マネーフォワード クラウド会計 お知らせ

消費税の端数処理設定の変更時に、登録済みの仕訳にも変更後の端数処理設定が適用されるようになりました

公開日:2022年12月13日

いつも「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

このたび、「事業者」画面の「端数処理」において、設定変更時の仕組みを変更いたしました。
これにより、対象の会計年度にすでに登録されている仕訳にも変更後の端数処理が適用され、消費税額の再計算が行われるようになります。

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追加機能の詳細

消費税の端数処理設定の変更時に、対象の会計年度にすでに登録されている仕訳に対しても変更後の端数処理設定が適用され、消費税額が再計算されるようになりました

変更前

これまで、「端数処理」の変更後に登録した仕訳にのみ、変更後の端数処理が適用される仕組みでした。

  • 具体例
    仕訳1の登録後に端数処理を「切り上げ」から「切り捨て」に変更し、仕訳2を登録した場合
    仕訳1・仕訳2
    仕訳1は「切り上げ」、仕訳2は「切り捨て」の端数処理が適用される。
    端数処理

変更後

今後は、「端数処理」の変更前に登録した仕訳に対しても変更後の端数処理が適用され、消費税額が再計算されます。
※対象の会計年度内に登録されている仕訳にのみ適用されます。

  • 具体例
    仕訳1の登録後に端数処理を「切り上げ」から「切り捨て」に変更し、仕訳2を登録した場合
    端数処理変更前
    仕訳1と仕訳2の両方に「切り捨て」の端数処理が適用される。
    端数処理変更後
ご注意
消費税の「仕入」の端数処理設定が「切り上げ」の場合、「消費税申告」>「申告情報」画面の計算方法のうち「仕入処理方法」を「積上げ」と設定するとエラーが発生します。
計算方法もしくは端数処理設定を変更してください。

消費税の端数処理設定の詳細につきましては、以下のガイドをご参照ください。
「消費税」の設定方法

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