

今回はマネーフォワード クラウド経費、マネーフォワード クラウド債務支払、マネーフォワード クラウド債務支払BPO 請求書受取起票プランを導入し、経費精算および請求書処理業務の効率化を実現した、製菓・製パンメーカー向けの食品香料、原材料の製造販売、輸入販売を行うナリヅカコーポレーション様の事例を紹介いたします。
目次
本事例のポイント
はじめに、本事例における導入前の課題と、マネーフォワード クラウド活用のポイントを以下3点にまとめました。
1.経費精算はExcelに申請内容を入力し、領収書を同封して郵送するという流れのため、手間がかかっていた
マネーフォワード クラウド経費の導入で、領収書を写真で撮り、業務の合間に経費申請を行うことが可能に
2.紙で届く請求書のスキャニングとデータ化に手間がかかっていた
マネーフォワード クラウド債務支払BPO 請求書受取起票プランを採用したことで、請求書の受取りと開封、スキャニングをアウトソーシングでき、手間と時間を削減
3.取引先から送られてくる請求書を手作業で分けており、仕訳に手間がかかっていた
マネーフォワード クラウド債務支払の導入で、システム上で仕訳が可能に
導入前の課題:紙での経費精算・請求書処理で全社的に業務負担がかかっていた
本社経理部、営業オフィス、製造工場と3拠点で経理業務が発生している同社では、経費精算・請求書処理をすべて紙で行っていたことで、以下のような課題を抱えていました。
課題①本社経理部は紙とExcelを用いた経費精算・請求書処理に手間がかかっていた
・本社経理部では、営業オフィスから届く経費精算の申請書、工場や取引先から届く請求書を目視で確認し、Excelの総合振込フォーマットへ手入力する作業が負担に
・取引先から送られてくる請求書のスキャニング・データ化にも手間がかかっており、1か月のうち約2日はスキャニングに時間を消費していた
課題②経費精算を行う営業オフィス、請求書を扱う製造工場にも、紙処理による業務負荷が発生
・営業現場の経費精算は、月末にExcelに勘定項目と金額を入力し、領収書を同封して本社に郵送するという流れで、外回りをしている社員にとっては丸1日かかる業務だった
・請求書の7割近くが届く工場では、請求書の内容をExcelに集計して本社に郵送する手間があったほか、取引先のミスで工場ではなく本社に請求書を送付されることもあり、請求書の一括管理にも課題があった
導入検討のきっかけ
経理と現場の両方で課題を抱えていたなか、電子帳簿保存法(以下、電帳法)への対応をきっかけに、経理業務のDXを目指してツールの導入を検討することになりました。
マネーフォワード クラウド導入の決め手:営業担当の親身な対応、ツールの使い勝手、導入までのスピードが決め手に
3〜4社の請求書受領サービスや経費精算サービスを比較検討し、マネーフォワード クラウド経費、マネーフォワード クラウド債務支払、マネーフォワード クラウド債務支払BPO 請求書受取起票プランの導入を決定。導入の決め手は以下の点でした。
営業担当の対応が親身だった
販売代理店が営業を行う他社ツールとは異なり、マネーフォワード社の営業担当者は「大丈夫です、任せてください」という熱心な姿勢で、特に経理業務の大変さやユーザー側の悩みを理解している印象を受けた
ツールの使い勝手が良かった
すでに導入していた他社の会計ソフトとCSV連携し、支払いまでできること、電帳法に対応していること、工場や営業の現場社員でも操作できることなど、使い勝手が良かった
導入までのスピードが早かった
当時の電帳法対応の期限が迫っていたこともあり、上記のメリットがあり、かつ3か月で導入できるマネーフォワード クラウド経費の導入を決定。更に1年後にマネーフォワード クラウド債務支払を導入し、その後マネーフォワード クラウド債務支払BPO 請求書受取起票プランを契約
導入後の効果:本社経理部をはじめ、営業、工場と全社的な経理業務の効率化を実現
マネーフォワード クラウドを導入した結果、以下のような効果がありました。
効果①本社経理部0.5〜1人分の業務を効率化し、ペーパーレス化も実現!
・マネーフォワード クラウド経費、マネーフォワード クラウド債務支払を導入したことで、書類の目視確認やExcelへのデータ入力がなくなり、業務が大きく効率化。特に紙の請求書がなくなったことで、工場に請求書内容を確認する際もマネーフォワード クラウド債務支払の管理画面を開きながら会話でき、遠隔地との業務が楽になったほか、過去の請求書検索もすぐに行えるようになった
・マネーフォワード クラウド債務支払BPO 請求書受取起票プランの採用により、請求書の受取りと開封、スキャニングをまるごとアウトソーシングでき、手間を削減できた
効果②営業オフィスの経費精算、製造工場の請求書処理も効率化
・営業オフィスの経費精算は、以前のような領収書の取りまとめが不要となり、業務の合間に領収書を読み取っていつでも申請を上げられるようになった
・工場では請求書をシステム上で確認可能になったことで、Excelに情報を手入力する手間が削減されたほか、以前は仕訳の際に請求書を内容ごとに手作業で分けていたが、現在はマネーフォワード クラウド債務支払上で仕訳ができ、業務が効率化された
まとめ
今回は、マネーフォワード クラウドを導入し、経費精算、請求書処理業務を効率化した事例を紹介いたしました。
導入を行ったナリヅカコーポレーション様は「マネーフォワード クラウドというツールは、業務に合わせて運用を変えていけるような、使う人の自由度が高いシステムだと思っています。経理だけでなく、工場の現場社員も、営業の社員も、マネーフォワード クラウドの導入によって本来注力すべき業務に注力できるようになりました。」と語っています。
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