
マネーフォワード クラウドを通じて「経営の見える化」を実現。更なる攻めのコーポレート作りを
コーポレート部門 川内谷恵様
- 導入サービス
- 会計 請求書 給与
- 業種
- IT・メディア
- 事業規模
- 法人(11~50名)
経理担当者の「使いやすさ」が決め手となり、マネーフォワード クラウドを導入
ーー株式会社アダコテックの事業について教えてください。
河邑様:当社は、産業総合研究所という日本最大級の研究所からスピンアウトしてできたテクノロジーベンチャーです。製造業の工場における「検品作業」をAIによって自動化する画像解析のソフトウェアを提供しています。
ーーマネーフォワード クラウドの導入のきっかけはなんですか?
河邑様:ビジネスの拡大に伴い人数が増えるタイミングで、経理業務を内製化したいと考えたからです。もともとは税理士に記帳業務を丸投げしていたのですが、PDFで試算表などが送られてくることもあり、細かいところまで手元で経営数字を把握できていませんでした。内部統制という観点からももう少しスピーディーに会社の数字を見れるように、また、税理士に丸投げするのにもコストがかかっていたため、経費の削減も視野に入れて導入を考えました。

ーーマネーフォワードへの決め手はなんでしょうか?
河邑様:経理担当者にとっての、会計ソフトの使いやすさですね。
川内谷様:他の会計ソフトもいくつか使ったことがあるのですが、マネーフォワードが一番使いやすかったです。入力が簡単で、複雑な取引もスムーズに管理できると感じました。
ーーマネーフォワード クラウドの導入の流れについて教えてください。
川内谷様:マネーフォワード クラウド導入のタイミングで顧問税理士を変更したので、前の税理士から預かっていた仕訳などのエクセルデータを新しい税理士に渡しました。マネーフォワード クラウドの設定画面からインポートすることですぐに切り替えができ、会計ソフトの移行はものすごくスムーズでしたね。現在はマネーフォワード クラウド会計に加え、マネーフォワード クラウド請求書とマネーフォワード クラウド給与も活用しています。
河邑様:導入の際はマネーフォワードの担当の方が親切で、「わからないことがあったら何でも言ってくださいね!」と言ってくださったので、時間がかかったり、つまずいたりしたことは特になく、スムーズに導入することができました。
クラウド上での管理により、「経営の見える化」を実現
ーーマネーフォワード クラウドを導入して、どのように会計業務が変化しましたか?

川内谷様:これまでの会計業務は、請求書や通帳などを税理士に共有するために書類をスキャンしてPDF化し、メールで送付していました。マネーフォワード クラウド会計導入後は私自身が仕訳を入力して、税理士とはGoogleドライブで書類を共有しています。クラウド会計のデータ連携機能を利用すると、銀行やクレジットカードの取引データを自動取り込みすることができるので、簡単に仕訳登録ができます。
河邑様:私自身は、クラウドの導入により「経営の見える化」が進んだように感じます。経理担当者に聞かなくても、「何にいくら使ったのか」というのが見ればわかるようになり、結果的に無駄なコミュニケーションが減りました。また、取引履歴が時系列順に見れるので、管理している側としてはわかりやすく、ストレスがないですね。
ーー請求書発行や給与計算は、導入前後でどのように業務が変化しましたか?
川内谷様:導入前は請求書発行業務をExcelで行っていました。作成した請求書をPDFにしてから印刷してハンコを押していたので手間がかかったり、バージョン管理が煩雑であったため、売上の計上でミスが起こりそうになったりしたこともありました。
マネーフォワード クラウド請求書を使えば、見積書作成から請求書発行、お客様への送信までを全てクラウド上で簡単に行うことができるので、誰でも使いやすく、とても便利ですね。従業員からも使いやすいという反応をもらっています。
川内谷様:また、以前の給与計算はExcelの勤怠表を社労士に渡し、社労士から計算結果を共有してもらっていたため、アウトソーシングするコストがかかっていました。さらに、給与明細を社労士から紙で受け取っていたので、コロナ禍によるリモートワークの状況下では、従業員に渡しきれないこともありました。
マネーフォワード クラウド給与の導入によって給与計算も内製化することができ、コストも削減できました。また、給与明細もマネーフォワードの明細PDFを利用することにより、毎月確実に従業員に送ることができています。
バックオフィスは「バック(裏方)」ではない~攻めのコーポレートづくりを~
ーー最後に、株式会社アダコテックが目指すバックオフィスの理想像を教えてください。
河邑様:二つあります。一つ目は、事業に100%の労力で向き合えるくらい、バックオフィスがストレスなくまわり、何も起こらないことです。二つ目は、経営改善の中で、数字をもとに資金調達やコストの使い方を考えられる攻めのバックオフィスもつくっていきたいと思っています。私は「バックオフィス」は「バック(裏方)」ではないと考えています。当社もバックオフィス部門ではなくコーポレート部門と名付けたのですが、マネーフォワード クラウドを使って攻めのコーポレートをつくっていけたらと思います。
公開日:2021年5月13日 公開当時の情報となります

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