機能の拡張性とUI/UXが決め手。手厚いサポートで移行もスムーズに
- 導入サービス
- 会計PlusERP
- 業種
- 介護・福祉・医療
- 事業規模
- 法人(1001名以上)
CFOを歴任、日本ホスピスに入社し上場準備の体制作り
日本ホスピスは、末期がん患者と難病の方を対象としたホスピス住宅を中心に、訪問看護・訪問介護を組み合わせた緩和ケアサービスを提供しています。病院が急性期医療などの「治療」を主な役割として担うことを求められている環境で、治療を終えられた方の行き場が少ないのが現状です。そのような中で、多くの方が最後の時間を家族と自宅で過ごしたいと考えていますが、現実に自宅で看護・介護を行うには、家族の負担は決して小さくありません。そこで、当社グループの運営するホスピスという「場所」を提供することで、どうしても負担のかかる専門的なケアをプロに任せながら、患者様とご家族にとって大切な最期の時間を過ごしていただきたいと考えています。
また、働く側にとっても、当社はホスピスという場所に集まってケアサービスを提供するので、一人で訪問し、判断や責任が求められる在宅型の訪問看護、訪問介護と異なり、チームとして働くことが可能です。看護師や介護士が、それぞれ支え合って、一人ひとりの負担を軽減し、従業員にとっても働きやすい環境を作っています。
私は、もともと会計士として監査法人で勤務していました。その後、縁があって米国シリコンバレーの医療機器メーカでCFO/CEOを経験して、日本に帰ってきてからは、国内上場医療機器メーカにて、執行役員COOとしてエンジニアと一緒に研究開発・製造を行ってきました。日本ホスピスには4年半ほど在籍しています。IPOメンバーを募っていたこと、社長が創業者でとてもユニークだったことで入社を決め、社長と約束した第一目標が東証マザーズ上場でした。
入社当時は経理財務部門もなく、会計事務所に全て委託していたため、上場準備を機に、経理部メンバーを採用して体制を作るところから始めました。上場準備の過程では様々なことがありましたが、2019年3月に東証マザーズに上場することができ、現在は経理機能をホールディングスに設置し、グループ会社2社を含めた管理を5名体制でおこなっています。
他社ソフト更新を機に、マネーフォワード クラウドへの移行を選択
もともと他社のクラウド会計ソフトを利用していましたが、良くも悪くも会計に特化し、機能が限られていました。そこで、ライセンス更新をきっかけに機能の拡張性があり開発スピードが早いと聞いていたマネーフォワード クラウドへの移行を考え始めました。機能の拡張性は、具体的にはデータ出力時の加工や、取引先毎の経費分析などです。経営への提言などに、もっと会計データを活用していきたいと考えていましたので、先を見据えて必要になってくる機能の揃った会計ソフトに移行できればと思っていました。
マネーフォワード クラウド会計Plusに決める前にツール選定を行いました。具体的には、もともとクラウド会計ソフトを利用していたため「クラウド会計」に絞った上で、私と財務経理部長で各社比較しました。他社さんからのお話も頂いていましたが、マネーフォワード クラウドはコスト面でかなりお得感がありました。
また、ベンチャーでIT系の人材も少ないので、できるだけシステムを持たずに、手をかけることなく運用できることも考慮していました。マネーフォワード クラウドは複式簿記に近いUIなので、経理経験のあるメンバーが抵抗感なく使いやすかったのも決め手になりました。
画面も見やすく、必要なものが直観的に操作できるので、初めて触るメンバーでも違和感なく扱えると感じています。また、現在6割~7割程度のテレワークを実施していますが、クラウド利用だからこそ、問題なくテレワークにすぐに対応できたのもよかったです。
手厚いサポート、1か月で過去5年分の過去データを移行完了
導入サポートとデータ移行の両方をお願いしましたが、営業担当や導入支援などマネーフォワードの方々はメールの返信がいつも早く、問い合わせに対しても非常にスピーディーに回答してくれて、サポートが手厚かったです。
1か月程度で5年分の過去データの移行が完了しました。以前使っていたソフトのデータには少し癖がありましたが、おかげさまで問題なく移行できました。
また、開発のスケジュールが思っていたよりもずっと早く、随時更新やリリースが行われていてスピード感を感じています。使い始めて間もないですが、これからさらに機能が追加されることを期待しています。
※掲載内容は取材当時の情報です。
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