ただし、申請作成日と費用計上日が同日の場合は、申請作成月で表示されます。 【例】「費用計上日」を「31」と設定すると、8月1日~8月30日に申請を作成した場合の費用計上日は7月31日となります。 |
| 支払期日 | 「費用計上日」を基点に何ヶ月後の何日に支払いを行うかを設定します。 【例】「費用計上日」が「31」日の場合に「支払期日」を「翌月」の「31」日と設定すると、8月1日~8月30日に申請を作成した場合の費用計上日は7月31日となり、支払期日は8月31日となります。 |
| 支払期日が土日の場合 | 支払期日が土日の場合に、期日をどのように移動するかを設定します。 「前後移動なし」「前倒し」「後倒し」から選択してください。 【例】支払期日が日曜日の場合、「前倒し」では金曜日に、「後倒し」では月曜日に移動する。 |
設定の具体例
「費用計上日:前月末日」「支払期日:当月末日」の場合
支払依頼申請の作成日を基点に「費用計上日」を「前月末日」、「支払期日」を「当月末日」とする場合は、以下のように設定します。
- 費用計上日:31日
- 支払期日:費用計上日から「翌月」の「31」日
「費用計上日:前月末日」「支払期日:翌々月25日」の場合
支払依頼申請の作成日を基点に「費用計上日」を「前月末日」、「支払期日」を「翌々月25日の場合」とする場合は、以下のように設定します。
- 費用計上日:31日
- 支払期日:費用計上日から「3ヶ月後」の「25」日
OCR入力時の反映内容について
「OCR入力」機能を利用して支払依頼を作成する場合、「費用計上日」の反映内容が手動入力時と異なります。
- 手動入力時:「申請作成日」を基準に日付が計算される。
- OCR入力時:請求書の支払期日から読み取った「支払期日」を基準に、「支払ルール」に基づいて逆算される。
具体例
本項では、設定条件の場合を例に、手動入力時とOCR入力時における「費用計上日」の反映内容について説明します。
設定条件
- 「支払ルール」の「費用計上日」:31
- 「支払ルール」の「支払期日」:翌月31
手動入力で作成した場合
申請作成日が8月15日の場合、直近の「費用計上日:31」に該当する「7月31日」が費用計上日として反映します。
その結果、支払期日は翌月の「8月31日」となります。
OCR入力で作成した場合
請求書の支払期日が9月1日の場合、読み取った支払期日を基準に、「支払期日:翌月払い」を踏まえて1ヶ月逆算し、8月の「費用計上日:31」に該当する「8月31日」が費用計上日として反映します。
ご注意
OCR入力時は読み取った支払期日から逆算されるため、手動入力時と反映内容が異なる場合があります。
申請時は必ず日付をご確認ください。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。

