
「外部共有の簡潔性」と「低コストでの運用」からマネーフォワード クラウド会計Plusに移行
CFO 公認会計士・税理士 奥山 智子様
コーポレート事業部 マネージャー 大古場 智恵子様
- 利用サービス
- 会計Plus
- 業種
- IT・メディア
- 事業規模
- 法人(11~50名)
会計事務所への経理業務委託から、上場を見据えて体制の内製化へ

代表 長田様:当社は旅行サービスを提供しています。ホテルをはじめパッケージツアーやレンタカー、高速バス、レンタルWi-Fi、オプショナルツアーといった旅行商品の料金比較機能(メタサーチ)を提供する旅行情報サイト「トラベルブック」を運営しています。旅行行動の中心となる予約アクションにフォーカスした横断検索ツールと、実用的な旅のガイドコンテンツを提供しています。旅行サービスでメタサーチメディアというと新しいサービスではありませんが、ユーザーの検索条件をもとにマッチする情報をプッシュ型で提案するような新しい価値・サービスを提供していく予定です。
現在、社員数は30名で、うち2名が経理財務領域を担当しています。経理担当の奥山が入るまでは、経理業務はアウトソースを活用しておりました。事業成長を優先していたため、業務管理は後回しになってしまっていましたが、上場を見据えてバックオフィスの体制作りを検討し始めしてから内製化を進めています。
「外部共有の簡潔性」と「低コストでの運用」からマネーフォワード クラウドへ切り替え

経理 奥山様:私はもともと監査法人で監査業務を行っていました。その後、投資ファンドで債権・事業投資に従事いていましたが、 リーマンショックを機に自身のキャリアを見直し、トラベルブックに転職しました。入社後経理財務領域の業務整理をはじめ、資金調達や予算管理など全般業務を行っています。監査法人での経験から、最終的なアウトプットイメージがあるため、いかに事業成長の妨げにならないよう整えていくか、そのバランスを考えながら進めています。 経理 大古場様:私は前職でベンチャー企業に在籍し、バックオフィスの体制が整っていない中で、いわゆる“1人経理”をしていました。転職活動中に求人サイトでトラベルブックを見つけ、上場準備に向けてこれから体制を整えていくと面接で聞き、自身が成長することを想像できたため入社しました。今は奥山と2名で体制づくりに取り組んでいます。
奥山様:私が入社するまではインストール型会計ソフトを利用していましたが、「外部共有を楽にすること」と「低コストで運用すること」を目的にマネーフォワード クラウド会計へ切り替えました。その後、上場準備に入るにあたり、監査法人より起票者と承認者がわかれているソフトを利用してほしいと指摘があり、マネーフォワード クラウド会計Plusへ切り替えました。
マネーフォワード クラウド会計でも金融機関・クレジットカート・各種サービスとの連携や仕訳学習機能により手入力が軽減され、ミスがなくなるため大変助かっていました。さらに、マネーフォワード クラウド会計Plusでは、ダブルチェック体制を強化できたり、コメント機能によりツール内でコミュニケーションが完結するなどますます便利になったと感じています。
また、外部共有の点では監査法人と税理士法人へアカウントを発行しています。リアルタイムでの情報共有が可能になり、データの受け渡しの手間が省けるので大変助かっています。機能面については、特に、監査法人から権限ログ機能が好評で、ツール内でログが見れることがポイントになっているようです。
大古場様:好みだと思いますが、私はマネーフォワード クラウド会計Plusで仕訳ごとに承認申請をするタイミングをコントロールするようにしています。起票したものをデータとして貯めておけるのが便利です。
奥山様:インストール型会計ソフトから移行する際は他社ソフトも検討しましたが、マネーフォワードの方がUIが良いと聞いていたのもあり、マネーフォワード一択でした。また、上場対応版の比較は移行の作業コストを考えて詳しい検討はしていませんが、要件を満たしているので問題はありませんでした。
完全リモート体制下でも、スムーズに移行と導入が完了
奥山様:移行するタイミングでコロナウイルス感染予防のための緊急事態宣言が発令され、出社ができなくなりましたが、特に大きな問題もなくリモートで移行作業と導入が終わりました。慣れるまで時間がかかると思っていましたが、思っていたよりもスムーズにできました。 不明点についてチャットサポートですぐに回答をいただけるなど、タイムリーにサポートしていただいています。また、開発要望も着実に改修をしている印象があり安心できると感じています。今後、より大きい上場企業もターゲットにしつつ開発を進めてほしいと思っています。 目先1年では3名体制にするかどうかを検討しています。チームメンバーにはこだわりたいと考えており2名体制でも耐えられるよう、会計業務の省力化がポイントになっています。クレジットカード連携と仕訳の学習機能により効率化されていますが、今後はクラウド経費・給与と連携により効率化を進めたいと考えています。

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