一括償却資産について、端数処理によって発生する金額の過不足分を計上するタイミングに違いが発生します。
なお、一括償却資産の「最終年度(3年目)の端数計上」の設定は「設定」>「台帳・減価償却計算」画面で設定可能です。
このガイドでは、以下のような条件の資産があると仮定し、一括償却資産の「最終年度(3年目)の端数計上」月を「4年目に計上」または「3年目の最終月に加える」で設定した場合について、それぞれ説明します。
例
条件
- 取得額:100,100円
- 端数処理:切り捨て
- 耐用年数:3年(一括償却資産)
計算方法
- 1年あたりの償却額:100,100円 ÷ 3年 = 33,366.666…
※切り捨てのため、「33,366円」とする。
- 3年間での償却額合計:33,366円 × 3年 = 100,098円
これにより、本来の取得額である100,100円に対し、2円不足している状態となります。
最終年度(3年目)の端数計上方法
- 「4年目に計上」に設定した場合
不足している「2円」を、4年目の期首月に計上する。
- 「3年目の最終月に加える」に設定した場合
不足している2円を加えた「33,368円」を、3年目の最終月に計上する。
更新日:2023年11月22日
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