概要
このガイドでは、役職階層の設定方法についてご説明します。
対象ページ
事業者>役職階層一覧
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド勤怠を「全権管理者」権限でご利用中のお客さま
目次
役職階層の仕組み
「役職階層一覧」画面では、事業者の役職階層を設定できます。
役職階層は、「上長メニュー」の表示やワークフロー経路の承認者に影響します。
上長の仕組み
上位の役職は、下位の役職の上長となります。
上長にあたる従業員は、サービス画面上部に「上長メニュー」が表示され、配下となる役職の従業員の日次勤怠などを確認できます。
具体例
本項では、「社長」「人事部 部長」「人事部 副部長」「人事部 一般社員」が以下のように設定されている場合を例に説明します。
上記の役職階層の場合、「社長」は第1階層のため、配下のすべての従業員の日次勤怠を確認できます。
「人事部 部長」は第2階層のため、第3階層の「人事部 副部長」と第4階層の「人事部 一般社員」の上長となります。
そのため、「上長メニュー」>「勤怠確認」画面から、「人事部 副部長」と「人事部 一般社員」の日次勤怠を確認できます。
「人事部 副部長」は第3階層のため、第4階層の「人事部 一般社員」の上長となります。
そのため、「上長メニュー」>「勤怠確認」画面から、「人事部 一般社員」の日次勤怠を確認できます。
第4階層の「人事部 一般社員」は最下位の役職となるため、「上長メニュー」は表示されず、他の従業員の日次勤怠は確認できません。
同一階層の仕組み
同じ階層に位置する役職は、同一階層となります。
本項では、「人事部 部長」と「営業部 部長」が以下のように設定されている場合を例に説明します。
上記の役職階層の場合、「人事部 部長」と「営業部 部長」はどちらも第2階層に所属する同一階層となります。
同一階層の場合、「上長メニュー」からお互いの日次勤怠などを確認することはできません。
「上長メニュー」から確認できるのは、自身の役職の配下に該当する役職の従業員のみです。
役職階層の設定方法
設定条件
本項では、はじめて役職階層を設定する事業者において、社長・人事部・営業部を以下のように設定する場合を例に説明します。
手順
- 「全権管理者メニュー」>「事業者」>「役職階層一覧」画面を開き、ステータスが「最新」と表示されている役職階層の「編集」をクリックします。
- 「役職階層( 〜 )を編集」画面で初期値で設定されている「社長」の右側にある「+追加」をクリックします。
- 「階層追加」画面の「所属する階層」に「社長」が表示されていることを確認し、「役職名」に「人事部 部長」と入力して「保存」をクリックします。
- 「社長」の下に「人事部 部長」が登録されていることを確認します。
- 続いて、「人事部 部長」の右側にある「追加」をクリックします。
- 「階層追加」画面の「所属する階層」に「人事部 部長」が表示されていることを確認し、「役職名」に「人事部 副部長」と入力して「保存」をクリックします。
- 「人事部 部長」の下に「人事部 副部長」が登録されていることを確認します。
- 同様に、「人事部 副部長」の下に「人事部 一般社員」を追加します。
- 次に、「営業部 部長」を追加するため、「社長」の右側にある「追加」をクリックします。
- 「階層追加」画面の「所属する階層」に「社長」が表示されていることを確認し、「役職名」に「営業部 部長」と入力して「保存」をクリックします。
- 「社長」の下に「営業部 部長」が登録されていることを確認します。
- 人事部と同様に、配下に役職を紐づけながら役職階層を設定します。
部署の新設や役職の変更など、社内体制に変更が生じた場合は、「役職階層一覧」画面の「+最新をコピーして新規追加」をクリックして新しく役職階層を作成します。
詳細はこちらの項をご参照ください。
役職階層が変更になった場合の設定方法
会社の組織改編などで役職階層に変更が生じた場合は、新しい役職階層を登録します。
以下の手順では、2025年4月1日から新しい役職階層を使用する場合を例に説明します。
- 「役職階層一覧」画面右上の「+最新をコピーして新規追加」をクリックします。
- 「役職階層を追加」画面の「役職階層の適用開始日」で新しい役職階層の適用開始日を指定し、「保存」をクリックします。
- 「役職階層一覧」画面で追加した役職階層に「最新」、以前の役職階層に「過去」と表示されていることを確認します。
- 追加した役職階層の「編集」をクリックします。
- 「役職階層(2025/04/01 〜 )を編集」画面で役職の追加や編集を行います。
ご注意
役職階層の編集・削除
「役職階層一覧」画面では、「最新」の役職階層にのみ「編集」と「削除」が表示されます。
「過去」の役職階層は編集や削除が行えないため、役職階層を変更する場合は、過去の役職階層に誤りがないかを再度ご確認ください。
役職階層の適用開始日
役職階層の適用開始日は、「最新」の役職階層の適用開始日の翌日以降の日付を指定する必要があります。
「最新」の役職階層の適用開始日と同じ日付や、過去の日付を指定すると、「役職階層の適用開始日は yyyy-MM-dd より未来の日付にしてください」というエラーメッセージが表示されます。
役職名の編集
新しい役職階層の作成時に「最新」の役職階層で直接役職名を変更すると、「過去」の役職名も変更後の名称で上書きされます。
「過去」の役職階層の役職名を変更したくない場合は、「最新」の役職階層で新しい役職を作成し、「過去」の役職と「最新」の役職を分けて設定してください。
役職の削除
「最新」の役職階層の適用期間中に従業員と紐づきがある役職の場合
「最新」の役職階層の適用期間中に従業員と紐づいている役職を削除しようとすると、「●●の役職は関連する従業員の異動履歴が存在するため、変更できません」というエラーメッセージが表示され、該当の役職は削除できません。
削除する役職に下位の役職が設定されている場合
削除する役職に下位の役職が設定されている場合、下位の役職も同時に削除されます。
例えば、「人事部 部長」を削除すると、配下の「人事部 副部長」と「人事部 一般社員」も削除されます。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。


よく見られているガイド
- 初期設定をしたいのですが、何から始めれば良いでしょうか?事業所の設定
- 有料プランの申し込み方法料金・プラン
- 勤怠確認画面について上長メニュー