「経験がモノを言う」時代から「画面を見れば誰でもできる」時代へ
株式会社博善社 北島 忍 様、本九町 佳文 様
株式会社SRA/Seven Rich会計事務所 服部 峻介 様
株式会社Seven Rich Accounting 菊地 正人 様
- 導入サービス
- 会計
- 業種
- その他の業種
- 事業規模
- 法人(301~500名)
昔ながらの紙ベースが続いた結果、効率が悪くなっていた
――博善社様の事業について教えてください。
博善社 北島様:創業50年を超える、札幌の老舗葬儀社です。札幌市内に5つの斎場を持ち、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが多数在籍し、家族葬から社葬までお客様のあらゆるニーズに対応しています。
――葬儀社のバックオフィス業務のビフォーアフターを伺えるのを楽しみにしていました。
北島様:以前はすべてにおいて手書きのアナログで、セブンリッチさんもおそらく見たことがなかったんじゃないかと思うくらいに旧式でしたよね。
株式会社Seven Rich Accounting 菊地様:クラウド提案とは言わずとも、会計や給与ソフトの提案をする事務所はあると思うのですが、博善社様はそういう事務所に出会えずに、昔ながらの紙ベースの方法が続いてきた結果、二重・三重に記入しているなど効率が悪くなっておりました。
会計事務所・コンサル会社はクライアントのバックオフィス業務に触れる機会もありますし、貢献できることは会計・経理だけにとどまってはいけないと考えています。
セブンリッチ会計事務所 服部様:札幌出身で東京に本社を置く身としての実感ですが、北海道は東京に比べて「IT化・クラウド化」のスピードに差があります。北海道発のベンチャーやIT企業も少ないですし、新しい情報に触れにくい環境なのかもしれません。
後ほど話に出るかと思いますが、社労士の方からマネーフォワード クラウドを聞かされた北島専務のように、誰かがその良さを実感すれば、その方の繋がりの中で良いものは広がっていくことでしょう。私も地元を良くするために、ITに明るい事務所という強みで貢献したいと思います。
「クラウドは未知で不安もあったが、どうせやるなら最先端にチャレンジしよう」
――“アナログ”だったとのことですが、IT導入のきっかけとマネーフォワード クラウドを選んでくださった理由を教えてください。
北島様:経理担当者の代替わりがきっかけです。バックオフィス業務のすべてを見ていた前任者から私が引き継ぐことになりましたが、会計と請求書は3枚綴りの複写式伝票で手書き、給与は控除するものを調べてから電卓で計算する…。それまで私が外回りで畑違いだったこともあると思いますが、もう苦しくて苦しくて、「何とかならないの!?」と思いました。
それでいろいろな方に相談していたところ、ある社労士の方からマネーフォワードのことを聞きました。その方の事務所でマネーフォワード クラウドを使い始めたら、素晴らしく便利だとおっしゃっていて。
そして、別のつながりの中でご紹介を受けたセブンリッチの服部さんからも、マネーフォワード クラウドという名前が挙がったので、もうこれはひとつの流れなんだと思いました。クラウドなんて未知の世界ですし、不安は大きかったのですが、どうせやるなら最先端にチャレンジしてみようと。それで、セブンリッチさんにコンサルティングを受けながら、少しずつ把握していこうとしているところです。
服部様:たとえクライアントがコンピューターやITに疎くても、会計事務所やマネーフォワードさんのようなITベンダーといった「周り」のサポートが厚ければ、何の問題もないと思います。
北島様:サポートといえば、先ほど話した社労士の方が、紙ベースからマネーフォワード クラウド会計に移行経験のある方の一時派遣を取り計らってくださったのですが、一時期間だけでなく当社に入社してもらうことになりました。それが本九町です。
バックオフィス業務は、「経験がモノを言う」から「画面を見れば誰でもできる」へ
――「マネーフォワード クラウド」で便利になった点をお聞かせください。
博善社 本九町様:以前の「経験がモノを言う」処理から、今は「画面を見れば誰でもできる」処理になったと思います。
請求業務では、お客様コードが頭に入っているベテランでなくても、請求書をスムーズに発行できますし、会計にも連動していくので手書き作業が不要になりました。仕訳業務では、摘要の検索が簡単で早いところが便利です。給与計算は、保険料計算が自動になって今のところ順調です。あとは年末調整がうまくいけば良いなと思っています。
北島様:紙ベースだったときは、売掛と給与で困っていました。今は誰でも同じように作業できて、スムーズになりました。
――会計事務所のお立場で、クラウドソフトの中で「マネーフォワード クラウド」シリーズをどう評価されていますか。
服部様:プロダクトが大事なのは当然ですが、それだけが選ぶポイントではないです。「便利で、速くて、正確で、手間がかからないもの」はどこのベンダーも目指すところで、似通っていくものだと思うからです。
最終的に何が決め手かというと、「人」です。クライアントのみなさんにも「『人』で決めた方がいいですよ」と伝えています。マネーフォワードは、営業だけでなく「中の人」も含めてイケてる人ばかりなので、安心して一緒にクライアントのところに行きたいと思えます。
――業務効率が上がって、今後取り組みたいことはありますか
北島様:誰でもスムーズに作業できるようにマニュアル化を進めていきたいですね。そうすることで、例えば経理しか経験のない人でも適性や希望によって、配置転換することが柔軟にできると思います。
今はお通夜や告別式を行わない「直葬」が増えてきているなど、葬儀のニーズも変わってきています。しかし弊社では直葬ではなく、故人やご喪家の気持ちに寄り添った葬儀、親しかった方の弔意に寄り添った供花の送り届けを行っていきたいと思います。そのような心のこもったお手伝いのできる人材を今後も育成していきたいです。
今回の導入サービス
厚生労働省認定の 1級葬祭ディレクターが多数在籍。大切な方との最後のお別れのときを、まごころ込めてお手伝いします。
東京と北海道の約40名体制で500以上のクライアントとともに成長中。
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