API連携で不良債権の発生から弁護士への相談まで一気通貫できる人工知能サービスの提供
森垣 昭様
- 導入サービス
- 請求書
- 業種
- IT・メディア
- 事業規模
- 法人(11~50名)
・中小企業が抱える課題の第1位は不良債権の回収。気付いていても相談先がなく、そのまま放置されていることも多い。
評価
・マネーフォワード クラウド請求書のAPIと連携し、未回収になっている請求書をいち早く検知。弁護士など専門家にスムーズに相談できるサービスを提供。中小企業のビジネスリスクを軽減。
不良債権をリアルタイムに発見できる人工知能サービスSHARES
中小企業の財務状況分析からスタート
当社では、中小企業の成長を支援するという方針のもと、経営支援ツールとしてSHARESという人工知能を搭載したクラウド型のサービスを2015年から提供しています。人工知能は会計データをもとに各利用企業の財務状況を分析しますので、源泉徴収の支払い時期など定期イベントの通知はもちろん、自社の状況に即した助成金や資金調達のタイミングなどビジネスを拡大するためのヒントを知ることができるようになります。
不良債権の検知から弁護士への相談まで
一方、中小企業の方たちの悩みの1位は、債権回収であるという調査結果があるように、債権回収案件の発生に気づけないことや、回収業務のコスト的な負担は大きな課題です。また、顧問弁護士や司法書士がいる中小企業はまだまだ少数であり、問題をそのまま放置されている方も少なくありません。そこで、2016年1月よりマネーフォワード クラウド請求書のAPIと連携し、不良債権回収の負担を軽減するサービスを開発しました。これにより、利用企業は、未入金の請求書があれば、メールで通知を受け取ることができ、かつ、SHARES上で弁護士や司法書士に都度相談することができるようになります。SHARESで専門家に相談すると、複数の専門家から1時間以内に見積もりの返信を受け取ることができるため、多忙ななかでも安心して相談いただくことができます。
マネーフォワードのクラウドサービスへの思いに共感
マネーフォワード クラウド請求書と連携させようと思ったのには、APIが公開されていたということはもちろんですが、マネーフォワード社の考え方に共感したためです。
マネーフォワード クラウド請求書のトップページには、画面上部に開発者の方へという目立つリンクがあります。クラウドにより情報をつなぎ、よりユーザーにとって利便性を高めていきたいという思いが感じられました。今後は、会計や給与、経費といったプロダクトでもAPIを公開してもらい、一層の中小企業支援を一緒に充実させていけるといいですね。
SHAREShttps://www.shares.ai
今回の導入サービス
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