会計事務所向けの会計ソフトの選び方・比較すべき項目

作成日:2024年3月18日

会計事務所が会計業務の効率化を進めるべき理由

会計事務所では法人・個人に対し、税務・会計業務とそれに付随する業務を提供しています。そのうち、バックオフィス業務として行っているのは記帳代行や決算業務、税務申告があり、特に記帳代行は会計事務所における日々のメイン業務となっています。記帳代行で行う取引量は非常に多く、正確性とスピードが確保されなければなりません。 

決算期には、会計年度の決算業務を行います。日々の記帳代行で作成した会計帳簿をもとに、貸借対照表や損益計算書を作成する業務です。年次決算はすべての企業にとって必要であり、会計事務所は期日を守り、正確に決算業務を行わなければなりません。

決算業務のあとには、決算書をもとにした税務申告書の作成が控えています。2〜3月は個人の確定申告、5月は法人の確定申告があり、多忙を極める時期です。

これらバックオフィス業務を正確かつ期日を守って処理するためには、業務の効率化が欠かせません。

会計事務所において会計業務で悩みがちなポイント

売上の記帳を効率化したい

売上の記帳を効率化したい


会計事務所のメイン業務である日々の記帳代行は、クライアントから受け取った領収書や請求書などの資料をもとに、正確に記帳していかなければなりません。大量の取引を記帳するためには、効率良く処理できる会計ソフトが必要です。

会計ソフトは「クラウド型」や「インストール型」などに分かれますが、複数の記帳業務を行う会計事務所では、記録をインターネット上に保存してスムーズな会計処理ができるクラウド型が適していると言えるでしょう。

経費精算ソフトや請求書ソフトと連携したい

経費精算ソフトや請求書ソフトと連携したい


会計事務所では、経費精算や請求書作成・発行など、自社の業務も行わなければなりません。日々の記帳代行や決算業務と並行して行うのは手間や時間がかかります。

経費精算ソフトや請求書ソフトと会計ソフトを連携できれば、データを自動取得して集計するため、データ入力の手間がなくなります。効率的な管理ができるでしょう。

他拠点やクライアントと数字をリアルタイムで連携したい

他拠点やクライアントと数字をリアルタイムで連携したい


会計事務所では、他拠点やクライアントと情報をやり取りする機会が多々あります。その都度メールや紙で連絡を取り合うのは時間がかかり、迅速な事務処理ができません。

クラウド型の会計ソフトによりオンラインで連携し、リアルタイムに情報を共有できれば、業務がスムーズに進みます。緊急を要する場合にも、適切に対応できるでしょう。


申請者も承認者も経費精算処理の時間を削減

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会計事務所の経理担当者が会計ソフトを比較する際のポイント

記帳や仕訳の自動化

複数のクライアントにかかる記帳代行業務には、取引の入力業務に膨大な時間を要します。そのため、会計ソフトを選ぶ際は、記帳や仕訳を自動化できる会計ソフトを選ぶとよいでしょう。

領収書やレシートなどの資料を読み取ってデータ化し、そのまま会計ソフトにインポートできる自動記帳の機能があれば、データの入力・仕訳業務を大幅に効率化できます。

経費精算ソフトや請求書ソフトと連携する機能

会計事務所の経費精算や請求書作成・発行の業務を効率化するには、経費精算ソフトや請求書ソフトと連携できる会計ソフトを選びましょう。

経費精算ソフト・請求書ソフトと会計ソフトを連携することで、入力した経費や請求データをそのまま会計ソフトの仕訳データに反映できます。会計ソフトに手入力する二重入力の手間がなく、入力ミスの削減が可能です。

他拠点やクライアントとリアルタイムに数値共有

業務効率を改善するためには、他拠点やクライアントとリアルタイムに情報や数値を共有できることも大切です。オンライン上でデータを共有できるクラウド型の会計ソフトであれば、離れた場所でもデータの確認や数値の入力・修正などができます。お互いにすぐ変更内容を確認できるのもメリットです。

すぐに最新データを確認することで、大幅な業務の効率化が図れるでしょう。


外食業界にも対応!マネーフォワード クラウド会計

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会計事務所の担当者様の参考となる会計ソフト導入事例

社会保険労務士事務所アルモニー様の事例

社会保険労務士事務所アルモニー様の事例

開業当初、会計の知識がなかった社会保険労務士事務所アルモニー様は、会計業務を自動化するためにクラウド会計を導入しました。自動仕訳は便利な反面、内容が正しいか不安を感じたため、結果をチェックする作業が新たに発生したそうです。

その後、会計ソフトを「マネーフォワード クラウド会計」に移行したところ、仕訳精度が高く、ダブルチェックも不要になりました。

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合同会社リーツ様の事例

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合同会社リーツ様は法人設立当初、新たに経理担当者を採用するか悩んでいました。その後、依頼した顧問税理士にすすめられたのが「マネーフォワード クラウド会計」だったそうです。

導入後は新たに経理担当者を雇用せずに会計業務をこなせており、特に「通帳の明細の自動取得」「場所を選ばずデータ確認が可能」「顧問税理士とオンラインで共有」の3点が気に入っているそうです。

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弁護士法人ファースト法律事務所様の事例

弁護士法人ファースト法律事務所様の事例

弁護士法人ファースト法律事務所様は顧問契約を結んでいる企業が50社以上あり、毎月請求書作成業務に2時間以上かかっていました。しかし「マネーフォワード クラウド請求書」を導入して「毎月自動作成機能」を使ったところ、請求書を作成する手間がなくなったそうです。

顧問先の企業情報を初回設定するだけで、作成設定日に自動で請求書ができるため、請求業務がほんの数分で終わるようになりました。

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会計業務の効率化に関する参考資料

  • 電子帳簿保存法 対応まるわかりガイド

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    電子帳簿保存法の概要や対応チェックリスト、具体的な対応方法についてご紹介しています。電子帳簿保存法の対応に向けて、情報収集やサービス導入を検討されている方にぜひご覧いただきたい資料です。

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  • インボイス制度・電子帳簿保存法の対応ガイド

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    制度概要は理解したものの、具体的な対応方法についてお悩みの方も多いのではないでしょうか。 本資料では、制度施行後の会計業務の変化や、制度の対応方法について紹介しています

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    「マネーフォワード クラウド会計」の基本的な機能はもちろん、サポートの内容から導入事例まで詳しくご紹介しています。サービス導入を検討されている方にぜひご覧いただきたい資料になります。

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